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2011年 05月 20日
赤木りえ「カリビアン・フルーツ・ジャム」@JZ Brat, 渋谷 2011.5.16
サブタイトルに“熱狂のCarnival ~Jam Sesson 十番勝負 其の壱”ということで当夜はゲストのフレディー・ミランダ・ジュニア/ Freddie Miranda Jr.(perc)が起爆剤になり燃えあがる予感。19:30のスタートには間に合わず、2曲目(くらいか?)から飛び込む。

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今夜のメンバーは中島 徹(pf) イスラエル・セデーニョ・ジュニア(b)、岩瀬 立飛(dr) 美座 良彦(perc)
そしてスペシャル:ゲスト フレディー・ミランダ・ジュニア(perc)

フレディー・ミランダ・ジュニアはあのプエルトリコを代表するサルサ・オルケスタ"エル・グラン・コンボ・デ・プエルト・リコ"のサックス奏者フレディー・ミランダの息子。島で若手~中堅のティンバレーロ/ボンゴセーロとして活躍していたが、縁あって今横田基地に昨年から勤務しAir Force Bandで音楽をやっている。

◆◆◆
バンドは絶妙なバランス、ずしっとした安定感とグルーヴ。赤木さんの音はきめが細かく背骨のある音で美しい。そして今夜はなんだかかなり骨太に聴こえる。

パーカッシブなフレーズのつぶが大きく見えるよう。そしてそれがメロディアスなフレーズに展開する瞬間がスリリング。色がきらめく。アニメで一瞬星が散るような感じ。


ピアノの中島さんは大きな音からピアニシモまでのダイナミクスが大きく、リズム隊4名の波に対峙している。そして大阪人。楽しい。

イスラエルは彼独特のグルーヴ感や、お約束の声とユニゾンのソロを聞かせてくれたりと楽しい。岩瀬さんはラテンとジャズをとりつなぎ煽り・支え・燃え上がる。美座さんは、オンのリズムに対して思いっきりため込むようなソロが一転解き放たれ爆走する瞬間、思わず腰が浮く。


席についてラムでのどを潤したら始まった、"El Cumbanchero"。プエルトリコへのレスペクト。モントゥーノ部分、フレディのソロがフィーチャーされる。

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何というか、音が前に出てくる。音量とか音質の話ではなく、「出そう」と意識して出すというアピールやテクの話でもなくて、溢れるフレーズ、一つの場所に止まらない変化やスピードとエネルギーをキープした演奏だから「前に出てきちゃう」感じ。

ソロのバックに回っても、「色の付け方」が多彩でかなり楽しめる。面白い。

続いてプエルトリコのクリスマスには欠かせない"Villancico Yaucano"。やさしいメロディー。りえさんのフルートの音色が森の木漏れ日に響くような透明だけど深くやさしい色になった。

フレディがグィロを担当。もちろんプエルトリコ特有のヒバロ・グィロ(Guiro jibaro/Guira jibara)。控えめで繊細な音だけどグィロの音一つでプエルトリコの香りが湧き立つ。

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そしてアントニオ・カルロス・ジョビンの"Stone Flower"をボンバ~レゲトン~ブラジリアンなリズムで。

フレディは美座さんと一緒にコンガへ。ボンバはおなじみシカ(Sica)っぽいリズムに気持ちクニャ(Cunya)のようなニュアンス。ちょっとうれしい。

聴きどころはフレディがプリモの役目をしてピアノのソロに対して切り込むところ、そしてソロになってボンバ特有のソロ・フレーズであること。ルンバなどは違うパターンと音質が聴けるのがボリクアのプレイ。

◆◆◆

後半は、Kiroさんの歌をまず一曲。"Like a bird in a cage"りえさん、中島さんがバックを。癒し系な歌と作品。

そしてバンドのメンバーが戻り"Never Ending Story"をメレンゲで。
そして続けて"サンタナの"Evil Ways"をチャチャチャで。っつてもソロに入ると美座・フレディが相乗効果で熱々。

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そして一息、中島さんとのデュオで"El dia que me quieras"。カルロス・ガルデルの超スタンダードの美しい曲。大好きな曲。穏やかに始まったテーマが中島さんのソロを経てフルートのテーマに戻ると切ない。どきっとする。同じメロなのに。でもその炎を抑えるように穏やかに締めくくり。はぁ。

