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2012年 08月 28日
グラン・コンボ / ジェリー・リバス
来日まであと3週間となったエル・グラン・コンボ日本公演。おとといはフロント・ボーカルの一人ジェリー・リバスの誕生日。そして明日は、御大ラファエル・イティエールの誕生日と続くめでたい今週です。

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ラファエル御大の事は明日の誕生日特集に取っておいて、ジェリーの事を紹介しましょうか。

グラン・コンボの1962年結成時のオリジナルのボーカルはペジン・ロドリゲスとアンディー・モンタニェス。ペジンはもう亡くなってしまったけど、アンディーはまだまだ元気で活躍中、この「アンディーは太陽、ペジンは月」と評された絶妙の組み合わせも、71年のペジンの脱退、でまず現在のフロントの一人、チャーリー・アポンテが加入。そして77年のアンディーの脱退でジェリー・リバスが加入したのでした。

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ジェリーはそれまでコンフント・チャネイやラテン・ブラスと言ったバンドいたところ、アンディーの脱退で代わりを探していたイティエールにソノーラ・ポンセーニャのリーダー、キケ・ルカが推薦した。ジェリーはまだ21才。既に50才を超えたリーダー、ラファエルを筆頭に、つわものぞろいのグランコンボのメンバーの待つサンファンのオチョア・スタジオに呼ばれたジェリーの緊張度は想像できますね。

それに、見た目。もともとロッケーロ(ロック少年)でもあり、ギター/トレスも弾く21才の、それも白人で青い目、長髪の彼を見て、ムラート(混血)が大半のグランコンボのメンバーは、「だいじょぶかいな」と興味津々だったに違いない。そんなムードの中で、出来が固かったせいかオーディションはいまいち。それでも、彼の実力を知るイティエールは、翌日彼の家に行き、それまでラテン・ブラスでジェリーが演ったライブを録音したカセットを探させて、そして誰だか名前を伏せてメンバーに聴かせた。

「いーじゃん!」

彼の参加が一発で決まった一瞬。(下の写真奥右端がジェリー。まだ下っ端。その前がチャーリー)

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先輩チャーリーとのコンビも快調で、初の録音『Internacional』、そして次作の『En Las Vegas』がゴールド・ディスクを獲得するに至って、「アンディーのいないグラン・コンボかよ」って言ってたファンの声も消えてエル・グラン・コンボは今に続く新しい時代に入ったのだった。

しかし、最初はファンたち、特にアンディーのファンたちはの対応は厳しかった。ほとんどジェリーの事は無視。ファンだけじゃない。例えばあの上昇志向の強い野心家ヒルベルト・サンタ・ロサ。なにせ14才で名門マリオ・オルティスのオルケスタに採用されたヒルベルトだから鼻っ柱は強い。アンディー脱退の77年に15才のヒルベルトは「次はオレが」と思っていたので、ジェリーに決まった後、かなりの間頭にきてジェリーの事を無視していたらしい。後にヒルベルトはトミー・オリベンシア、そしてウイリー・ロサリオと名門オルケスタを次々に亘り歩き、独立してスターとなって行った訳だけど、多分グラン・コンボには一度入っておきたかったんだと思う、本気で。


そう思ったのは、今月のヒルベルトの50才のパーティー。パーティーで演奏したのはなんとエル・グラン・コンボ!つまりエル・グラン・コンボがヒルベルトを祝う形なのだ。ジェリーとはとうに仲直りしてるし、そしてヒルベルトのデビューはコンボ・レコードからだったから別に不思議はないのだけれど、ヒルベルトらしい話だなあ、と思った。でも、グラン・コンボはヒルベルトより格上だから、彼らは気にもしてないだろうけど。

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さて、チャーリーのヒット曲も多いが、ジェリーも素晴らしい。“El Menu”、“Y no hago m?s na`”、“Azuquita pa`l cafe”、“Que me lo den en Vida”、“Me Libere”、"Amame"、"Así son”、“Gota de lluvia”、“No te detengas a pensar”・・・・ときりがない。きっと、コンサートではこれらの曲を聴くことができるでしょう。

