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2012年 08月 01日
『ラム・ダイアリー/The Rum Diary』
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『ラム・ダイアリー/The Rum Diary』。ハンター・S・トンプソンの同名小説を親友だったジョニー・デップが映画化したプエルトリコが舞台の作品。

トンプソンはデップとベニシオ・デル・トロが共演する『ラスベガスをやっつけろ/Fear and Loathing in Las Vegas』の原作者でもある。このハチャメチャな作品はデップの映画の中で一番好きかも。

原作のダルな空気は薄まってたけど、1960年代のプエルトリコの現実がけっこうリアルに織り込まれて
いてそこが面白い、というか当時のアメリカのラテンに対するやり口とプエルトリコの金持ちと庶民の現実が描かれている。

キューバ革命と同時期であることを重ねたり、なぜプエルトリコの人たちが旗というシンボルに熱情を注ぐのかを深く感じたり。

音楽では、1曲1960年リリースのあの曲がラジオから流れてくるのをお聞き逃しなく。

Watched a movie "The Rum Diary" that is based on a novel by Hunter S. Thompson. Johnny Depp played a Hard-drinking journalist Paul Kemp from the US. The story was so-so, but I learned historical background in '60s of Puerto Rico in details. 1960's hit song "Volare" by Cortijo was selected for one of the scene. I felt strong energy of that era..
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by mofongo | 2012-08-01 01:11
2010年 09月 28日
NYのジャズとラテンの間 - Be-bopで踊れるのか?
昔からよく考えていたことがある。

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最初は多分1977年ののウエザー・リポートのアルバム。

1曲目:バードランド/Birdland
6曲目:パレイディアム/Palladium






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ジャズを聴き始めた自分にも「バードランド」は分かった。1949年、チャーリー・パーカーのあだ名から命名されたBroadway-52ndにオープンしたジャズ・クラブだ。

しかし、Palladiumとは?フランク・ザッパか?丁度その頃、彼がライブをやっていたのがNYのパレイディアム。しかし・・・。




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そして行き当たったのが 1948年 Broadway-53rdにオープンしたラテンのボールルーム「パレイディアム」だった。



1977年はファニア来日の翌年。ようやくサルサが日本に本格的にやってきた時期で、いわゆるジャズやフュージョンとサルサ/ラテンのファンが十分重なっていた時代だが、ウエザー・リポートの音楽をラテンとクロスして語る人は誰もいなかった。(そして、今もあまりいない)

ジャコのビートにジェマーソンやロッコがあることをいう人がいても、サルサのベースのしなるようなトゥンバオと重ねる人も誰もいなかった。せいぜい、マイアミの話までだった。

◆◆◆
それからジャズとラテンの交差点はいつも頭から離れないナゾのひとつになってしまった。

ガトー・バルビエリ、ラムゼイ・ルイスとかイラケレとかその時の音楽もあったけど、さかのぼってNYの1930年代から1950年代も楽しいナゾをたくさん与えてくれた。


「アート・テイタムとノロ・モラレス」
「1948年のユニオンによるレコーディング禁止とセッション」
「シアリングとマチート/チコ・オファリル」
「スタン・ケントンとマチート」
「ミントンズとチャイナドール」
「バードランドとパレイディアム」
「マンボとリンディ/ジターバグ」

などなどなど


50年代の頭、ワンブロック違いのバードランドとパレイディアムはジャズとラテンのミュージシャンが休憩時間に行き来してお互いにチェックを入れてたと聞く。


◆◆◆
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油井正一先生の名著『ジャズの歴史物語』(アルテスパブリッシング)にとても重要な記載がある。第4章の「余滴」というなんだかおまけみたいな章にある「7.ジャズダンス」と「8.ジャズとラテン音楽」だ。

この本のもとになったのは『スイングジャーナル』誌の1967年7月から1972年10月までの連載「ジャズの歴史」。

解説で村井康司さんが指摘されているように「ジャズはラテン・アメリカの音楽の一種である」という刺激的なテーゼは本当に素晴らしい。そして、ジャズダンスの章で提起された視点も全く色あせない。

自分が、ラテン音楽とジャズとにいくばくか関わってきている中で、実地に感じること、見たことと大きく重なっている。




そして50年代に関して妄想は膨らむ。

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サヴォイを席巻した、「ECS/イーストコースト・スイング」と名前が上品になる前の黒い「リンディ/ジターバグ」軍団は、ラテンを日曜のマチネーでこわごわ始めたばかりの初期のパレイディアムの「マンボ」ラテン野郎とは関係ないのか?

