2006年 06月 14日
プエルトリカン・デー・パレード
先週日曜日はNY恒例のプエルトリカン・デー・パレード。

今年はサプライズがあった!予定に無かったジェニファー・ロペスが旦那のマークアンソニーとパレードしたのです。
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JLOとマークはニューヨーク市長のブルームバーグやらヒラリー・クリントンなど有名政治家を差し置いて先頭を切ってパレード。20ブロックほど歩き、その後オープンカーに乗りこんでパレードを続けたとの事で、沿道の観客は大喜び。

写真を見ると二人ともかなり楽しそう。
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マークは「プエルトリカン・パレードはずっと自分の人生の中でずっと慣れ親しんだ伝統なんだよ。毎年心待ちにしてたイベントなんだ」とか言ってる。

実に、ニューヨリカン。

ブロンクス生まれのこちらも生粋のニューヨリカン、JLOも常にラテン系である事を誇りにしてる。

最近のPeople en Espanol誌でも「私は自分がラティーナである事を隠した事なんか一度もないわ」「だから、ヒスパニックのみんなが"JLOは自分達のものだ、彼女はここいないけど、でも彼女は自分達の仲間だ"って思ってくれるんだと思う。その通りなのよ。自分はラティーノ・コミュニティーと共にあって、彼等のものなの。それが私なの。」なーんて語ってる。

ラテン系だけど、特にラテン性を主張しないで普通に白人社会に活躍するラテン・セレブも、例えばハリウッドにも多いけど、ジェニファーは全く違うねぇ。

だから、マークとパレードの先頭に立つ事がこれだけかっこよくなるし、それが表情にも出るんだとおもう。

◆◆◆


今年のパレードはね、ちょっとしたポイントが2つあったのです。


一つはオーガナイザーが政治色を前に出した事。と言っても共和党・民主党とかを押したわけじゃなくて"Boricua... We Vote, We Count"。つまり、俺らプエルトリカンって有力な有権者だぞ、っていうアピール。

今年のこのパレード、8万人がパレードし、2百万人の観客をあつめたっていう大規模なもの
であることからも分かるように、NYにおけるプエルトリカンのパワーを表してる。

◆◆◆


もうひとつのテーマは「エクトル・ラボーに捧げる」というもの。同時に彼の生まれたプエルトリコ
の町、ポンセの近くのFloridaって町とComercio市にも捧げる、ってことだった。

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はい、プエルトリコを好きな人なら言うまでもないですよね、エクトル・ラボー。

'60年代中盤のニューヨークの音楽シーン、ブガルーが生まれ、そしてプエルトリカンを中心にサルサが生まれたその時代。

ストリートのワルのイメージでウイリー・コロンと人気を博し、'70年代にサルサをブレイクさせた伝説のファニア・オール・スターズで活躍した、ラボーは、プエルトリカンにとっては特別の人。ラッパーだってレゲトン君だって、リリックに歌いこんだり、彼の歌の歌詞を取りこんだりしてる。

そんなラボーに対するオマージュがあるのは当然として、加えて今年はマーク・アンソニーが主演しジェニファーが共演するラボーの映画が公開されるのだ。早くみたいなぁ。

◆◆◆

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もちろん、マークとJLOの他にもスター満載。音楽関係だけでもドン・オマール・マイケル・ステュアート、ビクトル・マヌエル、ティト・ニエベス、イヴィー・クイーン、エルビス・クレスポ、ティト・"エル・バンビーノ"、ウィシン&ヤンデル・・・・ああ、見たかった。
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# by mofongo | 2006-06-14 00:02 | Cosas/出来事
2006年 04月 28日
フアネス
コロンビアからフアネスがプロモーションの為に来日。
テレビ、ラジオ、雑誌と精力的にプロモする中で、ミニ・ライブが。

バックバンドとは一緒に来日してなくて、ギタリスト一人だけ付いて来てるだけだし、せいぜい30分くらいのステージかな、とか思ってたら、これがたっぷり一時間以上のステージで・・・

◆◆◆


開場前から長蛇の列。入場できるのは抽選で当たった人だけ。

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当たった人は何とラッキー。だって、フアネスをあんなにステージに近いとこで、生で聴ける・見れるなんてありえないですね。たまたま今、日本にいたからこそ。ラテン国やアメリカではありえない。

会場に入ると日本人とコロンビア人を中心としたラティーノ、ラティーナがワクワクしながらステージ前で待つ。コロンビア大使館関係のおじさま・おばさま達も楽しそうに舞台を見つめて待つ。ステージのスクリーンにはフアネスのプロモ・ビデオが。

◆◆◆


司会の人のフアネスの紹介の後、いよいよ彼の登場。後はヒット曲が次々に。

しかしギター2本で目一杯、あそこまで伝えられるのはすごい。

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そしてそして、それ以上に歌が伝わる。編集・録音技術の発達した昨今、生の歌い手の力はCDやPVで確信出来ないのだけれど、ライブならストレートに分かる。

