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2006年 11月 29日
旅日記・トリニダッド06.11
マイアミからトリニダ行き。飛行機の中はトリニ英語満載で西語の頭から切り替え。

夜9:00着。タクシー30分ほどぶっとばすと、右手にラバンティールの灯が見えてくる。ポート・オブ・スペインの超庶民の住むところでヤバイことも多いが、音楽でもとても濃いところ。デスペラードスのパン・ヤードもここ。デストラもここ出身。

さてサン・フェルナンドとポート・オブ・スペインを往復してひたすらお仕事。

その中でお客とのライミングと食い物と音楽が唯一の(唯三の?)楽しみ。

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お客とのライム(おしゃべり)は英語圏はちょっとラテン親父とはノリが違う。
サン・フェルナンドじゃ、いつも行くJenny’s Wok。店のつくりもトリニ親父たちの飲み様もイギリスのパブのムード。くっだらない話し、クリケットの話しから政治の話しまで。サン・フェルナンドのトリニ弁はポート・オブ・スペインよりやわらかい感じがする。フェルナンデス黒ラベルのラムがうまい。





◆◆◆

今回捕獲CDは4枚

まず狙ってたのはマチェル・モンタノウィンチェスターの夏ごろ出た新譜。特にマチェル、好きなんです。

マチェル・モンタノは5歳からソカやってる芸暦の長く人気絶大なアーティスト。さすがにうまいし、サービス精神満載のツボを心得た曲が多い。

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この”B.O.D.Y.”(“Band Of D Year”)は良いですねー。色々やってくれてるしさすがです。

1曲目"Scandal"はグイグイくるSoca。とにかくかっこいいです。
2曲目は"Band Of D Year"は2006年のRoad Marchの受賞曲。
3曲目には注目!このヒット曲"Dance With You"Reggaetonバージョンなのです。Socaの強いビートとリズム・パターンはレゲトンと親近性あり。だからMix盤としてじゃなくて、トリニダッド側がレゲトンを、プエルトリコ側がソカを取り上げたオリジナルの曲が前から聴きたかったのです。

レゲトンに欠かせないプエルトリコ特有の”泣き”は一切無く、といってダンスホールのジャマイカの匂いとも違う。トリニダッドの匂い。

などなど聴き所満載の盤です。

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Shurwayne Winchesterの新作 “Evolution”International Soca Monarch受賞の”Can’t Wait”、Groovy Soca Monarch受賞の”Don’t Stop”を含む盤でこれまた楽しめます。”Dead or Alive”のリミックスも入ってるし、ビデオもおまけに入ってるし、カリプソ・ローズ大先生とのデュエット、”Tempo”も収録。Soca MonarchをShurwayneにさらわれたBunjiとMachelとの”Move With Us”などこちらも聴き所満載。


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◆3枚目はおなじみSOCAのコンピレ”Soca Gold”シリーズの2006年版
Roy Cape & Rita Jones、Nadia Baston、Mista Vybe、Faye Ann Lyons、Iwar George、Kevin Lyttleなどなど。ソカもほんと色々で楽しい。





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◆最後は”The Best of 3Canal”
彼らの1997から2004間でのベスト盤。でも4曲新曲も入ってます(と言っても2004年時点の、ですが)。3枚組でたっぷり楽しめる。1が”Festival”、2が”Experimental”、3が”Visual”でDVDとなってます。お得。もともと舞台俳優だったというメンバー、ポップでかっこいい彼らをじっくり楽しみたいと思います。

◆◆◆

◆さて、食べ物。WoodbrookeのWood Ford Caféです。ここは夜は若い子向きのクラブですが、昼間はランチ(定食)が食べられます。

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まず飲みものはMauby。これはMaubyという木の皮を香辛料と煮出して砂糖で甘くしたもの。トリニ及びグレナダとか英語圏南カリブの定番のひとつ。砂糖なしだとビターですが、冷やして飲むとさっぱりしていい感じ。スーパーなどでシナモンスティック、バニラ・スティックのような感じで売ってます。最近は濃縮還元のボトルもありで手軽に(手抜きに)なってます。







