2005年 12月 25日
漫遊記:アルーバ
アルーバ。今回は4回目。もとオランダ領で地元ではパピアメント語っていうスパニッシュ、ポルトガル語、オランダ語が混じったような言葉を使う。”おはよう”が”Bon Dia”。ね、ラテン系でしょ。でもありがとが”Danki”。ね、オランダ系でしょ。

しかし皆パピアメントに加えて、オランダ語、英語やスペイン語も話すのだ。だから4ヶ国語が出来る。脅威。

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日曜日午後に着いたので、浜へ。いや、決して遊ぼうというのではない。翌日からの厳しい交渉を前に落ち着いて策を練るという戦略だ。
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プールサイドの方から地元バンドの音楽が聞こえる。

観光客受けしそうな曲は何でもありの選曲。レゲエ、ドミニカン・メレンゲ、スティービー・ワンダー、そしてその合間にパピアメントの歌詞のリズミックな、一種ズークとメレンゲとソカとビクティの混合したような、非常にリズムの強力なとても素晴ら・・、いやとてもうるさい曲である。

ああ、こんなもの聴いている客と翌日から厳しい交渉になるのは相当不安だ。対抗できるのだろうか。ここ数ヶ月、文句言われてる件も解決してないし。

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このように精神状況が不安定では業務上問題だ。ふとプールサイドを見ると入り口もドアもない珍しいバーがあった。


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敵を知るにはまず地元の事を知らねば。地元のビール"Balashi"を注文した。なるほど、敵はこういうものをも飲んでいるのか。次に地元産のラムを注文した。良い戦略だ。なるほど、敵はこういうものをも飲んでいるのか。

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ふと前の棚を見ると、テキーラがあった。アルーバは雨が少なく、島の北側はサボテンだらけだ。サボテンから作るテキーラは良い戦略だ。なるほど、敵はこういうものをも飲んでいるのか。プエルトリコのラム"DON Q"もあった。年代もの”Anejo"だ。良い戦略だ。その2つ隣には・・・・・

戦略は大変有効だった。次々と新しい策が浮かんできた。さすが良い音楽と良いアルコールは役に立つ。明日はもう完璧だ。交渉はこちらのペースで進むだろう。そのまま美しい夕日を眺め、ドアを押して外へ出て部屋に帰った。(いや、実はいつ帰ったかよく覚えていない)

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翌日。大変有効な前日だったが、問題が一つあったのに気付いた。次々浮かんだ策が記録されてない事だった。別の表現では何も覚えていないという事だ。

その日大変厳しい交渉だったのは言うまでも無い。
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by mofongo | 2005-12-25 00:22 | Viaje/漫遊記


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