2012年 10月 21日
10/31(水) Yoko La Japonesa Salsera Japan Tour 2012
本格派サルサシンガーとして、現在NYを中心に世界中で活躍する Yoko La Japonesa Salsera の東京での初凱旋ライブ!

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Yokoさんと初めて知り合ったのは自分のサイトの記事にコメントを寄せてくれた時だったと思う。その記事はプエルトリコで行われたサルサの歌い手、"Sonero(ソネーロ)"が競い合うイベントだった。

サルサの歌手は厳密な区別ではないけれどソネーロと呼ばれる歌い手たちと、そうでない歌い手たちがいる。例えば代表は"Sonero Mayor/ソネロ・マジョール(最高のソネーロ)"と呼ばれるイスマエル・リベラ、"Sonero del Pueblo/ソネロ・デル・プエブロ(庶民のソネーロ)のマルビン・サンティアゴ、"Sonero de la Joventud/ソネロ・デ・ラ・ホベントゥ(若い世代のソネロ)のビクトル・マヌエルなどなど。

ソネーロの本来の意味は「ソンの歌い手」だけれど、19世紀末から20世紀初にかけて生まれたソンの時代からずっと時が経ったサルサの時代1960年代では意味が転じて、「うまいサルサの歌い手」となった。(一方「ソンの歌い手」っていう使い方も生きている)。でも「うまい歌い手」って何?

ソネーロの条件は、曲のモントゥーノ部分(曲のテーマの部分が終わって、一定のリズムの繰り返しになる部分)で、その場に合わせ即興で自分の気持ちや場を盛り上げる歌詞を、これまた即興のメロディーに乗せて歌いこむ事ができるかどうかが大事な要素の一つ。この即興は「ソネオ(Soneo)”」って呼ばれる。

この部分は楽器がソロをかます、ところでもあり、また踊り手はがんがん踊るところ。

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そんな「ソネオ合戦」の記事に反応してくれた彼女とメールを交わす内に、彼女がNY在住で、チノ・ヌニェスなどのアルバムにも参加してる”YOKO”である事を知った。

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彼女の経歴を簡単に追ってみよう。

大阪出身。1997年に単身渡米。2006年にグラミー受賞のパーカッショニスト、チノ・ヌニェスのバンドにリードシンガーとして参加。その後数々のパフォーマンスを経て2008年にソロアルバム「La Japonesa Salera」を発売。オンライン最大のラテン音楽サイト、Descarga.comにてベストオブ2008年に選ばれるなど、至る所で話題になる。2009年にニューヨークサルサのドン、ファニアレーベルの創設者の一人、ジョニー・パチェーコのライブで飛び入りした事がきっかけで、彼のBirthday ConcertやHis Music and Historyライブに唯一女性の特別ゲストシンガーとして出演。

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2012年、ニューヨークのリンカンセンターにて、元ティトプエンテのバックバンド、マンボレジェンズオーケストラと共演し、マンボ、アフロ・キューバンの歴史で最も重要なディーバをたたえるシリーズにて、ラ・ルーペのトリビュートを披露。日本人又はスペイン語圏外のアーティストとしての快挙となる。同年8月にはウィリー・コロンのバックコーラスを担当。12月にはフロリダにてプエルトリコのコミュニティーにてひらかれる最大のイベント、フィエスタ・パトロナレスにて、チノ・ヌニェス・オーケストラ、マリオ・オルティス・オールスターズと共演決定。

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日本の国内盤が出ていないので、このあたりは日本のサルサ・ファンにはあまり伝わっていないかもしれない。しかし、当時NYに旅してスパニッシュ・ハーレムのCD屋巡りをしてた時、店では彼女のアルバムが店の一番いいところに置かれ、店でがんがんに掛ってた。客が店員に「誰、これ?CD見せてよ」とか、店員が「これいいよ!お勧め!」って客と話していたのを良く覚えている。プエルトリコに滞在してるときも「おい、お前YOKOってお前の友達か?あれはいいよなあ」とか話しかけてくるCD屋の客もいた。

