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2009年 08月 16日
8/8 [真夏日に熱いサルサ&ラテン特集」報告
夏休みボケでグダグダの8月。JLGもあるし、他にも行きたいライブもあるし、盆踊りもあるなあ。

で、四谷老舗のジャズ喫茶"いーぐる"で2時間半ほど、サルサなCD& DVDをかけるイベントに。でもDJではありません。

「いーぐる連続講演」というタイトルでもう400回近くも続いているものです。

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このいーぐるの講演の楽しい/懐の深いところは、ジャズだけでなく、大島豊さんによるアイルランド音楽の回があったり三具保夫さんのマリリン・モンローの回、はたまたロックの回でジョン・フォガティーの"Have you ever seen the rain"とかブライアン・ウイルソンの"Here Today"、ストーンズの"As tears go by"とかが鳴り響く回もあるし、ゲイトマウス・ブラウンのストンプやルイ・ジョーダンのジャイブの回があったりするところです。



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もちろんジャズも素晴らしいです。今年の講演で解説された方々をちょっとあげても、中山康樹さん、村井康司さん、原田和典さん、林建紀さん、益子博之さんとジャズ評論を主に音楽評論で著書もたっぷりな著名方々ぞろい。だいたいマスターが著書も多い後藤雅洋さんですから。

で、タイトルはというと、 第392回 「毒をもって毒を制す:真夏日に熱いサルサ&ラテン特集」"というややふざけたもの。ご来場頂きました皆様、ありがとうございました!

ジャズ系のお客さんにどうサルサを紹介するか?というアプローチで曲を選んでみましたが、結局、ど真ん中で行くことにしました。 ちょっとだけジャズの突っ込みを加えて、お話しながらかけました。 さて、どんなだったかというと・・。

◆◆◆


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まず、さすがきっちりチューニングされたオーディオ・システムとJBL 4344 Mark2のスピーカーから流れる音はすばらしかったです。右手のレイ・バレート、左手のニッキー・マレーロの音がはっきり位置をもって聞えてくる。

そしてラボーのボレロの声のつややかさが本当に耳に迫ってくる。ジョー・クーバの音のバランスはすごくサルサとは違っている。









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フランキーのバックのパーカッションは少しひっこめたバランスだから家で聴くと特徴が聞こえてこ
ないが、実はドライブ感が素晴らしい、などなど色々発見が多かった。

そして、終わって飲み会でのジャズ・ファン(とは言え、すごい耳の幅のある方たち)の感想。

自分もジャズ・ファンでもあるから、「ジャズ耳」と「サルサ耳」とか「ラテン耳」とは違う点は常
に感じるし、一方でそれをクロスさせて聴くとまた別の楽しさがある、というか、ミュージシャンそ
れぞれに意識的・無意識的に混じっているものが聞こえてくるのが楽しいのです。きっとそういう感
想もあるんじゃないかという期待がありました。

「一発目のDescarga Fania"の映像見て、体がジャズの聴き方を拒否した」とかいう声はうれしかったです。ベイシーとマチートも聴きどころがかなり自分と近かった方もいたし。後藤さんがダンスしたり、パーカッションやりたくなった、おっしゃったのはナイスでした。だって、やっぱいーぐるのシステムから出る音が、ライブなドライブ感を再現していた事も大きいと思います。

ジャズとサルサは近いところに住んでるんだけど、今のジャズの音と、今のラテンの音がいざお付き
合いするとブレンド具合がロックとジャズより難しい感じがします。これはキューバ音楽とジャズで
も同じに思います。でも、良い具合に解けあった音にめぐり逢いたいですね。

あと、最後にあの場所でフランキー・ルイスを大音量でかけられたのはよかったです。ちょっとあり
えない。翌日がが命日でしたし。

ということで、セットリストはこんな感じでした。

◆◆◆

第392回 「毒をもって毒を制す:真夏日に熱いサルサ&ラテン特集」


【A】Salsa 定番から ~ 1970年代前半まで
1 Fania All Stars/DESCARGA FANIA [DVD]"Our Latin Thing"(Vampi) 1971

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2 Willie Colon/CHE CHE COLE "Cosa Nuestra"(Fania) 1969