そしてラストの曲"Obsesion"。言うまでもなくプエルトリコのペドロ・フローレスの名曲。
ソロに入り疾走。フレディは実にボリクアな熱さ、フレディは実にボリクアな熱さ、プエルトリカンの魅力の一つは「切れる」感じを持っている事。彼もだ。それを絶え間くパターンを変化させて叩いてくる。それはバックに回っても同じ。

ボンバで、「クア」と呼ばれる竹や木をスティックを叩く楽器がある。ティンバレスのカスカラのご先祖のような。別名「グアグア」ともいうけど、これがバリールのドライブ感を大きく左右する。彼のティンバレスにはそんな事を感じる。

アンコールとなり、大儀見元さんがコンガで参加。美座さんがティンバレス、フレディがボンゴ。大儀見さんはプエルトリコに6ヵ月滞在してた時、Willito Lopezの家でフレディとは夜中までよくデスカルガした仲なのだそうだ。

Wilitoはボビー・バレンティンやパルミエリ、そしていろんなオルケスタに参加。最近じゃPuerto Rican All Starsやポンセーニャとやっているベテラン。

曲はMario Bauzaの"Tanga"。アフロ・キューバン。イントロのボンゴとコンガの短い受け渡しがかっこいい。。大儀見さんも燃え!でライブ終了。

◆◆◆

帰りがけフレディと話した。日本で基地の外での演奏機会を増やしていきたいって。
またこのユニットで聴いてみたい。
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by mofongo | 2011-05-20 00:45 | Musica
2011年 05月 17日
御礼:5/14 いーぐる特集においで下さったみなさまへ
えー、5/14(土)いーぐる講演『ジャズはカリブ音楽の一種』においで下さいました皆様、ありがとうございました。おかげさまで結構な人数の方にお聞き頂くことができました。

しかし、後藤マスターの感想もありましたが

「長かった」

ですねぇ。15:30過ぎにスタートし19:00ころ終了。3時間半、つーことは成田-台北とか東京-岡山。かなりの方が「エコノミークラス症候群」となったと伺いました。すみません。
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◆◆◆

以下、mofongoの個人の感想です。

講演のネライはジャズファンに流布している「かも」しれない"ニューオリンズで誕生したジャズ"という定型文言への語りかけで、それは歴史的検証もありますが、一方で「音楽の成り立ちは家系図のようにツリー構造じゃない」ということも表現できればなあ、と言うのものでした。

ニューオリンズ→カンサス→スイング→バップとか、ソン→マンボ→サルサとか、単純な進化論で固まらないほうがおもしろい。でないと下手すれば音が消費されるばかり、というあたりを。

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それは、ここ20年くらいのトロピカル・ラテンの音の中で、ティンバが出てきたとき「サルサの進化系」と言った日本のミュージシャンや関係者たちが居ました。自分にとってはこの人たちは一発で最低ランクに落ちたくらいがっかりした発言でした。それはサルサにとってもキューバ音楽にとってもどっちにも不用意な物言いだと思ったからです。

それよりその一つのジャンル、音楽が含んでいる色々な要素をまずはフラットに楽しみ、同時に好みに応じて重みを付けてもっと楽しめれば、っていう思いです。

◆◆◆

そして隠れチャレンジ(?)としては「キューバ以前」つまり「ハイチ」、そして「ダンス」でした。

ハバネラの影響力の強力さは言わずもがなですが、それより前、カリンダやバンブーラやジュバと言った音・リズムが広がっていた事、また音楽はダンスと密接に結びつき、各々の音が生まれる大きな要素だった事に触れたいなと。でもカドリールやカリンダ、ケイクウオークあたりは名称を触るだけとなってしまいました。

そしてラテン側としては、コロンビアのクンビア、バジェナート、クルラオ、パナマのタンボリート、ベネズエラのホローポ、ペルーのコスタの音、プエルトコのボンバとプレーナ、マルチニークのベレ、ジャマイカのメント、そしてブラジルのショーロなどなどかけたい曲山積みでしたが、背骨がジャズの講演なので絞りました。また機会があれば、そんな特集も良いかも。

ということで、かけた曲はこんな感じでした。

『ジャズ史で学ぶ世界の不思議』第一回 ―― ジャズはカリブ音楽の一種

■イントロ:ジャズは今のジャズにならなかったかもしれない!