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そして何は無くともカラルー。酸味がいい感じでおいしかった。これぞ、地元の味。









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メインはオックステールのシチューにオクラ・ライス
これがまた大変うまかった。テール料理にしろ、足の料理にしろ、昔は貧乏人、古くは奴隷が食べていた部位ですが、最近では安くないみたいですね。






◆そして、締めはダブルス

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またも帰りの空港です。この日は朝早い便だったのでまだ暗くて、オヤジも店を開いたばかり。しかし、開店一番だからロティがまだフレッシュでうまいんだ。焼きたてパンみたいなもんですね。











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チャナの出来具合もバッチリで大満足。
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by mofongo | 2006-11-29 16:22 | Viaje/漫遊記
2006年 11月 23日
旅日記・エルサルバドル 06.11 (3)
(続き)

その後の日々はもう細かい事言っても無駄。親父たちの完勝

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アトラクションにサンバ隊が来れば、しっかり踊り














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ディスコでレゲトン大会があれば、勝ちをさらい









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プールサイド・バーでは常連扱い









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例の観光大臣が遊びに来てくれても













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ひたすら飲んで盛り上がる














とても勝てません。

こんな風にあっという間に3日が過ぎ、会議は終了。皆、三々五々国へ帰っていった。

「モフォンゴさん、体に気をつけて!」(貴方のおかげでぼろぼろですわ)

「いやー、楽しかった。毎週やりましょう。がはははは」(殺す気か)

「モフォンゴさん。あんな飲んじゃ体に毒ですよ」(あんただろが・・・)

◆◆◆


・・・・

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翌日、皆が帰った後、ひたすら爆睡。
遅く起きて、浜でボーっとエクトル・ラボーの伝記を読んで過ごす。

いやー少なくともあと1年は、怒涛の日を過ごさ無くていいな、やれやれ・・・








・・・と思いつつも、静かなビーチは、なにかもの足りない。
無意識に親父とまた対決したがっている自分が一番の問題なのではないか・・・

(完)
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by mofongo | 2006-11-23 23:09 | Viaje/漫遊記
2006年 11月 23日
旅日記・エルサルバドル 06.11 (2)
(続き)

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再び打合せはバーへ移動。その頃には南米C国、B国、V国、E国なども到着。カリブD国のセニョーラが大変美しい。

バーにはバンドも入っており"会議はまず踊る"ということでスタートした。これが作法。



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バンドはメレンゲ、クンビア、サルサ、バチャータ、カリブソからボレロまでなんでもありのリゾート・バンド中でもクンビアとサルサがやけに良い。あとで確認したらコロンビアから来てるバンドであった。

さてダンスとバカ話が一段落したところで、

「あすは8時に会議場集合だったよなあ」

と皆に話し掛ける。こころある某B国、C国、E国、V国などは12時くらいをめどに静かに部屋に戻っていった。

・・・問題は中米である。

無反応

国土にカリブ海沿岸を持っている国は問題多い・・。
再度、明日のスケジュールを匂わせてみることとした。

「明日も良い天気だといいよな、朝から」


・・・失敗だった。日本なら察してお開きにするところが、逆効果となった。

「そうだ、明日は一日中窓の無い部屋で太陽も海もアルコールもなしだ、なあみんな」
「だから?」
「バーテンダー!」

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・・・並んだ・・・。テキーラとライム・・・
実に美しい、といっている場合ではない。

「では、明日からの会議を祝してカンパ-イ
「サルー」「がはははは」・・・またバカ話が盛り上がる。


しばらくすると
「ではもう一度、明日からの会議を祝してカンパイしましょう」
「サルー」「がはははは」・・・またバカ話が盛り上がる。


・・・しばらくするとまた並びました。テキーラとライム・・・今度はダブル・・・
皆「サルー」「がはははは」・・・またバカ話が盛り上がる。


・・・しならくすると・・・
「ではもう一度だけ、明日からの会議を祝してカンパイしましょう」

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・・・またまた並びました。テキーラとライム・・・おい今度はトリプル orz・・・

