2009年 06月 02日
Tunamerica@Shinjuku, Tokyo
行ってみましたTUNA- Tunamerica プエルトリコ産のツナ。

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東京公演は、NPOのインパクト・ラティーノ主催のラテンアメリカ・フェスト"Encuentro Cultural Latino"のゲスト。

コンサートは昼の部、夜の部に分かれていて、昼はブラジル(カポイエラ)、メヒコ(ベラクルスとチアバスのダンス)、チリ(イースター島のダンス)、夜の部はペルー、メヒコ、アルヘンティーナのダンスを楽しめるプログラム。そして、スペインからのゲスト(カルロス・ソラーノ、セサル・ベルダ)とプエルトリコからのTunamericaが加わる形。


主催のインパクト・ラティーノさんに「Tunamericaは昼、夜どっちに出るんですか?」と確認すると「両方でますよ」との事。うーん、夜はちょっと予定があるし、昼にしよう。ということで昼の部へ。

◆◆◆


午後3時開演。入り口で「昼の部にもTunaが出ますよね」と確認をして入場。

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トップのカポイエラ、そしてメヒコ、そしてチリと続く。なかなか楽しい。ここで休憩を挟んで後半へ。

後半はスペインよりのカルロス・ソラーノや日本で活躍するホルヘ・ディアス。いやー、コプラも良いわ。(→詳細は別のページで)。さていよいよ、最後がツナメリカかと思っていると。


「ほんとうに今日はありがとうございました。また11月にお会いしましょう」と司会の人のシメのあいさつ。。。


あ、あ、Tuna、昼はでないの??あ、幕が閉まってゆく・・・・orz

終演後スタッフの人に問い合わせると

「すみません、トラブルで今、新宿駅に着いたらしく、現在こっちに向かっているみたいです」

うーむ、さすがプエルトリコだけのことはある!やるわぁ。パチパシ!
いや、感心してる場合じゃない。ああ・・・


がっくりしていると、主催者の方が

「あの、よろしかったら夜の部にご招待しますよ」と言ってくださった。やった!なんと、やさしい!ついてる!

◆◆◆


あわてて、夜の予定を一挙にキャンセル手配。開演の7時まで、軽くメシだな。会場で一緒になったLさんと近くのモス・バーガーでだべっていると、突然入口のほうから


「(西語)あー、セニョール、ビールありますか?」 

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見ると、頭に「日本」と漢字で書いた日の丸付きの鉢巻きを締めて、紋付を着たあやしい(忍者風)ぶっとい男どもが10人以上で入口を閉鎖中。

出たー、プエルトリコTUNA軍団!
TUNAの衣裳の"ベカ"(写真では紫色の肩掛け)が紋付のよう。

店員さんは英語をしゃべらない異常な風体の集団に明らかに、びびっている


「(プエルトリコ旗を振りつつ接近)あー皆さん、何人ですか?席があるか調べてもらいますよ」

TUNA1「Que sorpresa, nuestra bandera!えーと全部で15人くらい」

「あやー、半分くらいなら行けるけど全員はムリだよー」



結局数人が中に入り、残りはどこかへ行ってしまった。やれやれ、TUNA親爺の為にメニューの手伝いを。

TUNA1「アグアカテ(アボカド)のバーガーか、めずらしい。」
TUNA2「ダイエット・コーク。え、ないの?日本ってどこにも置いてないのかねぇ」

とかやってると、また入口の方から不穏な声が:

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「おーい、そこの酒屋でビール買って来たぞ」



見ると手に手にビールぼ中瓶やらロング缶をもったTUNA軍団が店に侵入中・・・。

店員「(日本語)あ、酒類のお客様持ち込みは・・・」








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あやー、君たち持ち込みはだめなのよ。ほら外で飲みましょう。

TUNA3「おお、あんたプエルトリコ人?(んな訳ないだろ)、まあ飲もうよ」

早速店の前で酒盛り。


TUNA5「日本のビール美味いねえ。この"スーパー・ドライ"っての気に入ったよ。一本、ほら」
「あ、すんませんね。いやー、Medallaもいいけどアサヒも美味いからね」
TUNA5「おい、みんなMedallaだってよ。がはははは」
「つまみはチチャロンがいいよね。♪チチャロン・デ・バヤモン♪」
TUNA軍団「がはははは、なんだよこいつ」


一挙に路上宴会モードに。ありがたいね、ボリクアにみんなは。すぐに友達付き合いしてくれる。通行人はあやしい風体の軍団をめずらしそうに見ながら通り過ぎてゆく。

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ビールがなくなったやつから順番に店に入り、今度は店でビールをどんどん注文。バーガーもがつがつと平らげる。しかし、皆さん、本番はあと1時間後だけど、良いんですかい・・・。