1 Ry Cooder "The Pearls/Tia Juana"(1978) USA
2 Jelly Roll Morton "Tia Juana"(1924) USA
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■本編:ヨーロッパ&アフリカからカリブへ、そしてカリブから「ジャズ」へ

1.ヨーロッパからカリブへ:『カントリー・ダンスからコントルダンス』【ハイチ革命まで】
3 The City Waiters "Country Dance-The Merry, merry Milkmaids" (1992) UK

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2.アフリカからカリブへ:
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4 (from La Voix de Globe) “大声で言うだろう” Zimbabwe
5 (Recorded by Alan Lomax)“ Papa Gede kenbe-m”(1936) Haiti
6 Los Congos del Espiritu Santo " Calunga"(1960')Dominican Republic
7 Tiroro "Petro-Quita"(1950') Haiti
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3.混じり合う音:ハイチ革命後19世紀後半まで(カリブ海)
8 Jules Sims "Bagai Sala Que Pocheray Moin"(1914) Trinidad
9 Tumba Francesa "Muerive yo dila"(2005) Cuba
10 Ignacio Cervantes(1847-1905) "Duchas Frias"(1983) Cuba
11 Eduardo Sanchez de Fuentes (1874-1944) "Tu" (comp1889) Cuba
12 Guillermo Rubalcaba "Verdad"(1987) Cuba
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4.混じり合う音:ハイチ革命後19世紀後半まで(合衆国)
13 Louis Moreau Gottschalk(1829-1869)"Festa Criolla"
from "A Night in the Tropics" (comp1859)USA
14 John Philip Sousa (1854-1932) "La Paloma" (comp1863) USA
15 John Philip Sousa (1854-1932) "Stars and Stripes Forever"(comp1897) USA
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16 Scott Joplin (1968-1917) "Heliotrope Bouquet"(1907)USA
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5.ジャズにならず発展した兄弟たち:カリブ海音楽のいろいろ
17 Lita Ariran "Yurumey"(1993) Honduras/ Garifuna
18 L'Orchestre Antillais Sepent Maigre"(1929) Martinique
19 Atilla The Hun "Roosevelt in Trinidad"(1937) Trinidad
20 Joseph Spence“There Will Be A Happy Meeting In Glory” (1958) Bahamas
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6.ジャズになった音:草創期の「ジャズ」のカリブ性(スパニッシュ・ティンジ)
21 Piron's New Orleans Orchestra "Mama's gone Good-bye" (1923) USA
22 Louis Armstrong "St. Louis Blues"(1929) USA
23 Sidney Bechet "Tropical Mood Rhumba" (1939) USA
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7.ニューオリンズ音楽のその後:カリブ性とブルース性の混在。
24 Professor Longhair "Mardi Gras in New Orleans"(1949) USA
25 Dr.John "Iko Iko"(1972) USA
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8.その後のジャズとカリブ音楽。両者が再び出会うのは?
26 Frank Emilio Frynn “Gandinga, Mondongo y Sandunga” (1996) Cuba
27 Albert Ayler "Ghost"(1964) USA
28 Jaco Pastorious "Liberty City"(1982) USA
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■アウトロ:最後はこれで盛り上がろう!
29 Sonny Rollins "St.Thomas"(1956) USA

◆◆◆

しかし、聞いてくださった方はおもしろかったでしょうか?ご意見、ご感想ありましたら是非ともお願いします!
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by mofongo | 2011-05-17 03:55 | Musica
2011年 05月 16日
やっぱプレシデンテはバチャータに合う
連休中、カリブ海を酔っぱらいつつ漂流していた友人のMさんが、お土産に貴重品をくれました。

日本ではまずでに入らないブツをまずよく冷やした後、神棚に供えました。

じゃーん、

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Presidenteの小瓶です!Mil Gracias!

しかし小瓶とは言えダースで持ち帰った根性はすごい。パンデレータスやらタンボールやらも持って帰ったと聞くし・・・・。いったいどうやって持ってきたのか??