3 Larry Harlow/ABRAN PASO [DVD]"Our Latin Thing"(Vampi) 1971

4 Hector Lavoe/TUS OJOS "La Voz"(Fania) 1975

5 Eddie Palmieri/PUERTO RICO "Sentido" (Coco) 1973




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【B】 プレ・Salsa ~ Mambo/Bomba/Son Afro/Boogaloo
6 Tito Puente/PARA LOS RUMBEROS [DVD] "Salsa Live in Bronx" (Shanachie) 1988
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7 Rafael Cortijo/BOMBA CARAMBOMBA "Quitate de la via perico" (Rumba) 1959

8 Arsenio Rodriguez/HUN HUN "Quindembo"(Sony) 1963

9 Joe Cuba/EL PITO(I'll never go back to Georgia) "Estamos Haciendo Algo Bien!"(Tico) 1966




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【C】 JazzとLatinのすれ違い ~ 1950年代
10 Count Basie Orchestra/MAMBO INN "April in Paris" (Verve) 1956

11 Machito Orchestra/MAMBO INN "Mambo Mucho Mambo"(Sony) 1952

12 Victor Feldman/CUBAN LOVE SONG "Latinsville !"(Contemporary) 1959

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【D】 Salsa定番から ~ 1970年代後半以降
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13 Ray Barretto/UN DIA SERE FELIZ "Rican/Struction"(Fania) 1979

14 Willie Colon & Ruben Blades/PLASTICO "Siembra"(Fania) 1978

15 El Gran Combo/EL MENU "Happy Days"(Combo) 1981

16 Sonora Poncena/MORENO SOY "Energized"(Fania) 1978


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【E】 Jazz/RockとLatinのすれ違い ~ 1970年以降
17 Santana/OYE COMO VA "Abraxas" (Columbia) 1970

18 Jerry Gonzalez and the Fort Apache Band/THE VONCE "Crossroads"(Milestone) 1994

【F】 Salsa定番から ~1980年代後半以降
19 Frankie Ruiz/TU CON EL "Solista..Pero no solo"(Rodven) 1985

20 Andy Montanez & Voltio/EN MI PUERTORRO "Salsaton-Salsa con Reggaeton"(Univision) 2006

21 Marc Anthony/PRECIOSA [DVD] "Live in Madison Square Garden" (Columbia) 2004

22 Hector Lavoe/MI GENTE [DVD] "Live in Africa"(Vampi) 1971

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機会があればまた何かやってみたいですね。
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by mofongo | 2009-08-16 21:53 | Musica/SALSA
2009年 08月 16日
夏休みの旅(絵日記付き) その3 :ニューヨーク
(その2から続く)

翌日はNYへ移動。

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ワグナーパーク。フランキー・ネグロンの無料コンサート。さすがNY。彼の地元NJを対岸に見るステージ、地元勢も観光客もいっしょになって盛り上がる。

さっそくYouTubeに上がってました。
→YouTubeでフランキー・ネグロンのステージを見る

9月に初の英語アルバムが出るそうな。楽しみ。

そして、ミッドタウンまでもどってジャック・ウイルキンスの2ndステージ。ジャズです。

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昔、ギターのトリオでダグ・レイニーとかパット・マルティーノとかやってた時、ギターのやつが持ってきたのが彼のアルバム”You can’t live without it”。メンバーはブレッカー兄弟にアル・フォスターとか入ってた。 "Freight Train"とかやりました。"Invitation"のブレッカー、かっこいい。



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さてワトキンスは素晴らしかった!バンドはボーカルの入ったブルージーな感じ。Paul Hefner (p), Tara Nove (vo), John DeCesare (b), Tony Gallino (ds)

Jack Wilkins "Moonlight In Vermont"
→YouTubeで見る

翌日はまずは昼はジュニア・マンス (p) at ワールド・フィナンシャル・センター。これも無料。
そして夜はブルーノートにチャーリーヘイデン。これは有料。ラテンで手頃なのがなかったせいもあるけど、前日のワトキンスがよかったのでジャズづいたかも。


さてNYで定番の家族サービスにふさわしい場所といえばハーレムやエル・バリオ。125丁目からぶらぶら。

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アポロ・シアターの横の壁にはマイケル追悼の書き込みが一杯。自分も一言書いて合掌。そしてエルバリオへ。










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CD屋を物色。El Barrio Music CenterではYOKOさんの曲がチャートに入っているのを確認し、Casa Latinaでは店員がしっかり客に勧めているのも確認。思わず「これ、すげー良いですよ」って声かけてしまった。


クチフリートスでエンパナーダを買って食いながら地下鉄に乗り込みダウンタウンへ降りる。









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タイムズ・スクエア近辺で偶然入ったM&M(チョコボール)の大型店。1オンス10ドルほどでいろんな色のチョコボールを自分で好きなように詰め合わせることができるのだけど、組合せのサンプルがいろいろある。







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ミント色とグレーと白は「自由の女神」。黒と黄と灰色で[NY TAXI。ふと見ると「プエルトリコ」。
そう白と赤と青。旗シリーズでは一番トップに挙げられていたのは、やっぱりこれに乗せられるプエルトリカンの客が多いせいか?




