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2010年 10月 30日
10/31から 11/3までBluenoteで公演のチコ&ザ・ジプシーズ/Chico & the Gypsiesが銀座国際ジャズ・フェスに出演。 チコはジプシー・キングスの黄金時代のメンバー。分かっちゃいるステージなんだけど、やっぱり歌の力はひたすら強力だった。 メンバーはチコ/Chico (g,vo)、マノーロ Manolo(g, vo)、ケマKema(g)、ペピーノPepino(g, vo)、ババートBabato(g, vo)、タンネTané(g, vo)、ムーナンMounin(g, vo)、ジョルジュGeorge(b)、アンディAndi(per)の9人。 フロントに7人の濃い男が並ぶわけです。ずらっとギター持って。チコは白シャツ、後は皆黒。 このオトコたちが思い切り歌い切り、ギターのケマはパリパリ弾きまくる。濃度が非常に高いレチョンの脂というか。 特に曲の途中でフロント7人がステージの一番前に一歩出たときは相当の、圧迫感があって最高でした。 中でもマノロ(Manolo Gimenes)は顔の大きさと言い、腹といい、そしてジプシー声といい素晴らしい。 特にベサメムーチョのコッテリ感はジプシー歌謡やスペイン歌謡やフラメンコがいかにアラブの音と共通のものを持っているか、体ではっきり理解するのにぴったり。 "ホテル・カルフォルニア"や"イストリア・デ・ウン・アモール"とか聴きやすいもの、哀愁たっぷりな濃いーもの、"ジョビ・ジョバ"、"バンボレオ"、"アレグリア"、"ボラレ"とお約束のヒット・メドレーと、分かっちゃいる流れだけど楽しい。 アンコールは"マイ・ウエー"。これが3人のボーカルで回すのだけど、どれもコッテリ感の個性が違って、また脂が。 コテコテに弱い自分は、半ば笑いっぱなしで、気合いのはいった「ジプシーこぶし」の歌では同じように腕を振り、腹筋に力を入れてた為、終わった後疲労度はかなり高かった。 銀座ジャズは銀座のお店の会である、全銀座会、銀座通連合会、Ginza International Luxury Committee (GILC/銀座国際ブランド委員会)というところが主催なのだけれど、このうちGILCはブルガリやらバーバリーやらカルティエやらシャネルやらヴィトンやらアルマーニやらのブランド企業の集合体。そのせいか、ヤマハ・ホールでは開演前にロビーで無料にてオフィシャル・カクテルがふるまわれ、ちょっとセレブ。 タダ酒ですから当然ぐびぐび行かせて頂きました。こりゃおいしいわ。大変素晴らしかったです。
by mofongo
| 2010-10-30 23:27
| Musica
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