ということで日曜の夜、よーく冷やして、こんな音を聞きながらぐびぐび。ぷはー。あ、あっと言う間に飲んじゃった。もうない。悲しい。。国産のぬるめの発泡酒しか残ってない。。

Romeo Santos "You/Tu"
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→YouTubeで"You"を聴く


言わずと知れたAnthony "Romeo" Santosです。ソリストとして「新しい冒険」(nueva aventura)を始めたっつー訳で。ソロアルバム『Formulaより。

ぬるいビールを飲みながらのバチャータはなんだか切ないねえ。しかし、そこが良いのだ。

(それにしてもワシントン・ハイツのドミニカーナはかわいいな。)
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→YouTubeでワシントンハイツでの"You"の評価を見る



そうそう、今年の2月に日本バチャータ協会主催の『バチャータ音楽の歴史講座』を受講しました。講師はLa Hermana de los Santos先生。

そして先日(つっても一ヶ月くらい前)修了証が届きました。

じゃーん。

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Los Santos先生と日本バチャータ協会に感謝します。
あー、ドミニカいいわ。



ということで明日5/17(火)はこれがありました!

■Tackey&Manonのバチャータ天国■
@Triple Twenty - 六本木 
http://r.gnavi.co.jp/g342903

¥1,800-w1d
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by mofongo | 2011-05-16 00:38 | Musica
2011年 05月 11日
「河村要助の真実」&「サルサ天国~河村要助の世界~」
もう行かれたでしょうか?今行われている河村要助さん作品を楽しめる2つの展示。

★「伝説のイラストレーター 河村要助の真実」@クリエイションギャラリーG8
は、5月20日(金)まで!
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→詳細はこちら 

★「サルサ天国~河村要助の世界~」@セルバンテス文化センター東京 2Fギャラリー
は、今週の土曜日(14日)まで!

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→詳細はこちら

河村さんはサイトの紹介にもある通り、日本でなら山口はるみさんとかペーター佐藤さんとか、1960年代後半から70年代のリアルなイラストレーションの全盛期に、まったく違った個性的な絵でまさに衝撃的に登場し、その後自分にとっては「音楽の匂いやリズム」と不可分な絵を次々に描いて見せてくれた方。

そして言わずもがなですが、サルサという音楽の広まりに力を尽くされた方。その愛に溢れた文章はイラストレーションと相まって、サルサという音楽が持つ匂いや空気、NYのエル・バリオの雑踏からプエルトリコの熱帯夜とコキの声までを妄想させてくれます。

どちらの会場も見どころたっぷりです。

【クリエイションギャラリーG8】
先々週行きました。懐かしい、しかし強力な作品がたっぷり!

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【セルバンテス文化センター東京】
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オープニング、パーティーに行きました。

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ウイリー長崎さんがライブ!

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河村さんの絵を見ながら、ウイリーさんの生音のティンバレスのリズムでステップ、なんてちょっと経験できない面白さ。音と絵が連動するような、絵から音が出てくるような!


そして、セルバンテスの最終日(今週土曜日・14日)には「さよならパーティ」があります。

クロージングDJイベント:2011年5月14日(土) 18:00~22:00
<出演>エルカミナンテ岡本 / OYAMA / ウィリー・ナガサキほか
入場無料!

丁度、その日の15:30-18:00に同じ四谷でmofongoが絡むイベントがありますので、
お時間のある方は、両方はしごされてはいかがでしょうか。

◆[いーぐる連続講演] 第446回  5月14日(土)3時30分より
「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回 - ジャズはカリブ音楽の一種」
解説 mofongo vs. 村井康司
場所:四谷・いーぐる 

→詳しくはこちら

そして、セルバンテスが終わったら南北線で六本木まで繰り出すとか色々楽しめます!
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by mofongo | 2011-05-11 20:59 | Musica
2011年 05月 02日
5/14(土)いーぐる講演「 ジャズはカリブ音楽の一種」
えー、3月12 日、つまり震災の翌日に決行した『いーぐる連続講演「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回 ジャズはカリブ音楽の一種」 』ですが、主催のいーぐる店主の後藤さんから「おもしろかったから、もう一回仕切り直しでやりませんか?」というオファーを頂きました。

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ということで、5月14日(土)の午後にやります。まあ、前回はさすがに外出はためらわれた方が普通だと思いますが、今回ご都合つきましたらぜひ遊びにいらして下さい。


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■[いーぐる連続講演] 第446回 
5月14日(土)3時30分より
「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回 - ジャズはカリブ音楽の一種」
解説 mofongo vs. 村井康司

場所:いーぐる 
(四谷です。地図はお店のサイトに)
http://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.html