歌が前に出てくる。スピード感と安定感があって、言葉が体に入ってくる。サウンドとリリックが一つになり「彼」がそこにいる事が確信できる歌。

歌詞の予習しておいたので、周りのコロンビアーナ軍団の大合唱に入れたのも、ちょっとうれしい。隣の大使館関係のセニョールも結構歌ってたなぁ(^^)

あと、うれしかったのは"La Noche"でJoe Arroyoのことしっかり紹介した事。進行の人は「ジョエル・アロージョ」とか言ってた気がしましたが・・・・、まあ。それはそれで。

バックバンドが入らない、アコースティックな編成だったせいで、いわゆる世界共通の「ロック・サウンド」の要素がない分、彼の曲の奥底に流れるバジェナートやクンビアなどに共通するコロンビアのメロディとリズムの要素が浮き上がって来る。

もちろん、彼の音楽はコロンビアだ、ロックだ、ポップだと成分分析できるもんじゃない。

ことさらコロンビアを主張する事のない彼の音楽だけど、彼がステージ上のインタビューで語っていた「なぜスペイン語で歌うのか」という問いに対する答えを思い出した。

自分が暮らし、生きている中で使う言葉で曲を作り、その言葉で歌う。"Amor"=生きる事の楽しさ、今、生きている素晴らしさを歌う。

そんな彼の音楽が自然と、コロンビアの香りを発するのは当然ですね。

◆◆◆


ライブが終って、色々反芻してボーっとして、気づいたら会場の人はほとんど外へ。知り合いの人で来ているはずの人達たくさんいたのに・・・。でも全然見つからずで、そのままプレス用のパーティーに移動。

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フアネスは会場の一人一人に丁寧に接して回ってくれました。

とはいえ、会場には200人くらいはいたでしょうか、一言しか話せなかったけど"Para Tu Amor"と"A Dios Le Pido"が好きだと話すと、"Gracias!"と握手してくれました。(サインもらった^^)







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ほんと、疲れた顔もせず、皆としっかりコミュニケーションを取る、まじめなフアネスには、コンサートに加えてまたまた感動でした。

ユニバーサルの広報の方が言うには「ドイツには7回(だったかな?)プロモーションに行った事もあって欧州のファンをしっかりつかんだので、日本にも何回も来て貰う計画」だとか。

楽しみ!
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# by mofongo | 2006-04-28 23:42 | Musica
2006年 03月 11日
マルビン・サンティアゴのDVD
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マルビン・サンティアゴのDVD "El Sonero del Pueblo : Vida y Obra"

昨年出たこのDVD、日本で買い逃したのだけどサンファンのCD屋で無事捕獲。

マルビン・サンティアゴは、おととし亡くなってしまった島の庶民を代表するソネーロ。写真見ると「なんや?このおっさん」と思うかもしれないが、この人無しにはプエルトリコのサルサは語れない。

プエルトリコにはイスマエル・リベラからマーク・アンソニーに至るまで素晴らしいサルサの歌い手が連なるけど、このマルビンは島の骨太でハードでリラックスした部分、ストリートの匂いプンプンな世界を聞かせてくれる。

前に、レゲトンのブログに書いたけど、ダディー・ヤンキーがライブでマルビンの香りを振り撒いてるのは、ストリートのバード・エッジな匂いに対する共感、羨望、レスペクトであることは間違いない。

コンサートのリハに呼んで貰って話したことがある。「ただのおっさん」だった。でも、ソネオ(モントゥーノをバックにアドリブ歌詞を紡ぎ出す)を始めるとすごい。

リハだから、長々やるわけじゃない。でも、一緒にリハに参加してるアンディ・モンタニェス、ルイジ・テキシドール、パキート・グスマンとかがじっと見つめる視線がマジ。ラロ・ロドリゲスなんか、ちょっと、うっとり見たいな視線。表面的にはタイプ違うかもしれないが、やっぱり底に有るものはたくさん同じモノがある二人だ。

マルビンの経歴は、昔ラティーナ誌に書いたものがあるので見てみて下さい。これを書いたとき、ほんと寂しかったのを思い出す。

→Page 1
→Page 2

◆◆◆

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で、この2枚組みのDVD、NTSC オール・リージョンだから日本でも問題なく見られます。
1枚目がバイオグラフィー。合間合間にミュージシャンなどが「マルビンの思い出」を語るコマやマルビン自身のインタビューが入ります。

これが、なかなか面白い。トミー・オリベンシアのところに一瞬在席して録音したときの話とか、ボビー・バレンティンとの時の話とか。但し全面スペイン語なので、プエルトリコ・サルサのディープなファンでないと楽しむには重たいですが。

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インタビューはビリ・バン(マルビンの末の弟でプレーナのミュージシャン。似てる!)から始まり、サミー・アヤラ翁、ウイリー・ロサリオ大先生、ロベルト・アングレロトミー・オリベンシア
ボビー・バレンティン、ルイシート・カリオン、ダルベル・ガルシア、サミー・マレーロ、ビエラの親父、バレンティン・バルデスなど。