マチートのアフロ・キューバンで踊るやつはいたのに、ガレスピーとパーカーのアフロ・キューバンで踊るやつはいなかったのか?いや、ビバップで踊るやつはいなかったのだろうか?


◆◆◆
そんな妄想の答えが出そうな実験をしてくれるイベントがありました。

ということで今晩遊びに行ってきます。新宿ピットイン。Open 19:00-

菊地成孔「ビーバップ&キューバップ・ダンス・パーティー」
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by mofongo | 2010-09-28 17:02
2010年 09月 10日
9/11 ARIS back to NEW YORK@六本木
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アリス・ウレーニャ
(ARIS UREN~A)って名前を知ってるでしょうか?通称アリス

90年代以降の日本のサルサ・シーンにとても重要な役割を果たしてきた人なのです。

「役割を果たした」なんていうと堅苦しいね。六本木のサルサ場で遊んだ人なら、名前は知らなくともこの人の顔は見たことがあるはず。

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アリスはドミニカ生まれNY育ちのドミニカ人。米軍のフライト・エンジニアとして日本勤務となり、1992年、伝説のバー"マニラ・マニラ"でサルサ・メレンゲをガンガンかけて踊り、飲んで楽しむパーティーをスタートした。そして93年"サルサ・スダーダ"をオープン。

この時に、東京の多くのサルサを好きなミュージシャン、ファン、ダンサーは初めて「現地感覚直輸入のサルサの音」によるDJに出会った、と言えるのではないだろうか。

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20年に渡って日本のシーンを踊らせてきたアリスが、ニューヨークに帰ってしまうという。

ということで、今週の9/11の土曜日のWorldstar Cafeで盛大にパーティーです。


「ARIS back to NEW YORK」
9/11(土) 22:00-05:00@WORLDSTAR CAFE 六本木
http://www.worldstarcafe.com/
¥2500(w/1ドリンク)
DJs:Aris, El Caminante OKAMOTO, PAPA-Q, Yuqui + MORE
MC:Kenjiro Iwamura

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さあ!みんなでアリスを盛大に送りだしましょう!!!
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by mofongo | 2010-09-10 00:48
2006年 11月 12日
旅日記・グアテマラ 06.11
ダラスの乗り継ぎあやうく逃すとこだったよ。イミグレ、超混雑。チェックは厳しいのか、仕事が遅いのか。

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グアテマラの着。夜9時。恒例のラジオ占い、聞こえてきたのは
La 5ta Estacion (ラ・キンタ・エスタシオン)のナタリアの声。なつかしい。これデビュー盤の曲だよな。"No Hay Perdon"。気持ちのいいロック。ナタリア、最近アントニオ・オロスコとのデュエットも良い感じだったし楽しみ。人通りの少ない街を飛ばし宿へ。

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明日からお仕事だし、今夜はおとなしく部屋で地元ビールb>Galloをグビグビ。TVをつけるとジェリー・リベラ。Televisaの番組。ちょっとたくましく影が出てきたジェリー。多分苦労もあるのでは。がんばれよジェリー。

空港で捕獲した新聞をパラパラ読む。楽器屋の広告が入ってる。

「歳末大売出し!(Llegaron las Ofertas de Fin de An~o)」

おい、もう年末かぁ?グァテマラも気が早いわ。さすがラテン!