参加費は\600(飲み物代別)です。予約は不要です。講演時間は毎回2時間半ほどで、途中参加、退席はご自由です。

村井康司さんが『JAZZ JAPAN』誌に連載中の同名記事に出てくる音源を、実際に聴いてみようという連続企画の第一回であります。
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【村井康司】
著書『ジャズの明日へ』『ジャズ喫茶に花束を』(共に河出書房新社)。共著、監修『200CD 21世紀へのジャズ』(立風書房)『ジャズ”名演”入門』『ジャズ”名曲”入門』(共に宝島社)『20世紀のロック名盤300』
『めくってびっくり俳句絵本』の5巻シリーズ」(岩崎書店。第57回産経児童出版文化賞のニッポ ン放送賞を受賞)など多数。 「JAZZ JAPAN」「CDジャーナル」「ジャズ批評」「スイングジャーナル」などに執筆。

【伊藤嘉章 mofongo】
共著『カリブ・ラテンアメリカ 音の地図 』(音楽之友社)、『米国ラテン音楽ディスク・ガイド50’s-80’s LATIN DANCE MANIA』 (リットーミュージック)。「LATINA」「Ambos Mundos」などに執筆。カリブ海に5年在住。帰国後もカリブ・中南米を行き来するただの酔っ払い。

・ニューオリンズでのジャズが誕生・それより前、17-19世紀あの辺で富の中心で流行・音楽の先端地だったのは?
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・その頃聞えてた音は?アフリカからの音は?リズムは?欧州との関係は?
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・プエルトリコとキューバとニューオリンズとトリニダードとマルチニークを結ぶものは?
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・その後もカリブからジャズへの影響は?
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などなど、歴史とカリブと北米のジャズとの関係、そして「ラテンの耳」「ジャズの耳」が分離してないような音をかけてみたいですね。

お時間がある方は遊びに来て下さい。いーぐるのJBLのスピーカーの音は素晴らしいですよ。「ジャズ喫茶」なんて、怖くて入れない?!」なんて方も、この機会に体験されてもいいかも。


あ、そうそう、この日は同じ四谷で下記があります。ちょうどいーぐるの講演終わってからこちらに流れるのがラテン派の方ならベストかも。

@セルバンテス文化センター東京 2Fギャラリー
★『サルサ天国~河村要助の世界~』 5月14日(土)最終日イベント(多分18:30くらいから)
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by mofongo | 2011-05-02 00:50 | Musica
2011年 03月 25日
ラロ・ロドリゲスとラ・ビトローラ
ラロ・ロドリゲス・・・・。 捕まっちゃったらしい・・・。

各紙の伝えるところをまとめるとこんな感じか。

先週の日曜日夜、フロリダのオレンジ郡の警察に逮捕。ドメスティック・バイオレンスらしい。被害者の名前は明かされていないが奥さんらしい。罰金1,500ドルと今後被害者への接触の禁止を申し渡されたらしい。一旦は罰金を払わず州刑務所に拘留されたが今は釈放中。

昨年もラロはプエルトリコでのコンサートにも顔出して活動してました。

去年12月のムニョス・リベラ公園でのトニー・ベガとの二本立てとか。
もちろん中南米やアメリカ本土でのコンサート、パナマやコロンビア、欧州ではスペイン、オランダとか海外の仕事もこなしてた。
やはりサルサ・ファンからの支持は強い。

◆◆◆


若手もラロに対するレスペクトは強く、例えば最近のロック系の新しいグループLa Vitrolaなんかも名曲"Devorame otra vez"を取り上げている。

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話はそれるけどこのビトローラ、フランキー・ルイスの「La rueda」やラフィー・レアビの「Payaso」、エル・グラン・コンボの「Ojos chinos」とかロックの語法でやっててなかなか楽しい。「俺たちの中にはボリクアのCocolo(サルサ野郎)の血が流れている」とか頼もしい事言っている。

Ricky D?az (vo)、 Ernesto “Jungi” Padilla (ds)、Eric “Jey” Seda (b)、Daniel Rosa (g) 、 Jaime “Megui”Rivera (perc)の5人

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La Vitrola de Puerto Rico Somos Boricuas
→YouTubeでPVを見る

◆◆◆

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ラジオ局でも踊りのフロアでも"Maximo Chamorro"、"Devorame otra vez"、 "Tu no sabes querer"などなど今も定番。
DVとはほんと残念だけど、また声を聴かせてくれるだろうか。
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by mofongo | 2011-03-25 12:47 | Musica
2011年 03月 12日
本日3/12(土)15:30- いーぐる講演やります。
本日3/12(土)15:30- いーぐる講演やります。

