2005年 12月 31日
漫遊記:プエルトリコ捕獲CD(2)
“QUE VUELVA LA MUSICA” / リッチー・レイ&ボビー・クルース (TC114122)
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大変素晴らしい。何故かと言うと、この作品はなんだかレゲトンを取り入れたり(“La Viaje Reguetona”)してるんだけど、全然レゲトンじゃなくてリッチー&ボビーの音。ボビーの歌が空に飛ぶと彼等の世界です。さすが。ショパンとか相変わらずなピアノのメロディーも泣けます。でも、何故これが”Fantasia Borinquen~a(プエルトリカン・ファンタジー)なのか?ショパンには実はボリクアの血が流れていたのか?


“AY MI VIDA”/ ジェリー・リベラ (NORTE LAK 95838)
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エマヌエレ・ルフィネンゴのプロデュースするポップス側のサウンド、いい感じ。ようやく年齢と彼の歌手人生がジェリーのアイドルな個性を消して来た。落ちついて聴ける。サウンドも熱くなりすぎず。久しぶりに妹のサネーとやってるバラード(“Rios de Dolor”)も良いです。

それが終わると、いきなりヒバロなメロで、ガラっとムードが変わる。プレーナ風味にLa Sisterのレゲトンのラッピンが「ボリクワ、ボリクワ」とかぶってきて、うわープエルトリコ、って感じ。そして後ろの方の同じ曲のサルサ・バージョンまで聴いて行くとジェリーはやっぱりサルサがやりたいんだ、って伝わってくる感じがする。


“CON RITMO DE ORIENTE” / 40 Y20 カンディード・レジェス (HCP061CD)
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プエルトリコでグイロと言えばこの人、カンディド・レジェスです。歌い手のロベルト・ブルゴスもよくて実に気持ちの良い作品。グイロって繊細でかつ力強いのがよく分かります。プエルトリコとキューバの有名曲たっぷり、エル・グラン・コンボの”El Caballo Pelotero”、ポンセーニャの”Ahora Si”、エクトル・ラボーの”El Cantante”、ミゲル・マタモロスの”A La Loma de Belen”・・・気に入ってます。


“GUAPERIA” /ルンベーラ (BRI5313)
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アンソニー・カリージョが中心となって、プエルトリコのルンベーロを集めて作ったアルバム。とても濃い。2枚組でたっぷり楽しめます。

2曲目の”Con La Timba a Matar”はホセ・ゴンサレス(Poema)のデクラマ(declama)とジョバニ・イダルゴ、リッチー・フローレスの強力なリズムに乗り、まるでアコースティック・レゲトン。これこれ、こういう強力でニュアンスに富んだなリズム感覚があるからプエルトリコに色々な音楽が生まれるのだ。

3曲目のジョバニとマニェンゲの親子対決(?)も楽しい。タイトル曲の”Guaperia”では脳溢血から回復しつつあるカチェーテ・マルドナドとマハデーロスがジョバニやアンソニーと強力なプレーを聴かせてくれている。

11曲目、昨年急逝したボンゴセーロ、イバン・カセレスへのオマージュも泣けます。パオリ・メヒアス、カルロス・ロドリゲス、エクトール・カルデロンなどの強力トゥンバドーレスたちも参加。
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by mofongo | 2005-12-31 22:54 | Musica


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