頭が浮揚し始めた。時間は2時を回っている。このままでは自滅だ。
盛り上がる親父たちに「5時間後に会いましょう」と握手し、部屋でベッドに倒れこんだ。

◆◆◆


6時半、明るくて目がさめる。当然死んでいる。死にながら熱いシャワーを浴び、プールで少し泳ぎ半死にくらいになった。水分だけとりにレストランへ行く。

「おっはよございまーす、モフォンゴさーん」

親父たち、こざっぱりとビジネス・カジュアルスタイルで、ビュッフェの朝飯をしっかり食ってる

初日から敗北だった。

(続く)
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by mofongo | 2006-11-23 10:45 | Viaje/漫遊記
2006年 11月 23日
旅日記・エルサルバドル 06.11 (1)
グアテマラからエルサルバドルへ。

ここでは大量のラテン親父(及び少量のセニョーラ)を捌く仕事。
全部で15の国から40人くらい集まるが、そのうち8ヶ国、20人くらいのお相手をさせていただく。皆様、大変個性の強い方ばかりで別名"ミッション・インポッシブル"

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場所は首都サンサルバドルから西へ2時間。太平洋に面したビーチ・リゾート
大きな敷地にビーチ、プール、ジム、野外ジャグジー、4つのレストラン、4つのバー(24時間オープン)、ディスコがそろっている。






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そしてこのリゾート、"All Inclusive"、つまりいくら食っても、いくら飲んでも全部込み込みのタダ。それで一泊約90ドルは安い。


し・か・し・・・・






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いくらでも飲める場所にラテン親父を放し飼いにするのははっきり言って自殺行為・・・

会議は朝8時から始まり、夕方まで続く。それが2.5日間。
はたして、スケジュール通りに行くのか・・・不安が・・・

◆◆◆


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夕刻、ホテルに到着。おお、素晴らしい!仕事でなければなんとよいところ。
さっそくビーチに出る。オープン・エアのバーからはサルサ、メレンゲが。ジョエ・アロージョ、そしてグラン・コンボ、ミリー・ケサーダと続く。素晴らしい選曲。

太平洋に沈む夕日も美しい。しかし、この夕日、明日も無事に見られるのか。
トム・クルーズになった気分。

◆◆◆




「おー、モフォンゴ・サーン!」

振り向くと、中米某C国のフランシスコだ。いきなり難易度高い。この男とは一昨年日本の某H市でネオンの中を全力を挙げて市場調査に取り組みんだ相手だ。

モ「アイ・カランバ、オンブレ!ケタル?!タント・ティエンポ!」
(大変お久しぶりでございます。お変りはありませんか?)

がしっと抱き合い旧交を温める。既に相手の手には武器が。横目で確認するに、ウオッカ&ソーダのようだ。

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その後ろにはにこやかな表情の同僚のマヌエル、南米C国のホルヘ、中米H国のギジェルモとルイス・カルロス、そして最も手ごわいネルソン。昨年海亀の卵を御馳走してくれた男である。

おのおのとがっしり抱き合い旧交を温め、早速バー・カウンターで打合せ。

ギ「・・・で、その男が女の家に行った訳だよ。そしたら・・・・」
一同「ぎゃはははは」


早くも会議は白熱。8時くらいになったので一旦レストランへ移動して夕食。

「ビールもう一杯」「赤ワイン追加!」
非常に体調も良いようだ。戦いは初日の晩のからかなり厳しいものになるだろう・・・

(続く)
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by mofongo | 2006-11-23 02:48 | Viaje/漫遊記
2006年 11月 21日
旅日記・グアテマラ 06.11 (2)
グアテマラの朝は早い。

