Viento desde Borinquen
-Ritmo, Sabor y Sentimiento-
2005年 10月 08日
漫遊記:プエルトリコ '05.9 (1)
久しぶりのプエルトリコ。前夜の夜遊びが効いてバテてる。
着陸直前に強烈な眠気が襲ってきた。ああ、意識が・・・例の着陸時の拍手もモーローとしてた。

しかし、ターミナルを出て外の風にあたると元気が出てくる自分が怖い。
恒例のタクシーでの音楽占い。兄ちゃんがかけてたのはバチャータのコンピのテープ。今回はバチャータでスタートすかぁ。はたして何が起こるのか??


モ「バチャータ好きなの?誰?これ」
兄「xxxx(知らない名前)。バチャータやサルサ、メレンゲが好きだよ」
モ「アベントゥーラとか聴く?」
兄「(何だこの東洋人は)。ああ、新しいのがラジオでかかってるよ」
モ「レゲトンは?」
兄「あんまりなあ。俺はダメ。何曲かいいのはあるけどね」

とか言っているうちに宿に到着。

チェックイン終わったら、「日本人の方ですか?」と声がかかった。

振り向くと美しい女性3人組じゃないですか。ひゅー、ひゅー。幸先いいねえ。お二人はオーランド在住、もう一人は日本から。サルサとか音楽に興味が合って、というよりビーチ・リゾートとして楽しみに来たんだって。これからエル・ユンケに行くって。
プエルトリコに日本人が来るのはうれしいことです。立ち話して、楽しんでねーと別れる。


さて部屋に入っていつもの通り、メール読み、回答、昨日までのお仕事のまとめなどをハキパキ済ませる。それから一風呂浴びて、スーパーに食材を仕入れに行き、プラタノ・チップスを買ってポリポリつまみながら宿に戻る。

◆◆◆


まずいつもの通り、ビエラの親父の所へCDを捕獲に行く。


モ「おやじー、来たよ」
親「おお。久しぶりだな。ケ・ブエノ」

親父がピックアップするものを端からチェックし捕獲CDを選ぶ。そしていつものサルサ秘蔵映像の鑑賞+常連の解説付。この解説がありがたい。
映像は大抵TV番組"Show de las 12"の録画が多い。


まずイスマエル・ミランダの75年頃の好青年風、でも歌は既に艶っぽい。次のこれは誰だ?フロント2人。あ、この声はサミー・マレーロ。なるほどよく見るとラフィー・レアビもいる。セレクタだ。ラフィーの髪がまだそこそこあるから分からなかった。次は、カノだよ、若いねー。長髪がくせ毛でもりあがってホワイト・アフロだよ、ひゃはー。フロントは3人でカノは左。ボビー・バレンティンのオルケスタの音ってやっは、ダンサブルだよねー。次はポンセーニャだ。パポは若いねー、キケはすでにじいちゃん風だけど。ピッチーなんてボーヤだよ。ははは。次はなんだ、このポップな音は。マラカスはアンソニー・カリージョだ。あ、カチェーテバタクンベレかぁー。ほー。こうポップだとなんかイメージちがうなあ。

・・・なーんて次々にやってると時間がいくら有っても足りないよ。(上の写真はTerrifica。若いピッチー・ペレスがマラカス振ってる)

モ「親父、ぼちぼち行くわ。また来るね」
親「明日、カロリーナでトミー・オリベンシアがあるぞ」
モ「場所はいつものPlaza Recreo?」
客「そうだよ。フロントはパキート(・グスマン)とビティ(・ルイス)だろう」
モ「情報ありがと、またね」

◆◆◆


さーて、次は親父のとこに無いCDだ。レゲトンやロックはフロリダでも捕獲したけど、やっぱりプエルトリコの流行をチェック。
・・・・・・・・・
なるほど、やっぱ、フロリダとは傾向が違うねえ。

腹が減ったので軽くハンバーガー。日本では食べられないWhopperを。サントゥルセのこの店、好きなんです。週末は地元の家族とかレゲトンな若い兄ちゃんや警戒中のおまわりさんが立ち寄ったりと(けっして治安はよくないからね)、地元メシ屋よりも、もっとカジュアルなだけに日常のにおいがプンプンする。