とか、いろいろ楽しんで飯食って、お休み終了。さあ、帰って働かなきゃ。
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by mofongo | 2009-08-16 19:12 | Viaje/漫遊記
2009年 08月 16日
夏休みの旅(絵日記付き) その2 :プエルトリコ(2)
(その(1)より続く)

翌日はファハルドへ。カタマランのランチ付き1日ツアー。

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イカコス島でシュノーケリング。熱帯魚にパンを振舞うのは楽しい。

昼飯は船の上でビュッフェ。サンドイッチと果物だけど、自然の中の飯は美味い。
たっぷり楽しんで、帰りの1時間はラム飲み放題のパーティー・タイム。





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船の上はサルサでダンスタイムに。グィロとマラカスがバケツ一杯積みこんであったけど、いざという時浮きにもなるらしい(うそ)

副キャプテンはすごいグイロがうまかった。ミュージシャンでもないのにああいうのがいるんだよな
あ。



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夕飯食って、TVでアルビータが司会する音楽バラエティーを見ていたのだけど、付けっ放しで爆睡。






◆◆◆


翌日は、まずスーパーで食材買い込み。レカイートを何本も確保。レカオの種も買った。

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プエルトリカンの大好きな、極彩色のケーキに涙する。買って帰りたい。


さて今日は、友人たちに会う日。だがその前に爺のとこ行かなくては。

車をパーキングに入れると、ちょうど爺が店から食事に家に帰るところだった。おっと、つかまえな
くちゃ。

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「爺!また来たよ」
「おお、元気か?ちょっと飯食ってくるから、また4時ごろ戻ってくる」
「いや、今回は遊びで来てるから色々忙しくて長居出来ないのよ」
「そうか、じゃ1時間くらいで戻ってくる。しかし仕事で来てる時の方が長居出来るって変じゃな
いか?」


爺、さすがしっかりしてます。もう83だよ。爺をご存じない方、ご紹介しますと、プエルトリコの最もコアなCD店"Viera Discos"のオーナー、ラファエル・ビエラ。

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レゲトンはあんまり置いてないけどね。爺は若い頃(マンボ時代から)NYで音楽関係で働き、島にもどってもプロデューサーやプロモーターとしても活躍。島のサルサ界では知らぬもののないドン(って感じしないけど)で、昨年、毎年恒例のサルサの大イベント「サルサ国民の日」で、オマージュ(功労者表彰みたいなもの)を受けています。

今年でたファニアの「Fania All Stars Live in Puerto Rico '73」のライナーに当時、コンサートのプロモートを請け負った爺の文章が出ています。

さて、爺が戻ってくるまでに手早くCDチェック。
日本や通販で手に入りにくい盤を30枚ばかりと文献を捕獲。LPでもっててもCD見ると買ってしまうのが困りもの。

そうこうしてる内に、爺がもどってくる。土産渡して、近況話して、家族も紹介。
例によって、爺の方からもお土産をもらってしまった。

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今日店に顔みせたミュージシャンは、NY-PR-ベネズエラをまたにかけて活躍したバンドリーダ
ー&ピアニストのジョニー・セデス。
(セデス翁の話はまた別に)

70過ぎとか。
「でもな、この(ビエラ)爺のほうがよっぽど元気だよ、ははは」

色々、当時の様子を話してくれる。ベネズエラって80年代の石油価格が高騰した時期に、バブルになり、THとサルサにも大きく係った。
そして、今も南米では"サルサ・ベルト"の一角をしっかり担う。

しかし、ベネズエラのカリブ系ラテンはそれ以前にずっと歴史があるのだ。
マンボの時代のビジョ、ナランホ、そしてそれ以前から「タンボール」の歴史がある。もちろんホロ
ーポもある。