昨日の地震はすごかったですね。地震発生の時、ビルの22階にいた自分は、「今回はだめか」と思ったくらい揺れました。今までと違った感覚でした。そして今朝もTVの映像の前で呆然としています。東北地方の音楽仲間、友人、ご家族の方、心配です。

呆然とするしか出来ない自分ですが、前にお知らせした本日のいーぐる講演は行います。
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いーぐる連続講演 3月12日(土)15:30-「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回」
解説 mofongo × 村井康司
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■[いーぐる連続講演]第441回 
3月12日(土)3時30分より
場所:いーぐる (四谷です。→
地図はお店のサイトに
参加費は¥600(飲み物代別)。予約は不要です。講演時間は毎回2時間半ほどで、途中参加、退席はご自由です。

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宜しくお願いします。
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by mofongo | 2011-03-12 11:26 | Musica
2011年 02月 28日
3/12(土)「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回」
村井康司さんが『JAZZ JAPAN』誌に連載中の同名記事に出てくる音源を、実際に聴いてみようという連続企画。第一回にゲストで呼んでもらいました。

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いーぐる連続講演 3月12日(土)「ジャズ史で学ぶ世界の不思議:第1回」
解説 mofongo × 村井康司 (詳細は最後に)
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村井康司さんは音楽評論家で編集者、そして俳人でバンド・リーダーでもあるという多才な方。

著書には『ジャズの明日へ』『ジャズ喫茶に花束を』(共に河出書房新社)。ジャズ関係の共著、監修では『200CD 21世紀へのジャズ』(立風書房)『ジャズ”名演”入門』『ジャズ”名曲”入門』(共に宝島社)ロックでは『20世紀のロック名盤300』・・・といっぱい。
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そして俳句・絵本でも『めくってびっくり俳句絵本』の5巻シリーズ」(岩崎書店。第57回産経児童出版文化賞のニッポ ン放送賞を受賞)など多数。

編集者のお仕事も山盛りですが、例えば佐藤泰志『海炭市叙景』(小学館文庫。昨年第23回東京国際映画祭にも出品されヒットした同名の映画の原作!)や菊池成孔『スペインの宇宙食』などなど。

「JAZZ JAPAN」「CDジャーナル」「ジャズ批評」「スイングジャーナル」などの執筆、CDライナーは数知れず。

という方です。

と書くとなんだかいかつい感じですが、至って穏やかな、しかし好奇心と音楽に対する広い目は比類なき方です。そしてよっぱらいも得意。



その村井さんが『JAZZ JAPAN』誌に「ジャズ史で学ぶ世界の不思議」という連載をスタートされているのですが、単純にジャズ史をニューオリンズからスタートしたり、アメリカ大陸の中の話だけするようなことはしない。

まず「カリブ海」から!

という事で、お声がかかりました。

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ニューオリンズでのジャズが誕生をその地のクレオールやコンゴ広場の話で紋切り型に片付けず、

・それより前、17-19世紀あの辺で富の中心で流行・音楽の先端地だったのは?

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・その頃聞えてた音は?アフリカからの音は?リズムは?欧州との関係は?
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・プエルトリコとキューバとニューオリンズとトリニダードとマルチニークを結ぶものは?
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などなど、歴史とカリブと北米のジャズとの関係、そして「ラテンの耳」「ジャズの耳」が分離してないような音をかけて見たいですね。(まだ村井さんと全然打ち合わせてないですが・・)


お時間がある方は遊びに来て下さい。いーぐるのJBLのスピーカーの音は素晴らしいですから。


■[いーぐる連続講演]第441回 
3月12日(土)3時30分より
場所:いーぐる (四谷です。→
地図はお店のサイトに
参加費は¥600(飲み物代別)。予約は不要です。講演時間は毎回2時間半ほどで、途中参加、退席はご自由です。
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by mofongo | 2011-02-28 01:18 | Musica
2011年 01月 29日
旅日記 '11.1 捕獲CDから(1) モハメド・アブドゥ
ドバイ、レバノンで地元CDを捕獲。