ぼちぼち行かなくちゃ。次は地元の友達、マヌエル君に会う。彼はレゲトン好きなんで、日本からもってきたLOS KARIBRESを渡す。さっそくカーステで聴かせると、


いーじゃん!いーじゃん!日本語のとこはわかんないけど、いいよー。へー、このコピー、クラブに持っていってみるよ」だって。プエルトリコで流行ると面白いね。

彼の方が用意していてくれたのはやはりレゲトン。ティト・"エル・バンビーノ"のコンサート・チケット。おお、ありがたい。あ、でも明日の夕方かあ、オリベンシアとかぶったぞ。うーん,オリベンシアはもう何十回も見てるから今回はあきらめるかぁ。パキートの熱情、聴きたいんだけど・・。

あとは最近のレゲトンのコアな話題をたっぷり教えてもらって、バカ話をして、あ、一度宿に戻んなくちゃ。マヌエル、またね。

◆◆◆


宿から電話。まずプエルトリカン・パワーのリーダー、ルイシート(・アヤラ)に。


モ「モフォンゴだよ。今サンファンにいる」
ル「アイー、ケパホー。どーしてる?元気かぁ、ブラブラブラ(早口とリコ弁が強くてよく聞き取れない・・・)」
モ「この週末、どっかで演んないの?それとも新譜の準備?」
ル「来週月曜からレコーディングだ。来るか?ガイナボのLALAスタジオだ。知ってるだろ?クト(・ソト)なんかも来るぞ。」
モ「何時?」
ル「朝10時から夕方5時。それからのみに行こう」
モ「(うっ!仕事が・・・)分かった、ありがと。仕事で来てるんだけど、抜けられたら携帯に電話する」
ル「分かった。よろしくな」

仕事だよ、仕事、仕事。ルイシート、今回はちょっと無理だー。次はアンディー(・モンタニェス)に電話する。


モ「アンディー!ひっさしぶりー!今コンダードにいる」
ア「おー、お前かぁ。プエルトリコ?ははは、元気かぁ」
モ「来週もいるんだけど夜とかどう?」
ア「そうだな。エドゥアルドと会うかもしれないので、いっしょに飲もう」
モ「じゃ、エドゥアルドに連絡してみるよ」

ところがアンディーには残念ながら会えなかった。というのはその日の午後、フィルベルト・オヘダ・リオスがFBIと銃撃戦の上、射殺されたからだ。

(続く)



by mofongo | 2005-10-08 01:31 | Viaje/漫遊記 | Trackback | Comments(4)
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Commented by hermana at 2005-10-10 22:03 x
Vieraおじちゃん、春にお会いした時は腕を骨折してましたが
もうすっかり大丈夫なのでしょうか。
あープラタノ・チップス食べてライブ行きたい。
うー、ラ・ボンボネラで菓子パン買い食いしたいよー。
Commented by コキート at 2005-10-11 00:37 x
>フィルベルト・オヘダ・リオスがFBIと銃撃戦の上、射殺されたからだ。
モフォンゴさん、この先早く書いてほしいな。
やっぱ、サンファンでも異様な雰囲気だったのでしょうか?
新聞読んでる限りでは時代が時代なら暴動でも起こっておかしくないような感じでしたが。。。
Commented by mofongo at 2005-10-12 12:30 x
>hermanaさん:親父は骨折から見事に立ち直ってました。元気だよねー。人気もんだから、この日もコロンビアから来た客とかが一緒に写真とってたよ。

>コキートさん: 一般の人の反応はクールだったけど、FBIがそこまでやらんでもよかったんじゃ?って言う人結構多かった。えー、日記、大幅に遅れてます・・。
Commented by コキート at 2005-10-12 21:27 x
いや、つい先日行きつけのバーのモニターにディスカバリー・チャンネルが流れていてちょうどこの番組をやっていて、
http://japan.discovery.com/episode/epiintro.php?id1=814263&id2=000000
ほぉ、こんなこともあったんだぁと思ってた矢先のことだったのでね。
初めてこの番組見たらプエルトリコ人って恐ろしいなと思っただろうけど、
ま、日本で言う赤軍みたいなもんでしょうか。
人々からは忘れられつつあるんでしょうね。
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