ベネズエラの音楽の重要性というか面白さは以前からビエラ爺から教わることが多かった。
THやパフォーマンスといったレーベルに深く係った爺は、ベネズエラの人脈も深いのだ。
そのおかげで、基礎文献と音源も色々店で捕獲して常に予習していたのが、セデス爺と話すのにも役立った。

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「タンボール」の歴史と言えば、東大の石橋純さんが深く研究されていて本も出ている。こちらもとても勉強になる。

→石橋純さんの「太鼓歌に耳をかせ―カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治」をみる




あっという間に時間が経ち、またしばしの別れ。

「また来いよ」
「ほんと元気でね。爺の事知ってる日本人のサルサ・ファンはみんな爺が元気でって行ってるよ」

がっつりハグして、店を出る。しかし、いつも同じ事書いてるな。



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昼飯は食って、 それから友人、昔の同僚、取引先、昔住んでた隣人たちと会いまくり。ハグの嵐。ベシートの嵐。
最後の夜は宴会。ホテルに戻って倒れこんでパッキング。ああ、寝たい。しかしTVではカノのライブが・・・、そのまま夢の中に落ち行くのでありました。

翌日はNYへ移動。

(その3へ続く)
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by mofongo | 2009-08-16 18:59 | Viaje/漫遊記
2009年 08月 16日
夏休みの旅(絵日記付き) その1 :プエルトリコ(1)
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ちょっと夏休みをとりました。プエルトリコ。










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相も変らぬサンファン空港だけど、丁度新型インフルが流行中で壁にはインフル対策のポスターが。防毒マスクと機内検査でスタートした日本と比べ、なんとも脱力な、もやしもん的イラストが素晴らしい。

恒例のタクシー占い、運転手さんが掛けていたラジオは、バチャータ。バチャータのギターの
ルーティーンはクアトロのルーティーンとよく似てる。重なる感性。








ホテルに入り、軽く近くで飯食って、一休み。夜モソモソとサントゥルセへ。

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ポンセ・デ・レオンのEl Higueyano。いかにもドミニカな名前。バンドはバチャータ。
DJはメレンゲ、バチャータ、レゲトンのミックス(たまにサルサ)。お客もドミニカ系と見える客多し。
おしゃれして来るねーちゃんたちが素晴らしい。モデルのジャッキーが来てました。写真やプロモで見るよりずっとキュート。
ジャッキーのMy Spaceはこちら。
→ジャッキーのMy Spaceはこちら。


◆◆◆

翌日はいい天気・車でまずオーシャン・パークのビーチへ向かう。
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オーシャンパークはコンダードとイスラベルデの間なので、観光客より地元民が多く、リラックス感が強い。


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日曜だから、フィットネス組なんかもいた。レゲトンに合わせ屈伸、ダンベル。エル・バンビーノとウィシン&ヤンデルのレゲトンが、潮風に吹かれてる。
朝はほんと海の色がいい。








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そして、ゆるゆると旧市街へ。
車を地下駐車場に停めてエル・モロ砦から回る。ぼやーっと気の向くまま歩き回ると、じわじわ焼けます。

サンセバスティアン通りの途中から北に折れて、ラ・ペルラへ。コンガの音が聞こえて来たから。

プエルトリコのサルサ・ファンならイスマエル・リベラの「ラ・ペルラ」という曲を知ってるかも。ラ・ペルラは「真珠」という名前から来る「うつくしー」って感じのところではなくて、超庶民の住んでいる地区。

ガレージの脇でおっさんがラジオに合わせてのんびり叩いてた。周りには、やっぱりおっさんた
ちがビール片手にまったり。ほっとするひととき。

のんびりした夏休みだよなあ。
南佳孝の初期の「静かな昼下がり」みたいな、夏の昼間の静けさ。


博物館、サンホセ広場、バヤハ、カサ・ブランカ、アルマス広場とまわってい行く。


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クリスチャンではないけれど、サンファン大聖堂は必ずお参りすることにしている。
それは、マリア様の後ろにプエルトリコ旗を配している教会の心意気に敬意を表して。













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しかし昼間に旧市街をうろつくとさすがに暑い。そんな時はピラグア(かき氷)。シロップはいろいろあるけど、いつもタマリンド(写真の茶色)。甘酸っぱい味で体が冷えてすっきり。 写真はココ、メロン、レモン、タマリンド。ほっと一息。