できればベスト盤をまず買って(手にはいらなければYouTubeでもいたしかたなし)、好きな曲を見つけたらコロのフレーズでも口ずさんで覚えて見てはどうでしょう。"El Menu!"なら「ポ(ン)ガン・サールサ、ポ(ン)ガン・サールサ(le Pongan salsa=サルサを入れろ)」とか"Me Libere"なら「メーリベレ、メーリベレ」ってとこだけでも。

ライブでそのフレーズを一緒に歌うだけでも。楽しさがグンと増すと思います。

9/1の下北沢「ボデギータ」で『エル・グラン・コンボ来日記念イベント』をやりますが、そこでも「グラン・コンボの楽しみ方:コーラスを一緒に!」なんて企画もあります。ぜひおいで頂ければ嬉しいです。

詳細はこちら↓http://puertorico.exblog.jp/18866676/



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by mofongo | 2012-08-28 23:03 | Musica/SALSA
2012年 08月 22日
【9/1(土)開催】『プエルトリカンナイト in ボデギータ』
普段はキューバ音楽のメッカとして知られる下北沢のキューバン・レストラン>「ボデギータ」がこの日はプエルトリコ一色に染まります!
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 9月に来日予定のプエルトリコが誇る世界的人気のバンド「EL GRAN COMBO」東京公演を記念して、プエルトリコの風土や音楽、そしてさらにライブに先駆けてEL GRAN COMBOの予習を兼ねて映像や音楽とともに堪能してしまおうという企画をラテンと言えばこの方、岡本郁生さんとNY/プエルトリコなサルサ・ダンスと言えばこの方、紀平まこもさんと一緒にやります。

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 ご参加頂く皆様とコミュニケーションを取りながら、歌あり踊りありの楽しい夜にしたいと思っています♪ ぜひぜひ、、サルサが好きな人、プエルトリコ音楽が好きな人、キューバ音楽が好きという人も、エル・グラン・コンボってどうなの?という方もぜひおこしください。

当日はエル・グラン・コンボのディスコグラフィーもお持ち帰り頂く予定です。
こんなかんじ↓


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【9/1(土)開催】EL GRAN COMBO来日記念 『プエルトリカンナイト in ボデギータ』2012年9月1日19:30 - 


■日時 2012年9月1日(土) 18時半開場
■会場 下北沢ボデギータ http://bodeguita.web.fc2.com/index.html

      小田急線・京王井の頭線 下北沢駅南口より徒歩7分

■出演 
El Caminante Okamoto (mamborama tokyo)
Mofongo Ito (←ワタクシです・・・)
Macomo (salsa/mambo LA BOMBA) …他

■スケジュール 下記以外の時間はDJ&ダンスタイム!
<19時半〜>
企画その1:プエルトリコ基礎講座★プエルトリコの風土や音楽、ダンスなどを映像や音楽をふんだんに交えてご紹介します!

<20時45分〜>
企画その2:EL GRAN COMBO予習講座★EL GRAN COMBOの歴史
★東京公演セットリスト予想&楽曲解説
★めざせ!「東京公演で大合唱!!!!」EL GRAN COMBO コロ(コーラス)練習

■参加費 1000円
※飲み物や食事は別途ご自由にオーダーいただけます。(キューバ料理やカクテルなど色々あります)

■出演者紹介
岡本郁生 aka El Caminante
70年代半ばにサルサの洗礼を受け、以来、ラテン音楽にどっぷりハマって現在に至る。現在月刊『ラティーナ』に連載ページを持つほか、国内発売されるラテンCDの解説を多数執筆。一方でウイリー・ナガサキ等作品のプロデュースやDJ活動、解説を加えながらラテン音楽をじっくり聴かせる<レコードコンサート>も定期的に開催。音楽のみならず文化としての<ラテン>の素晴らしさを日本人に伝えるため日々奮闘中。『米国ラテン音楽ディスク・ガイド 50’s-80’s”LATIN DANCE MANIA』(リットーミュージック)監修。『カリブ・ラテンアメリカ音の地図』(音楽之友社)『中南米の音楽』(東京堂出版)執筆なども。Mamborama Tokyo幹事長。