旅先でのCD捕獲は、店のおっちゃんや兄ちゃんに教えてもらえるのが楽しい。
ネットの情報見てネットで買うのとやっぱりちがう。

*カタカナ表記は日本のネットや本、聞こえた通りの音で。アルファベットはCDになければネットのを。でも結局アラビックの発音からするとどれもピッタリでないのだ。

まずはネットでも日本語情報の限られる湾岸地域の音Khaleej(カレージ/ハレージ/ハリージ)

1.モハメド・アブドゥ(Mohammed Abdu)

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このかぶりもの(ゴドラ/ガットゥラ/グドラとアガール/イガール)と服(カンドーラ)だけで泣けます。まさに湾岸の男。但し、この服は薄茶色とちょっと湾岸っぽくないですが。

このサウジアラビア出身のおとっつあんは1949年生まれだからもう61才。でもまだまだ新譜を出し続けてる大御所です。アシール(Aser/Asseer/Asir)というサウジの南西地方の出身。
ペルシャ湾岸ではなく紅海側ですね。山脈が連なりかなり雨も降るという一般のサウジと違うイメージの場所。

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このアシール地方は相当古い歴史をもっています。で、もし聖書とか、ユダヤって何?とか思った事あって突っ込んで見た事のある人なら『聖書アラビア起源説 』(草思社/カマール サリービー 著, 広河隆一、 矢島三枝子訳)読んだ事あるかも。すごく面白い。

「古代イスラエルは今のパレスチナ地方じゃなくて、このアラビア半島のアシール地方にあった」って研究の本なのです。

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そんなアシール地方出で、3歳の時に孤児になって、でも苦労して高校まで出て郵便局に勤める傍ら、歌い曲を作って、ラジオ局に認められ・・・という苦労人のアブドゥとっつあんのすこしざらっとした声は魅力的。郵便局員で作曲そして・・・というと、ティテ・クレ・アロンソが浮かびますね。

なにせ、オーセンティックなアラブ・湾岸歌謡の大御所ですからサウンドはストリングス隊とダルブッカ(タブラ)などのお約束の音に、アラブ特有の1/4音(微小音程/中立音程)を使うマカームによるメロディーの歌が美しい。何歌ってるかはよくわからないけどメロに乗るとハマる。

途中からテンポが上がる曲でも、ストリングスと掛け合いが激しくなる曲でも、アブドゥとっつあんは、熱くなる事無く、落ち着いた「語り」のような歌いぶりがこれまた魅力です。

アラブと言っても湾岸とトルコとレバノンとエジプトとマグレブでは相当違うし、湾岸と一言で言ってもサウジ、オマーン、カタール、UAEと違いがある。

そんな所を、音を手掛かりにゆっくり紐解き、アラブの事、ユダヤの事、イスラエルの事、パレスチナの事、マグリブからアンダルースの事・・・をもっと知ってカリブの音の手掛かりも探し続けたいなあ。

(例えばエジプトの男の衣裳をガラベーラ(Galabera)っていうのけどそれって西語圏カリブのグァヤベージャ(Guayabera)とどっか関係あるのか?とかね)
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by mofongo | 2011-01-29 01:07 | Musica
2010年 12月 23日
Viento de Agua /ビエント・デ・アグア - 熟れた果実- Fruta Madura
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ビエント・デ・アグアってグループ名を知ってる人は、カリブ系ラテン音楽を10年くらい聴いてるか、プエルトリコやNYの音に興味がある人だと思う。

1997年プレーナとボンバをベースにしたとても新鮮な音でデビューしたグループ。翌年に『De Puerto Rico al Mundo/プエルトリコから世界へ』っていうかっこいい盤をリリースした。
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◆◆◆

90年代はプエルトリコではプレーナ・リブレを筆頭に、若いプレーナのグループが続々と出てきた頃で、自分もずいぶんライブに遊びに行ったり、知り合いもできた。

プレーナ・リブレのリーダーのゲイリー・ニュネス、プレネアロのリーダーのイバン・リベーラ、セペーダ一家のモデスト・セペーダ、ヘスス・セペーダ、マリオ・セペーダジォバニ・イダルゴアンソニー・カリージョカチェーテ・マルドナード・・・・いろいろボンバの太鼓"バリール/Barril"や"クア/Cua"の事や、プレーナの楽器"パンデレータ/Pandereta"や"グィロ"の事を教えてもらった。

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(写真はカチェーテ・マルドナードとマハドーレスの仲間たち)


