2007年 09月 09日
赤木りえ with ルイス・ペリーコ・オルティス
来週9/13(木)は、赤木りえのライブ。新譜「カリビアン・フルート」リリースの記念ライブ。

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赤木さんの多様な志向の一つ、ラテン・ジャズの世界ではアフロ・キューバン・ベースの音にあき足らず様々な音が生まれてきた。カリブ海、中米、南米の様々な「ラテン」の音は本当に豊かだ。

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その中でもプエルトリコの多様で豊穣な音は、レイ・バレートエディ・パルミエリパポ・ルカからダビド・サンチェスウイリアム・セペーダミゲル・セノンまでラテン・ジャズの広野で、ユニークな音を生み続けている。

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そんなプエルトリコの音を自分の中に取り込んでいる音楽家は日本じゃ彼女しかいないだろう。

「Isla Verde」、「Isla del Encanto」「Perla del Caribe」そして新譜の「Flautas Cariben~a」はボンバやヒバロといったプエルトリコの音を軸にカリブのリズムとメロディーから島の情景を浮かび上がらせてくれる。


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特に最新作は音が格段に強くなり粘りのあるリズムが魅力的だ。R&Bなどグルーブの強い音も好きな彼女らしいサウンドが楽しめる(レゲトンまであるのだ)。もちろん繊細でリリカルなチューンも聴き逃せない。

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プエルトリコ、ボンバ、ヒバロ、サルサ、ラテン・ジャズ、クラシカルな音、R&Bからレゲトンまでをまとめて繊細にかつ大胆にプロデュースするのに適任な人はそうはいない。

ここ4作をプロデュースし、今回ライブに共演するルイス・ペリーコ・オルティスだ。

プエルトリコ出身で、ファニアでトランペッター、アレンジャーとして活躍し、その後自己のオルケスタで活躍すると同時に、多くのプロデュースやアレンジを行ってきた。その、繊細で大胆なアレンジや絶妙のプロデュースは彼ならでは。同時にトランペッターとしてのプレーも素晴らしい。

ウイリー・コロンルベン・ブラデスの大ヒット「ペドロ・ナバハ」「プラスティコ」「パブロ・プエブロ」「ラ・マレタ」などは皆、彼のアレンジ。

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またトミー・オリベンシアの名作「Plante Bandera」からヒルベルト・サンタ・ロサ加入の「Tommy Olivencia」まで売れに売れた7枚は彼のプロデュースだ。

僕は99年にサンファンでアルトゥーロ・サンドバルペリーコの共演ライブを見たことがある。タイプの違うこの2人の演奏でのペリーコのプレーは繊細かつ叙情性とスピード感の絶妙のバランスが素晴らしかった。音数の多いあのサンドバルのプレーがやや空虚に聴こえる位。

→ペリーコのバイオ、作品はこちら


そんなペリーコも加わる赤木さんのライブ、楽しみです。プエルトリコの旗もっていっちゃおうかな。
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by mofongo | 2007-09-09 20:46 | Musica


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