紀平まこも aka macomo
エンジェル・フィゲロア、エディ・トレス、フランキー・マルティネス(以上NY)、フェリッペ・ポランコ、ホルヘ・サナタナ(以上プエルトリコ)等に師事。 1997年にサルサレッスン・LA BOMBAをスタート。 基礎からバリエーションまでの論理的に確立されたメソッドによるレッスンは、楽しくそして確実に上達すると好評。またパフォーマンス及びCM等振付、来日インストラクターによるワークショップのコーディネイトなど、多岐にわたり活躍中。1999年ワールドサルサコングレス(プエルトリコ)を皮切りに、毎年各地のコングレス等にTeam LA BOMBAのディレクター及びパフォーマーとして参加。エル・グラン・コンボ東京公演オープニング・アクト出演予定。
http://www.la-bomba.com/

○伊藤嘉章 aka Mofongo
特徴:よっぱらい

以上、宜しくお願いします!!

■お問い合わせ
LA BOMBA 紀平まこもまで
la_bomba_info@yahoo.co.jp

またはmofongoまで。



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by mofongo | 2012-08-22 07:15 | Musica/SALSA
2012年 08月 22日
「マンボラマTokyo」トーク・ライヴVol.13エル・グラン・コンボ特集Vol.2
今年結成50周年!まもなく来日を果たすエル・グラン・コンボ。
特集その2では、70年代以降のエル・グラン・コンボの名曲の数々を聞きながら、来日公演を展望!
岡本郁生(「マンボラマTokyo」幹事長)さんと小山豊(ロス・ボラ―チョス) が語りつくします。

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タイトル:「マンボラマTokyo」トーク・ライヴVol.13
     〜かっこいいラテンを聞こう~エル・グラン・コンボ特集その2

日 時 :2012年8月28日 [火] 19:00 OPEN 19:30 START
     21:00 CLOSE (〜24:00まで通常営業いたします。)

場 所 :@SUNDALAND CAFE [東京・渋谷]
http://www.sundalandcafe.com/

料 金 :チャージフリー
     ※キャッシュオンでドリンク・フードオーダーできます。

出 演 :岡本郁生(「マンボラマTokyo」幹事長)、小山豊(ロス・ボラ―チョス)
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by mofongo | 2012-08-22 07:02 | Musica/SALSA
2012年 08月 21日
グラン・コンボ / コンサートの傾向と対策その(1)
さて、今日は21日。エル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコ(以下グラン・コンボ)の東京公演は丁度一カ月後。

ライブの主催のティエンポさんによる東京公演、又は福岡公演のあたるサイトはこちら↓なので、まだの人はダブル・クリックをゼヒ。(注:この企画は8/31にてしめきられました(リンクははずしました)。当選された方には直接連絡が、外れた方にもコンサートのご案内が送られる、との事です。)

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で、グラン・コンボのライブをどうやって楽しみつくすか?

もちろん、彼らの音楽に身を任せてるだけでも全く問題ないんですが、

プエルトリコやらマイアミやらで計30回ほど彼らのライブを見たなかから抽出すると

あっちではこんなとこがポイントかと。


①ヒット曲の膨大な彼らだから、みんな歌う歌う

これはヒット曲とキメのコロの部分を覚えるのが一番。次回まとめてご紹介しましょう。

②踊る。

でも、テクニックたっぷりでグルングルン踊る無粋なひとはあまりいない。彼らのリズム、彼らの歌を耳に入れて、マイペースで。ペアに組まなくたってOK。

ちょっと先週のコロンビアの首都ボゴタでのライブの写真を見てみましょう。イベント"SALSA AL PARQUE"、8/17のボリバル広場です。

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手前に写ってるのはサックスのフレディー・ミランダ。ステージ中央はリーダーのラファエル・イティエールです。

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この人数ですからグルングルン踊る余地はありません。みんな前に出て見たい、聴きたい、歌いたいわけですから。

でも踊る楽しみは外せない。そこで小さくおおらかに踊る訳ですね。



③プエルトリコの旗がたなびく。

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これも定番。但し、プエルトリコには一家に数枚の旗は常識ですが、日本ではそうも行きません。しかし、これがあるとステージでの彼らの馬力が発生するのは間違いない。これは。また次回以降の検討課題ですね。