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当時このデビュー盤の紹介をこのサイトに書いた。
http://puertorico.exblog.jp/10080562/


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日本人でこんな経歴を持ったサルサの歌い手はちょっと見当たらないが、書きたかったのはこの素晴らしい経歴の合間でいかに彼女が鍛えられ、実力を蓄え、それが経歴の元になってきた事言うこと。
そのポイントの一つがソネオ

日本にも幾多サルサ・バンドがあるけど、スインゴサのマニー(プエルトリカン)とかコンキスタンドとかコンボ・クレアシオンとか、ネイティブがフロントのバンドは別として、言葉はどうしても日本人には弱くなりがち。

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しかし彼女の強みはまずスペイン語の基礎がある上(大学はスペイン語専攻)、渡米以来NYのラテン・コミュニティー、ラテン・ミュージシャンの中で音楽のみならず、言葉・生活のリズムを自分のものとしているところ。それだから、コロで参加するようなギグでも「ほら、ちょっと歌ってよ」と、フロントに引きずり出される。
これをこなして認められていかなければ、一流のバンド、大きなコンサートには呼んでもらえないのだ。

そしてこれをこなすには、定番の曲をちゃんと知っていて、当然技術があって、そしてソネオをキメなければいけない。

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先日もプエルトリコにプロモに行った時に、リッチー・フローレスのバンドで延々30分のソネオ合戦に引きずり込まれている。

プエルトリコの歌手がソネオに強いのは「ヒバロ音楽の伝統」があるからだ。「デシマ」と呼ばれる即興の10行詩の形式で韻を踏みつつ、その場の状況に合わせて即興で歌うのだ。エクトル・ラボーもチェオ・フェリシアーノも子供のころからこれで鍛えられている。

今回のプエルトリコのソネオ合戦の相手は、このヒバロ系の”トロバドール”と呼ばれる猛者。これを相手に30分戦いきってしまう訳だ。観客も「おお、あのハポネサ、やるなあ」と大うけだったとの事。

こういう場はほんの一例だけど、NYでの彼女の経歴は、NYやプエルトリコの現場にいてキビシイ場を通って実績を積んできた結果だということ。

だから今回東京で彼女のステージはとても楽しみ。
お時間が合う方はぜひ!東京は10/31(水) @CAY、大阪は11/2(金) @SWITCH

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◆東京◆

日程:2012年10月31日(水)
時間:Open 19:30 Start 1st 20:00~ 2nd 21:30~
料金:前売 ¥3,500 当日 ¥4,000 【1ドリンク別】
席種:自由席または立見
会場:CAY(スパイラルB1F)
東京都港区南青山5-6-23 B1F TEL:03-3498-5790
→地図はこちら
チケット:
1)ローソンチケット Lコード:73236
Yoko La Japonesa Salsera
2)電話予約:CAY  TEL:03-3498-5790
3)前売りチケット 出演ダンサー(下記)もしくはLA BOMBA 紀平まこもまで → la_bomba_info@yahoo.co.jp


【出演】

Yoko(Vo)
ヤマダヨシオ(B)
Ravi(Coro)
安藤弘(Timbal)
徳治郎(Conga,Coro)
亀崎ヒロシ(Bongo)
仲田美穂(P)
寺内茂(Tp)
福谷誉樹(Tp)
Tommy(Tb)
中路英明(Tb)
中島カオリ(Bs)

【Dance】
NAO&MASA
若菜(Mamboinn)&RYU(OFAFO)
SEIGO(Tokyo Black) & KEIKO(AGEHA)
Vaya! & Yuko
a-jun(Hya-Que)
Jonathan(Extream Salsa)
Nico & AG(Team LA BOMBA d.c.)
Macomo LA BOMBA


【DJ】
Ajad(from OSAKA)
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by mofongo | 2012-10-21 22:21 | Musica/SALSA


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