◆◆◆

そうこうしている内に、8時近くに。音楽監督Fluttiが今日の曲順を皆に伝える。おお、唯の酔っ払いかと思ったけど、さすが締める。

店から会場まで戻る途中、Tunaの事をいろいろ教えてくれる。ありがたいね。



会場に戻ると、既に前半の部はほぼ終わりかけ。メヒコのダンスを見て休憩時間に。
ここで友人のS川さんと合流。三人でプエルトリコ旗を用意して後半の部が始まるのを待つ。




幕が上がるとあの軍団がビシッとならんでいる。おお、かっこ良いじゃない

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スペインのトゥナと明らかに違うのは楽器編成。クアトロやグィロが入っているところだ。その分バンドゥリアが少なく、リュートもない。







◆◆◆


さて曲が始まった。おお、さっそくプエルトリコ!そう1曲目は"Mi Jaragual"
イスマエル・リベラの軽快なリズムの楽しい曲。間に"Carnaval de San Juan"のお約束のフレーズが歌いこまれる。ははは、プエルトリーコ!

Ismael Rivera-Mi Jaragual
http://www.youtube.com/watch?v=qtktP0Xdgyg


二曲目はウルグアイの名曲"Candombe para Jose"

ILLAPU - CANDOMBE PARA JOSE チリのグループILLAPUのヒット
http://www.youtube.com/watch?v=4nM1RcSBrJI


三曲目はカルロス・ビベスのヒット"La Tierra Del Olvido"。コロンビアーノだけじゃなくてもこれは歌っちゃうなあ。やっぱし会場のラティーノから手拍子だけじゃなく歌が入る。

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Carlos Vives - La Tierra Del Olvido
http://www.youtube.com/watch?v=0r3RbeYSeoU

♪Tu tiene la llave de mi corazon, yo te quiero, mas que mi vida por que sin tu amor yo me muero♪いい選曲。

メイン・ボーカルのAngelitoの声がとても良い。高くてつやがある。

四曲目はEl Toro y la luna。これもラテン圏では昔から有名な曲。これもコプラでよく聴く名曲。
El toro y la Luna Luis Alberto del Paraná
http://www.youtube.com/watch?v=UvKWVQbwPic


しかし皆の知ってる曲で会場をつかみ、ギャグをちりばめてぐっと引き寄せる。
しかし、この演芸の基本を持ってるところがプエルトリコだねえ。

そして次はペルーの名曲"Flor de la Canela"。チャンブーカルチャ・レジェスも皆歌ってますね。Que viva Peru!

Lucha Reyes - La Flor de la Canela (©1970)
http://www.youtube.com/watch?v=Re8k27QlJus

Chabuca Granda - La Flor de la Canela
http://www.youtube.com/watch?v=5BhFgTy_3VI

ここでメンバーの一人"Cookie"が会場から一人の女性を引っ張り出してステージへあげ、椅子に座らせる。
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そして全員で彼女に対してささげる「ベサメムーチョ」





飽きさせないねえ。あっという間に持ち時間一杯となり、司会が次のプログラムへ導くけど、会場からOtra(アンコール)がかかる。あわてて最後にアップ・テンポの曲で締めくくり。旗手のCookieが大きい旗を振りかざす応援団風のワザを見せ、マントと対抗。

めでたくTunamericaのステージは終わったのでした。

◆◆◆

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Tunamericaの後はスペインからのカルロスのコプラで夜の部が幕を閉じた後、ロビーへ行くと、ほーら始まったよ。Tunamericaの歌!

かれらは本当に音楽が、歌が好きなのだ!自主規制なんかしない。






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甘い歌ではすかさず日本側スタッフの女性と見つめあい、アップテンポでは淑女をさそって踊りだす。

一人でステップ踏んでるラティーナ娘にはパーカッションを持ち出して、一戦交える。
すかさず、ギター軍団が加わる、と言った具合。













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彼ら自身が本当に楽しそうだから、帰りかけたお客さんも足を止め、自然と手拍子に加わって楽しんでいる。そして聴いてくれ楽しんでくれるお客の前ではますますパワーアップの彼ら。自ら楽しむ。自然だなあ。


とうとう会場退出時間ぎりぎりまで粘って、粘って外へでたのでした。

TUNA軍団「いやー、おもしろかった。日本人は最初恥ずかしがりだけど、最後は楽しんでくれてこちらもほんとに楽しかったよ」

メンバーとはがっしりハグしてプエルトリコでの再開を約束。

翌日には日本を発つツナ軍団。また会いたいね。
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by mofongo | 2009-06-02 00:43 | Musica


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