ということで、コンサートの傾向と対策。その1でした。

(続く)
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by mofongo | 2012-08-21 07:34 | Musica/SALSA
2012年 08月 18日
エル・グラン・コンボの来日公演まで一カ月!
いよいよエル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコ来日公演まで一カ月。

サルサ・ファンにはいまさら説明もいらないけれど、この結成50周年を迎える、サルサの歴史と言っていいグループが今回来日するのは奇跡と言って良いと思う。

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今年50周年を迎えるポピュラー音楽のバンドと言えば、ローリング・ストーンズビーチ・ボーイズチーフタンズなどだけど、ストーンズも今月来日のビーチ・ボーイズももうレギュラーなライブなどやってない。チーフタンズは今年ワールド・ツアーで11月-12月に来日公演だけど、年間のライブ回数と言えば何と言ってもこのエル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコ(以下グラン・コンボ)にかなわないでしょう。

リーダーのラファエル・イティエールは今年86才。ストーンズのミック・ジャガーが69才、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンが70才、マイク・ラブが71才、チーフタンズのパディー・モローニが72才とひと世代以上違う中で、そんなバンドが全世界をコンスタントにツアーして、常に会場を満員にするって他に例がない。

つまり、ブエナ・ビスタのように一線から身を引いていた老音楽家が・・というパターンではなく、常に第一線でファンの心を掴んでいて、作品もコンスタントに出し、ヒットを飛ばし続けているバンドだという事。そして地元のプエルトリコを中心に、北米、中南米、ヨーロッパなどのツアーで引く手あまたな状況の中で14人ものメンバーという大所帯がわざわざ地球の裏側までやって来る、ってことなのだ。

サルサが好きなリスナー、ダンサー、ラテン・ファン、そして音楽ファン、ダンスファンはこの歴史的であり、かつバリバリの今のバンドであるグラン・コンボのライブに行って、本物の音の中に浸って楽しんで欲しいと思います。

そういえば、招へい元のティエンポさんが、こんな無料チケットの当たる企画を。これは応募しないと。↓(下のバナーをダブルクリックすると応募サイトに行きます)。(注:この企画は8/31にてしめきられました(リンクははずしました)。当選された方には直接連絡が、外れた方にもコンサートのご案内が送られる、との事です。)


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自分はプエルトリコに住んでいた5年間、そしてその後も島や北米・中南米を回る度に彼らのライブを楽しんで来たけど、この数十回のライブの中でハズレたコンサートは一度もなかった。来日まで、そんな彼らのライブの事や、メンバーの事とか、公演まで少しずつ書いていこうかと思います。

(続く)
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by mofongo | 2012-08-18 13:58 | Musica/SALSA
2012年 08月 01日
『ラム・ダイアリー/The Rum Diary』
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『ラム・ダイアリー/The Rum Diary』。ハンター・S・トンプソンの同名小説を親友だったジョニー・デップが映画化したプエルトリコが舞台の作品。

トンプソンはデップとベニシオ・デル・トロが共演する『ラスベガスをやっつけろ/Fear and Loathing in Las Vegas』の原作者でもある。このハチャメチャな作品はデップの映画の中で一番好きかも。

原作のダルな空気は薄まってたけど、1960年代のプエルトリコの現実がけっこうリアルに織り込まれて
いてそこが面白い、というか当時のアメリカのラテンに対するやり口とプエルトリコの金持ちと庶民の現実が描かれている。

キューバ革命と同時期であることを重ねたり、なぜプエルトリコの人たちが旗というシンボルに熱情を注ぐのかを深く感じたり。

音楽では、1曲1960年リリースのあの曲がラジオから流れてくるのをお聞き逃しなく。

Watched a movie "The Rum Diary" that is based on a novel by Hunter S. Thompson. Johnny Depp played a Hard-drinking journalist Paul Kemp from the US. The story was so-so, but I learned historical background in '60s of Puerto Rico in details. 1960's hit song "Volare" by Cortijo was selected for one of the scene. I felt strong energy of that era..
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by mofongo | 2012-08-01 01:11