2006年 12月 10日
旅日記・プエルトリコ06.11(3) クリスマス・ムード
プエルトリコ、すでに11月末からクリスマス・ムード一杯。

まず、空港から。
チェックインして中に入ると、ほら、何処からとも無くリズムが・・・!

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そんな時はすぐにターミナルCの真ん中のホールに直行しなきゃ。運が良ければ音楽が。

この音は、ヒバロ/アギナルドアギナルドはプエルトリコのクリスマスに欠かす事の出来ない音楽。季節だねぇ。今日のプレーヤーは?と見るとアメリカン・エアラインの空港職員バンドだよ!

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クアトロ、ボンゴ、コンガ、マラカスの4人編成。しかし、だ、このハンド、めちゃうまい!特にクアトロとボンゴのバランスと突っ込み・駆け引きのアドリブなんか最高。思わず警備のポリスも職務を忘れ聞入る。

うーん、こういうアマの層が厚いから音楽が豊かなんだよね。


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昔、キューバからプエルトリコに旅してきたあるダンス好きの人が、サンファンに着いて家に電話かけて来た。曰く「キューバは町に音楽が溢れていた。路地に入れば朝でも昼でもトゥンバオの音が聞え、人々は暖かかった。しかし、このプエルトリコはアメリカのファストフードの店ばかりで、町を回っても音なんか聞えない。皆金の事ばかりで腐ってる」などと大胆な仮説を提示されびっくりしたことがあります。ふふふ(^^)おもしろいすね、人の感想って。

世の中の庶民がそんなに変わるわけないじゃないすか、って言ったんだけどその人は大変お怒りだったので、それ以上深追いはしませんでした。が、プエルトリコは働き人の中に潜伏している達人がかなり多いのは事実です。でも、そんな人々、昼間からツンバオしてるわけにいかないし。

なのでキューバより分かりにくいのですが、プエルトリコにも街中の達人が音楽を支えているのだ、という話でした。

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今度は空港のチェックイン・カウンターの方へ。

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来た来た、プレーナのグループ。サン・ファン空港は以前の日記で何度か書いたけど、発着客を楽しませる為、プレーナ隊が空港内を練り歩くのです。但し、普段の曲はプレーナの定番、例えば”A Ti Na’ma”とか”Elena, Elena”とかなんだけど、年末はね、パランダ(「年末盛りあがり地元宴会・祭り」とでも言う感じ)モードの曲。


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ほら聞こえてきたよ、年末定番の”El Lechon”♪El Lechon se coje, se mata y se pela~♪”とか”Alegre Cantar”♪~Saludo, saludo, vengo a saludar~♪“!

これを聴くと、我々が「お正月を写そう、フジカラーで写そう♪」と聴いて「ああ、年末」と思うのと同じ感情が走るわけ。(多分)


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年末は”ベヒガンテス”(ロイザ)や“マスカラ”(アティージョ)のお祭りのお面を付けたのも登場して盛り上げる。

そして子供達と楽しみつつ、しっかり伝統を刷り込んでいるのも大事だよねー。ね、子供達、楽しそうでしょ。こうしてプレーナの汎カリブ的なリズム感の中で育つ子は、いつしかサルサやメレンゲ、バチャータからレゲトンまでを自分の物とし、みんな音楽を楽しむ人々となるのだった。

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ショッピング・センターに行って見よう。プエルトリコ最大のプラサ・ラス・アメリカス。

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おお、ブランドもんの店のその前でプレーナがんがんやってるよ!良く見ると地元でプレーナ・リブレ、トゥルコ&サペロコと共に3大プレーナ隊の1つのビッグ・ネーム、プレネアロ






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うまいねー。キント(高音、リズムのアクセント、スリリングなアドリブを担当)のリズムと音色の素晴らしさ!!








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これがタダで(地元じゃ当たり前か)聴けて、年末ショッピングが楽しめるなんで、なんて素晴らしいクリスマス。リーダーでトランペットのIvan Riveraとは今まで何度か会ってるので、軽く挨拶して次へ。










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モールの中はとにかくクリスマスムード。ツリー、お城、ナシミエント(キリスト降誕のシーン)などなど。









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中央のホールに何故か親子連れが大量に座り込んでる。買い物疲れ?と思ったら、







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突然、上から雪が降り出した!人口雪だ。大人も子供も、地元じゃ見る事の出来ない雪を楽しんでました。アメリカ本土のNYやNJ,シカゴの寒い年末を過ごす家族や親戚を思った人もいたかも。


CD屋にはアギナルドやヒバロのCDが並び、年末曲用のクアトロやギターの教本が通路のワゴンに並ぶ。これからいよいよ本番です。
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by mofongo | 2006-12-10 21:03 | Viaje/漫遊記


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