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2007年 03月 06日
マイアミ/セリア・クルース自伝 "Mi Vida"
マイアミで乗り換え。

いつもの様に本屋を物色。いつもの通りRolling Stone、ビジネス誌、In Touch、US、People、People en Espan~olと本を一冊買いこんで、キューバン・カフェの"La Carreta"で昼飯。ピカディージョとアロス・ブランコにユカをつけてもらう。

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本は前から欲しかったセリア・クルースの自伝" Mi Vida"ペドロ・ナイトが亡くなって、やはりこの自伝をしっかり読みたくなったのです。

折りしもPeople En Espano~lにはペドロの追悼記事が。セリアと寄り添う写真が一杯。セリアの笑顔がほんと幸せそうなものばかり。やっぱあのセリアの歌は、ペドロとの生活があってのものだったんだろうなぁ、とい自伝を読み進む。

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まだ飛ばし読みだけど、キューバの少女時代、マタンセーラ加入前後の話、60年代中盤からファニアへの時代とどこも面白い。

しかし、'90年のキューバ・グアンタナモ米軍基地への慰問公演の時の部分は3ページ半の短い記載だけどジンと来ます。公演で"Canto a Habana"を歌ったこと、キューバ側の土を袋につめて持ち帰ったこと、そして帰りの飛行機の中の事。話はこんな風に締めくくられています。

「私たちはその夜基地から発ちました。でも1960年にキューバを離れたときのように飛行機の窓から外は見ませんでした。

ただ一つ思うことが出来た事は、キューバにいつの日か、神から授かったこの人生を楽しむことのできる自由な一人の女性として戻るということでした。

飛行機の中でずっとペドロは手を握っててくれました。そこから彼が自分と同じ事を思っていることが分かりました」



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人間は歴史や時代と言った人間自身が作った枠の中で生きて行くのだけど、同時に一人の人間としての自由と責任で歴史や時代を飛び越えて行くんですね。セリアの声はそんなパワーとやさしさがありました。

そしてやはりそれは、ペドロという人生を分かち合う人がいた事が大きな支えとなってたんですね。
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by mofongo | 2007-03-06 10:29 | Viaje/漫遊記
2007年 03月 06日
カリブでワールドカップ
またドサ回りが始まりました。

今回の旅は中米からスタート。というのはカリブ中心に回ろうと思ったら軒並み「後にしてくれ」と言われたのだった。

トリニダッド、ジャマイカ、バルバドス、セント・キッツ、セント・ルシア、アンティグア・・・・。カーニバルはとっくに終わっているのに何でだ?

お?プエルトリコやドミニカ共和国の名前がないのは?と気付いた人はスルドイ。この国々の共通点は 旧英領系。 

それは世界に広がる旧英領、インドやパキスタン、オーストラリアや南アフリカなどなどが熱狂する大イベントがカリブで行われるからです。

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クリケット!


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イギリスで盛んなスポーツはサッカーやラグビーだけじゃない。野球のご先祖とも言われるこのクリケットは英国と旧英領圏では大メジャー・スポーツなのです。

その世界大会「クリケット・ワールド・カップ / Cricket World Cup 2007」が今年はカリブで3月の頭から行われる。強豪の英国や南アフリカ、インドの名プレーヤー達が集まる一方、カリブは「ウエスト・インディーズ(西インド諸島チーム)」を編成し迎え撃つ。だからファンは仕事が手につかない。



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そしてその会場も開会式はジャマイカ、練習戦はトリニダッド以下4カ国、公式戦前半は・・・と言った具合で、各島で試合が行われるから近隣の島のファンもあっちこっち移動する。世界各国からもファンが集まるからホテルも取れないのだ。そんな訳で、この期間はほとんど仕事にならない。

◆◆◆


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しかし数年前に大会誘致が決定したカリブ西インド諸島だが、事はそう簡単じゃない。。スタジアムを新しくしたり、ホテルのキャパを増やしたり、道路や電気、水道などなどのインフラの充実が必要だったりで各国とも大プロジェクトだ。(左はトリニダッドのクイーン・パーク・オーバル)

もちろん、こういう機会にインフラ整備を強力に推し進めよう!とか、経済効果もあるぞ!というのも一理あるけど、もともとカリビアン・ペースのお国柄、昨年末までスタジアムが完成しているお約束だったのに、約束が守れたのはセント・キッツだけ・・・・。

バルバドスは屋根の一部がまだ完成してないし、トリニダッドは観客席の拡張がまだ・・・。

トリニダッドはここ2、3年景気もよくて政府に金は余ってるし、今年のカーニバルはサバンナ公園を使わずクリケットの為に(?)力を温存したにもかかわらず・・・でも今週からもう練習試合が始まるんですが・・・。

◆◆◆


ジャマイカも開会式が来週だってのに問題点が多い。

しかし大変素晴らしいのはジャマイカの関係者が”Everything gonna be alrightですよ"とかコメントしている事です。

レゲエ・ファンなら分かりますね、ボブ・マーリーの名曲"No Woman No Cry"です。あのリフをみんなで歌えば、なんとかやって行けそうな気になるところがあの歌のもつ強力な力ですね。
→YouTubeでボブ・マーリーのライブを見る

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そうそう、こんな中、公式テーマ・ソングはしっかり出来上がってます。ジャマイカのシャギー(Shaggy)、バルバドスのルピー(Rupee)、トリニダードのフェイ=アン・ライオンズ(Faye-Ann Lyons)と人気スターの競演!





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加えてブジュ・バントンエレファント・マンTOKウエイン・ワンダーも大会に向けた曲をリリース。やっぱ、音楽の部分はしっかりしてるわ。
(右はRUPEE君)





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(左はフェイ=アン)
→YouTubeでオフィシャル・テーマを聴いてみる


この調子で試合のほうも是非カリブの大勝利につなげて欲しいもの。頑張れウエスト・インディーズ!
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by mofongo | 2007-03-06 10:01 | Viaje/漫遊記