2007年 02月 05日
ペドロ・ナイトは愛する人の所へ
ペドロ・ナイトが亡くなりました。。。。先週の土曜日、カリフォルニアの病院でした。85才。

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ペドロ・ナイトって誰?って言う人もいるかも知れません。
でもサルサの好きな人なら、故セリア・クルースの名前なら知っているかと思います。「サルサの女王(La Reina de la Salsa)」「世界のグアラチェーラ(La Guarachera del Mundo)」とかの愛称もありました。

ペドロはセリアもメンバーだった名門&当時絶大なる人気のソノーラ・マタンセーラのトランペッターで、そしてセリアの旦那さんだったのでした。

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セリアとペドロは本当に仲が良かったんです。
二人がアツアツの写真を見たことがある人もいるでしょう。ね、こんな感じの。
セリアは白髪頭のペドロの事を"Cabesita de Algodon"(綿の実ちゃん)なんて愛称で呼んでました。

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ペドロ・ナイト(Pedro Knight)は1921年、キューバのマタンサス生まれ。1944年、23才の時、ソノーラ・マタンセーラに入ります。"ソノーラ"楽団というのは伴奏担当のホーン・セクションがトランペットだけの楽団のことを言います。つまり、ペドロは堂々の花形のポジションに加入だったわけですね。




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さてキューバで人気絶頂のこのマタンセーラに1950年、オーディションで一人の女性ボーカルが採用されました。25才のセリア・クルースです。その後、ソノーラ・マタンセーラは次々にヒットを飛ばし、キューバのみならず、中南米、カリブ、アメリカのラテン・コミュニティーで大人気でした。その中で二人は恋に落ちたのですね。

ソノーラ・マタンセーラは今聴いても素晴らしいです。セリアもかっこいい。

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1959年の時、中南米にツアー中だったマタンセーラはキューバに帰ることを選ばず、60年ころアメリカに落ち着き、1962年二人は結婚します。

そして1965年に二人はマタンセーラを離れ、ペドロはセリアのマネージャーと音楽監督として、おしどり夫婦が完成したのでした。

それからのセリアはティト・プエンテとの数々のヒット、そしてサルサ誕生時のニューヨークで、ファニア系のレーベルから次々に名盤をぶっとばしていったのですが、常に傍らにはペドロのサポートがあったのでした。しかし、2003年、セリアがなくなってから、ペドロは体調も気分も思わしくなく、カリフォルニアに転居して入退院を繰り返していたとの事です。

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プエルトリコの新聞"El Nuevo Dia”などはペドロの逝去の記事の見出しに「Al reencuentro con su amada(愛する人との再会へ)」なんて表現してます。

きっと今頃、天国で二人はまた仲むつまじくしているでしょう。

ペドロ、安らかに!
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by mofongo | 2007-02-05 23:37 | Musica/SALSA


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