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ランチはパロット・クラブへ。先月までジョニー・デップ主演の映画の撮影がプエルトリコで進んでいたのだけれど、撮影中の彼のお気に入りの店。









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デップの映画は、ベニシオ・デル・トロとの"Fear and Loathing in Las Vegas"(邦題:ラスベガスをやっつけろ)がはちゃめちゃで一番好き。今回プエルトリコで撮影の映画は、「ザ・ラム・ダイアリー」。"Fear and Loathing in Las Vegas"と同じハンター・トンプソンの小説の映画化。去年空港でペイパーバックを買って読んで面白かったので期待。

今回も旅行にもって来て読み直し。50年代のサンファンが舞台。映画音楽にコルティーホでも使わ
れたら面白いのだけど。



夜、アンディ(・モンタニェス)に電話。昨晩のバルセロネタでのフィエスタ・パトロナレスに誘わ
れてた。

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「アンディー!昨日ついたんよ。元気?さすがにサンファン着が夜10時だからちょっと行けずにごめん。」
「しゃあないな。イスマエル(・ミランダ)も一緒に出たぞ。久しぶりだろ?」
「ほんと残念。もし時間が合えば飯でも食べたいね」





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夜はホテルのライブ。去年出たサルサの新人グループ"Mas Salsa que Tu"。レゲトンというよりヒップホップとサルサのコンビネーション。けっこうカッコイイ!

Ten Cuida'o / Mas Salsa que tu
→YouTubeでみる

(→その(2)へ続く)
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by mofongo | 2009-08-16 11:20 | Viaje/漫遊記
2009年 08月 12日
ファン・ルイス・ゲーラ@新木場
圧倒的に聴かせてくれました。

日本で見れてラッキーだよ。舞台前のオール・スタンディングだったけど、中南米・カリブじゃあの近さで見れて、前でナマ音聴けるなんてありえない。

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生音のおかげでチョコラーテのタンボールのすごさがよく分かった。
スクリーンやスピーカーとナマ音は0.01秒くらい(推定)時差があるので混ぜると気持ち悪い。だけど顔に当たるほどのナマ音のスティックとスラップのリズムはニュアンスの波がすごかった。コンパクトなティピコのソロと受け渡しだったけど、感じるにはそれで十分。

グィロやタンポール、コンガ、ドラムのアンサンブルもばっちり。だから、リズムが砲弾のような塊りで一つになって飛んでくる。

でそのあと、MJネタの色物。あれやってくれてよかったかも。あれでナマなりズムの世界から歌の世界にもどる猶予をもらった感じ。

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今回のコンサートはとにかく「歌」だった。もちろん、ステージングも、バックの一体感も、サウンドの洗練もビジュアルの仕込みも一流、最高でした。が、やっぱり「歌」の力。

それはファン・ルイス自身の歌唱力とかの話ではなくて(もちろん彼はうまい)、会場が歌ってしまうと言う事。

自分もヒット曲はがんがん歌っちゃったけど、それだけで周りのペルー軍団と一挙に距離が縮まるのは、「お互いに歌を歌ってしまう気持ち」への反応じゃないのか。

強力圧縮混雑ペルー軍団の真ん中で、お互いに腰も振りにくい中、歌ってにっこりした後には、圧縮に一体感みたいなものが生まれた。

後ろの女性がピッタリ背中に張り付いて踊って(動いて)来たり、カメラ攻撃(JLGを取りまくる)が収まったりで、一挙に動きやすくなった。

踊れて歌える曲がこれだけ会場の多様なラティーノたちと共有されているってのが大切。歌うのも好きなラティーノだけど、どのアーティストもって訳じゃない。

こういうのは自分の経験では、ラボーの曲とかサン・ファンでのコローン&ルベーンのステージとか、1回だけ見る事ができたカロリーナでのフランキー・ルイスとか、いつものグラン・コンボとか。あとは、ルイスミとかファン・ガブリエルとか。


こういうラテンの本当の「スター」の事がまっとうに媒体の上に出ないのは、何なんでしょうかね。
まあ、媒体の露出の話の追求はさておき、ほんと、しつこいようだけど、あのステージをあそこで見れた人はみんな大ラッキーでしょう。アメリカ、ラテン・アメリカでは、あの近さで彼のフルステージを見ることは絶対に不可能。

よく来てくれたJLG。またお願いします。
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by mofongo | 2009-08-12 00:27 | Musica