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2009年 09月 03日
NYから帰ってさっそくの旅。 ドイツ。ひさしぶり。 ![]() けっこう暑い。これは大変まずい。 仕事の合間にビールを飲めと言われる可能性がある。 フランクフルトでは、ビールはWeizen。肴は古式ゆかしくフランクフルト・ソーセージ。地元名物アップルワインも出てきた。 仕事中なので固辞したが。ビール2本とワイン1本だけならしかたがないだろう。 そしてデュッセルドルフに移動。 ![]() 昼飯は市内ライン川下流のKlemensplatz近く。大変良い天気である。 客「ビールはアルトでいいですよね。」 ビールには日本で主流のラガーのような下面発酵のもの(ピルツ)とイギリスのエールのような上面発酵のものがあるが、このデュッセルドルフではアルトビールと呼ばれる、濃い茶色のエール・タイプのものが主流。これがけっこうパカパカいけてしまい、いくら飲んでも翌日全然残らないと言う。 仕事中なので固辞したが、3杯だけならしかたがないだろう。 そして夜(つっても9時くらいまで明るい)となった。 ![]() 客「旧市街の名店(名醸造所)Uerigeで会議を続けましょう」 気が進まなかったが、仕事では仕方がない。 天気がいいので、店の外にテーブルが沢山並べられていて、皆会議をやっている。真っ赤になって大声で話している人たちもいる。 白熱した良い会議なのだろう。 店員は野球観戦の時ように、ビールの入ったコップを大量にトレーに乗せて歩き回っている。客は声をかけてビールのコップを受け取り、店員は紙のコースターに1本線を引いていく。 ![]() つまみにはまずメットという生の豚肉のひき肉とたまねぎがパンの上に乗ったドイツによくあるやつだ。これはこのUerigeの名物。その他に血のソーセージやら、ソーセージ盛り合わせやらイモやら。 客「ではモフォさん、乾杯」 仕事中なので固辞したが、まず一杯だけならしかたがないだろう。 議論は大変白熱した。大変喉が渇く。 店員は、議論の様子を見ながら、次々と空のコップと新しいビールを交換してゆく。ドイツ人はわんこそば大会の運営が上手そうだ。 ![]() 帰るときに店員に声をかけると、コースターの線の本数から何杯飲んだか数え、料理代(これもコースターに記入されてる)も足して計算してくれる。ドイツ人は回転寿司の運営も上手そうだ。 線は全部で32本だった。仕事中だが32杯だけなら仕方がないだろう。 ![]() 当地にはサルサを聞けるところはあるのか?とたずねると同じ旧市街のサルサクラブへ連行してくれた。Buena VistaというのとGuantanameraというのがある。両方確認の上、今回はBuena Vistaを選んだ。しかしさすがドイツ人だ。やることがきちんとしている。 時間は11時を回っていたがけっこう入っている。ラティーノも多い。音はキューバ系が多いがファニアもあり、ロマンチカもかかる。ヨーロッパな組み合わせだなあとなんとなく納得する。DJのJeden Donnerstag君はBuena Vistaでもかけてるそうだ。 ![]() さっそくビールを勧められたが、まだお客と一緒なので仕事中と言うことだ。しかし一杯だけなら仕方ないだろう。ドイツ人淑女に踊って頂いたり、友人と下ネタの話題を交換し議論したが、これも仕方ないだろう。 だんだん、2人とも意味不明な英語になり、ドイツ語と日本語で会話を進める。フリー・インプロビゼーションのようだ。 しかしさすがドイツ人だ。ややノリが硬いが、フリーな中にも素朴さと静けさがある。アレキサンダー・フォン・シュリッペンバッハかマンフレッド・ショーフか。そういえば、ケニー・ホイーラーに顔が似ている。 →Globe Unity Orchestra 1970 仕事上、ヘロヘロになり、大笑いを行い、宿で爆睡して本日の業務を終了した。(実際は翌日になったいたが) 翌日はケルンへ。 ![]() お客と会う前に大聖堂へ向かう。さすがに荘厳。ステンドグラスが美しい。 しばらくぼけっとして、菊池成孔のバッハを聴いてみる。ちょっと発見があった。キース・ジャレットも聴いてみた。ビールには合わないかもしれないと思った。 →Keith Jarrett Koln Concert II C さてお客と落ち合う。会議は近くの醸造所で立ち飲みで行うという。 客「ケルシュは一度試してもらわなければ困ります」 前日、デュッセルのアルトを試した、という言葉に、ケルンっ子の意地が燃えたのか。 ケルシュはケルンのビール。 ![]() ドームの近くの店へ。FRUHを勧められる。 仕事中なので固辞したが、まず一杯だけならしかたがないだろう。 議論は白熱し、わんこそばも激しくなった。炭酸がきつくないので、コースターの線の本数も仕方なく増えてきた。 客「モフォさん。ではエッセンへ移動しましょう。続きは列車の中で」 聞けば、旧市街の醸造所情報はしっかり持っているので、会議の場所には不自由しないという。さすがドイツ人だ。やることがきっちりしている。 暑さのせいか、足元がふらつくが、世界の車窓からのような列車に乗り込んだ。こうしてまた会議は続くのであった。 (続く) |
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