薄ら明るくなったらもう外では人が行き交う音がする。そしてそれが一日を始める元気をくれる。

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だから朝飯はいつも宿の前の道端で店を開くおばちゃんのとこ。
今日はしっかり食べたいのでトルティーヤレジェニートも。飲み物はアトル。息子が大きなポットから汲んでくれる。とうもろこし粉のアトルではなくてアロス・コン・レチェ。





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こんなに頼んで1ドルしない。

おかあちゃんも息子も忙しいので、一番下のチビと話ししながらゆっくり食べる。

トルティーヤ(一番上の写真)にフリホーレス(豆のペースト。真中の写真のあんこのようなもの。塩味)を挟んで食べる。うーん。シンプルだけどよくかむとトルティーヤに甘味が感じられる。

アトルは米の入ったミルク。甘くて暖かい。レジェ-ノは青バナナの挟み揚げ。

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道端・街角の食事が好きなのはその町の働く人の顔が見えるから。

事務所勤めの女性がパン・コン・フリホーレスとコーヒーを買ってゆく。肉体労働風の兄ちゃんはその場ですばやく食べて行き、タクシーはちょっと止まって一服、アトルを飲んで行く。車のラジオからゆったりした曲が漏れて来る。

◆◆◆


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8時頃になると道に警官の姿が出てくる。それを合図のようにお父ちゃんらしきおっさんがボロ自動車が現れ、アイスボックスやパンのバスケットを手早く積み込んで店じまい。

彼らの店じまいがこちらの一日のスタート。さて今日も頑張りましょう。
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by mofongo | 2006-11-21 14:28 | Viaje/漫遊記
2006年 11月 12日
旅日記・グアテマラ 06.11
ダラスの乗り継ぎあやうく逃すとこだったよ。イミグレ、超混雑。チェックは厳しいのか、仕事が遅いのか。

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グアテマラの着。夜9時。恒例のラジオ占い、聞こえてきたのは
La 5ta Estacion (ラ・キンタ・エスタシオン)のナタリアの声。なつかしい。これデビュー盤の曲だよな。"No Hay Perdon"。気持ちのいいロック。ナタリア、最近アントニオ・オロスコとのデュエットも良い感じだったし楽しみ。人通りの少ない街を飛ばし宿へ。

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明日からお仕事だし、今夜はおとなしく部屋で地元ビールb>Galloをグビグビ。TVをつけるとジェリー・リベラ。Televisaの番組。ちょっとたくましく影が出てきたジェリー。多分苦労もあるのでは。がんばれよジェリー。

空港で捕獲した新聞をパラパラ読む。楽器屋の広告が入ってる。

「歳末大売出し!(Llegaron las Ofertas de Fin de An~o)」

おい、もう年末かぁ?グァテマラも気が早いわ。さすがラテン!

ん?いや、年末のパーティー・バンドには今買って練習しなさい、ってことだな。どれどれ、どんなもんが売れ線なの?(値段はQuezal。1Q=15円弱くらい)

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残念ながらマリンバは売ってなかったが、やはりパーカッションははずせませんな。LPブランド中心。メレンゲ・タンボーラ、1万5千円かあ、ちょっと欲しい。







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アコーデオンがずらっと並ぶのも素晴らしい。しかしグァテマラの皆はいったい何を弾くのか。ノルテーニョなのか、フリエータ・ベネガスのコピー・バンドもいるのではないか、バジェナート愛好家はどうなのか、店に行って見張ってたいところだ。






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おお、照明まで売ってるじゃないか。American DJブランドの可動式2色スポットやレザー。

「今年のクリスマス・パーティーはひとつ若いのに人気のレゲトンとかいうのでいくかね、かあさん。このレーザー買って」

とかいう会話はさすがにないだろうが、超庶民も、こんなものが買えるお金持ちもいよいよ気持ちがクリスマスに向いてるんだろうな。とか思いつつ時差ぼけにめげず爆睡。
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by mofongo | 2006-11-12 23:19