ん?いや、年末のパーティー・バンドには今買って練習しなさい、ってことだな。どれどれ、どんなもんが売れ線なの?(値段はQuezal。1Q=15円弱くらい)

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残念ながらマリンバは売ってなかったが、やはりパーカッションははずせませんな。LPブランド中心。メレンゲ・タンボーラ、1万5千円かあ、ちょっと欲しい。







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アコーデオンがずらっと並ぶのも素晴らしい。しかしグァテマラの皆はいったい何を弾くのか。ノルテーニョなのか、フリエータ・ベネガスのコピー・バンドもいるのではないか、バジェナート愛好家はどうなのか、店に行って見張ってたいところだ。






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おお、照明まで売ってるじゃないか。American DJブランドの可動式2色スポットやレザー。

「今年のクリスマス・パーティーはひとつ若いのに人気のレゲトンとかいうのでいくかね、かあさん。このレーザー買って」

とかいう会話はさすがにないだろうが、超庶民も、こんなものが買えるお金持ちもいよいよ気持ちがクリスマスに向いてるんだろうな。とか思いつつ時差ぼけにめげず爆睡。
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by mofongo | 2006-11-12 23:19
2005年 12月 29日
漫遊記:NY 05.12
あー、やっとニューヨーク。アメリカンの9番ターミナルはきれいになっちゃってさびしい。あのワサワサした感じが好きだったんだけど。ホテルでネット繋いでメール処理、お客への電話、レポート仕上げ、とサクサクこなしたら、腹がへった。

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LIRRでジャメイカ・ステーションからペン・ステーションへ。地下鉄より高いけど早い。
ペン駅構内でいくつか演奏、パフォーマンスをつまみ食いする。かなりうまいJAZZとHIP HOP少年ダンスチームが秀逸でした。


地上に出るとクリスマス気分の街。どこもすごい人。クリスマスの買い物客と観光客。6番に乗ってまたも116丁目へ上がる。先ずはCD屋回り。CASA LATINOで探し物を物色。めでたくゲット。そしてFERNANDEZへ。 FERNADEZはバチャータかかりまくり。ドミニカ盤多し。そしてEl Barrio Musicへ。

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El Barrioはサルサとセイスやアギナルドとプエルトリコ一色。ここ好きなんです。CASA LATINOやFERNANDEZの方が品揃えあるんだけどね、それはそれ。お買い得盤が安い。サルサ、ヒバロ、レゲトンと4枚10ドルコーナーで掘り出し物頂きました。

やっぱりクリマス時はヒバロだよ。こんなフライヤーも置いてあった。泣けるなあ。
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◆◆◆


さて飯だ。クチフリートに行ったらテイクアウトの客が鈴なりでちょっと入れない。ああ、もう5時だもんね。ウインドウ越しに見えるモルシージャがウマそうだったけど、あきらめてEl Barrio Steak Houseへ。こちらは若干すいていた。

カウンターの一席が空いてた。左隣はモンドンゴとプラタノ・マドゥーロかあ、右隣のじいちゃんはフィレテ・デ・ペスカド、魚フライにアロス・コン・ガンドゥーレねぇ。うーん、何にしよか。

ショーケースの中を物色。あ、ピニョンがあった。チキンもうまそう!ということで頼みました。

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ああうまい。ジュークボックスからはなぜかバチャータばかりかかる。選曲とカウンターを取り仕切る3人娘(うーん、娘ではないか)はドミニカーナか?

ここの女将はプエルトリカン。店にはしっかり旗が飾られている。しかしこの女将、実にしっかりしてて、キッチンとの間を往復して料理を補充したり、テーブル席の後片付けをテキパキ指示したとおもったら、こまめにレジの金を簡易金庫に移し、札束を輪ゴムでまとめてもっていったりと、ニコリともしないでがんがん働く。ああ、働くってこういうのが原点だよなァ。

◆◆◆

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外にでるともう暗い。いろんな店を冷やかしてから、友人に電話をかけて、SOHOで待ち合わせる。今日はSOB'Sもブラジル系だし、COPAもぱっとしないので、ジャズにしました。

ジム・ホール。ベースはスティーブ・ラスピナ、ドラムスはテリー・クラークのトリオ。なかなかいいメンツ。

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演奏はすんばらしかった。昔をなぞるようなプレイは全然なし。アグレッシブ。演目はアルバム"Magic Meeting"ような感じで、あの音色のギターが実にスリリングにメロとコードを展開させてゆく。幸福。

外に出ると、こりゃ寒い。明日は雪だな。
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by mofongo | 2005-12-29 23:06