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2009年 12月 21日
オスカル・デ・レオン、先週末心臓発作でカラカスの病院に緊急入院。とりあえず危険な状況は越えたとの事。よかったー。 まだ絶対安静だそうだけど、まだ66才だし週末も2件ライブが入っていたまだまだバリバリの体力。 3年前にマルティニーク公演中の心臓発作から、また元気になってあのパワフルな声を聞かせてくれてたのだから、今回もゆっくり休養してまだガンガンやってもらいたいと思います。 ところで問題です。同じ週末、プエルトリコに行ったことのあるサルサ・ファンならごぞんじの「サルサ公園」にあるサルセーロの胸像が一つ増えました。 だれでしょか?一つ前はトミー・オリベンシアでした。 1.ティト・プエンテ 2.ティト・ロドリゲス 3.ピート・エル・コンデ・ロドリゲス 4.マルビン・サンティアゴ 5.フランキー・ルイス 6.チャマコ・ラミレス 7.エラディオ・ヒメネス 答えはマルビン・サンティアゴ! サルサ公園(La Plaza de los Salseros)はサン・ファンの下町、Villa Palmerasにある小さな公園。街から空港に向かうバルディオロティ通り沿いにあります。 ここには既にコルティーホ、イスマエル・リベラ、ペジン・ロドリゲス、エクトル・ラボー、トミー・オリベンシア、ティト・プエンテの胸像が建てられています。 →トミー・オリベンシア胸像建立の時の日記はこちら マルビンはコルティーホからボビー・バレンティン、オリベンシアサルサのど真ん中なオルケスタで歌い、そしてソロと数々のヒット曲を連発した、"Sonero de Pueblo"(庶民のソネーロ)って愛称のある歌い手です。"Vasos en Colores"、"Fuego a la Jicotea"、 "Pobre Soy"、 "Soy Boricua"、"Bella Mujer"、"El Jibaro y la Naturaleza"・・・、自分はこのおっつあんの個性が大好きで、亡くなったときは本当に悲しかったです。 →5年前に追悼で書いたサイトへ →追悼で『ラティーナ』誌に書いた記事へ(Page1) →追悼で『ラティーナ』誌に書いた記事へ(Page2) だから「トミー・オリベンシアの胸像の次はマルビンでなければ困ります!」と内心思っていただけにうれしい。特に、ここ2年の経済不況・歳出削減の中、この胸像に予算を割いたサン・ファン市の芸術文化観光部に拍手。 マルビンは最後は糖尿病やら腎臓疾患、心臓疾患やらでなくなってしまったが、心臓発作っつうのがラテン系(特にサルサ系)ミュージャンによくあるのはやはり食い物とかから来るのではか? 量も問題かもしれないし、トストーネスを筆頭にモフォンゴ、カルネ・フリータ、アルカプリア、バカライート、エンパナーダなどなど揚げ物は多いし、焼きたてのレチョン(子豚の丸焼き)の脂身は絶品だし、油もののせいなのかも。これらのものがテーブルに並ぶクリスマス・シーズンは危険ではないか。 サルセーロには、パーティーで演奏だけしてもらい、食事は禁止した方がファンのためではないか? それをつくづく感じたのは先週末、プエルトリコはバヤモンのスタジアムでコンサートを行なったウイリー・コロンの写真みた時。 "El Malo"の頃、あのようにやせっぽちだったコローンは今や、ジェリー・メディナかペドロ・ブルルかと見間違うほど成長著しいではないか。 自分も先週2日、今週も4日、今日も忘年会・クリスマス・パーティーだけど食いすぎないよう気をつけねば・・・。
by mofongo
| 2009-12-21 07:34
| Musica/SALSA
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