バリールには3種類あり、ブレアドール、スビドール、プリモと名前が付いている。

コンガが好きな人は、プエルトリコ系の奏者とキューバ系の奏者で音の好みに一定の傾向がある事に同意してくれるのでは。自分の感覚ではキューバは湿って/丸くて、プエルトリコは乾いて/とがっている気がする。それはこのボンバのバリールの音と無縁ではないとか思う。

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(写真はセペーダ一家)


プレーナのパンデレータにはセギドール、プンテアドール(又はセグンド)、レキントの3種類がある。レキントはソロを取るのでかっこいい。プレーナのパンデレータを"プレネーラ"と呼ぶ人がいるが、地元のミュージシャンはほぼ100%パンデレータと呼ぶ。LP、CDなどの音源や教則本などの表記も同様。

友人のプレーナ奏者たち(これはプレネーロ(Plenero)と呼ばれる)が説明してくれた話によれば、プレネーラというのは「プレーナの楽器」の意味だから、自分はパンデレータもグィロもいっしょになってしまうし、または音楽家は楽器のことはきちんと楽器の名前で呼ぶからパンデレータと呼ぶ、ということだった。

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(写真はプレネアロ)


加えて言えばパンデレータ奏者は時に自分の担当楽器は「パンデレータ」ではなく「レキント」だとか「セグンド」だとか具体的な名前を言って「パンデレータ」すら使わない場合もあるという、心意気も見せる。サックス奏者が「テナーやってます」「アルトです」というのに似てる。

一方、演奏しない普通の人や、たまのパーティーで使う程度の人はプレネーラと呼んだりもする。プレネーラはLP社のパンデレータのセット、又はそのコピーの中国製の簡単なパンデレータ・セットの商品名でもある。だからパッケージにそう書いてあるままに呼んでいるともいえる。「プレーナの楽器」程度の意味で使う人もいるので通じる。ただ「サルサ・ファンはまずパンデレータだ、グラン・コンボの名曲"Con Guiro y Pandereta"(グィロとパンデレータ)があるからね」、と説明してくれる親爺もいた。
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*ちなみに「パンデレッタ」というカタカナ表記も見るが、tの字はシングルなので促音ではなく、スペイン語発音とは異なる。アルファベット通りの発音だと「パンデレタ」ですね。カタカナ表記の場合、便宜上アクセント部(この場合は「レ」)を長母音的に伸ばす表記「-」を入れる事が近年は増えてきているので、自分は「パンデレータ」を使っている。ウイリー・コローン(ロにアクセント)とか。
◆◆◆

さて、楽器の事はこのくらいにして、当時日本でそんなことを嗅ぎつけていた東琢磨さんからの依頼で『ラティーナ』誌や『アンボス・ムンドス』誌にボンバとプレーナの記事を書いたりした。

その中で一押しだったのがこのビエント・デ・アグア

その彼らが13年ぶりに新譜をリリース。これが良いのです。

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プレーナのパーカッシブな面が十分に出ていると同時に、ジャージーなアレンジが曲に変化をつけてかっこいい。ティト・マトスの歌も力強い。

また曲のテーマもプエルトリコの現状に対するプロテストから、アフロ・ルーツの事、愛、偉大なプレーナ奏者へのオマージュ・・とバラエティーに富んでいる。
日本盤もリリースあり。買うなら歌詞の訳が付いている日本盤がおすすめ。

→発売元:メタ・カンパニーへ

→YouTubeでPVを見る

1枚目をリリースした後の彼らの活動は、2004年に"ビエント・デ・アグア・アンプラグド"という管楽器などが入らないアーセンティックなユニットでCDをリリース。

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また、エディー・パルミエリの初のプレーナの作品に参加したり、リッキー・マーチンの『MTV Unplugged』への参加、またジャズではダビッド・サンチェス、ウイリアム・セペーダ、ミゲル・セノーンなどの作品にひっぱりだこだった訳です。

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と言うことで、リーダーのティト・マトスにインタビューした記事を『ラティーナ』誌の1月号(12/20発売)に載せて頂きました。
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『プエルトリコの文化と伝統を伝える ビエント・デ・アグア』という記事です。
4ページ・カラーで関係CDの紹介もしています。ティト・マトスは、こちらの細かい質問にも丁寧に答えてくれたので、この作品を楽しむのに役立つと思います。興味のある方はぜひ。
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by mofongo | 2010-12-23 15:55 | Musica