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ロベルト・アングレロの姿は嬉しい。ただの親父だけど。プエルトリコ・サルサのコロの達人ダルベル・ガルシアが語る、というのもめったに無い映像です。トミー・オリベンシアは老眼鏡の凸レンズのせいで目が大きくみえる。みんなマルビンが好きだったんだよね。


DVD二枚目はベネズエラでのTV番組用のステージ。81年という油の乗った舞台。"Nostalgia"から始まり、"Embajador""Fuego a la Jicotea"まで歌いまくる。ホセ・ガスメイのベースがブンブンうなり、チェイート・キニョーネスとダルベル・ガルシアのコロが島ならではの緊張感と開放感を同時に醸し出す。

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出だしはそれ程でもないのに、だんだんあったまってくると凄みが出てくるステージ。娯楽音楽番組でスタジオも明るく、観客はローティーンで会場もリラックスなのに、やってる方のテンションがハイなのがすごい。




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そして最後の2曲はプエルトリコでのTV番組。"El Pasajero"と"El Hombre Increible"。
スピード感のたっぷりの映像と、詳細なバイオ、島のみんなの証言がとても嬉しいDVDです。ラボー、フランキーとの写真もあったりして。

これが現地じゃ$15.00だもんなあ。やっぱり一家に1セットって事でしょうか。
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# by mofongo | 2006-03-11 16:05 | Musica/SALSA
2006年 03月 09日
旅行記:マイアミ - グアテマラ
マイアミ最終日の夜、明日は朝早いし大人しくしていよう、と決心。

ロビーにコーヒーを飲みに降りると顔見知りになったドイツ青年、デトレフ君。

「ハイ、モフォンゴ、元気?」
「明日出発だぁ。またどこかで会えたら面白いな」
「明日かぁ。。。。!じゃ、今夜はパーティーか!」
「いや、今夜は大人しく・・・・」

今夜は大人しく言葉に従う事にした。
おとなしく軽く飯くって、おとなしく手近なマンゴ・カフェへ。

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!PARTY!











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ということで、デトレフ君、オハイオからの女性グループに声かけたり、スエーデン娘に声かけたりと忙しい。マイアミ・サウス・ビーチはいつものことながらPARTY CITYだよなぁ。


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別に若い客ばっかりじゃない、ボートショウできてるのか、お金持ちなカジュアルに身を固めた、ちょい脂ぎってかっこいいシニア(なんというか10年前ののニールダイアモンドというか、フリオ・イグレシアスというか)とか、スタイル抜群の(シリコン?いや、それにしてもエクササイズはしてるはず、二の腕締まってる)オバサマとか、田舎風のおっちゃんとかもね。

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このマンゴ・トロピカル・カフェ、店員の女性がプリプリでそれだけでパーティー・ムードは非常に高い。(つまり非常に良い)

そして、ダンスのパフォーマンスがこれまたいいのだ。ラテン女性はケツだということがよく理解できるタイプのダンス。

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マンゴ・トロピカル・カフェのサイトに行き、"Meet the Star"をクリック、ビデオ一覧が出るので"TRAC TRAC CHOREOGRAPHY"をクリックしてみてください。高速メレンゲに乗りぐりぐり行きます。

"SHOW ME THE STEP"のビデオもちょっと間抜けで良いです。

音楽はもうちゃんこ鍋というか、なんでもあり栄養たっぷりで。ノリノリのラテン・ポップス(リッキーとかシャキーラとかもね)、レゲエ、メレンゲ、サルサ(ティト・ニエベスかかってました)、クンビア(これは誰だか良くわかんなかった)。あ。レゲトンもね。"ロンペー・ロンペー"だったよ。ダッディー・ヤンキー。

当然、ライブ・バンドもある。"Latin Connection"ってバンドが良かった。サルサあり、メレンゲあり、ラテン・ポップスありで。

デトルフ君は結局金髪・ショートヘアのアメリカン・ガールとうまくカップルとなり、勝負だったので、「お互い良い旅を」とHi5してハグして、こちらはおとなしく25時にホテルに帰りました。あー、これからパッキングかよ。

◆◆◆


・・・・あ、やべ!寝過ごした。ホテルで朝飯食うつもりだったのに、あわててタクシーで空港に。

マイアミ空港の朝は込むんだよなあ。人の列。とにかくバッグをチェック・インしてパスを受け取り
一息。例によってキューバン・カフェでサンドウイッチ(ハモン&ケソ)を包んでもらい、雑誌を買
ってグアテマラ行きの飛行機に飛び込む。

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雑誌はマイアミに来ると良く買う"HISPANIC"誌。これ、マイアミ発行。なかなか面白い。今月号を開くと飛び込んできたタイトルは"KING CONGA"

間抜けな題だけど、亡くなったレイ・バレットの追悼記事。頭の中にレイの音が流れる。


離陸。キューバン・サンドイッチをパクつきながらふと窓から下を見るとキーウエストが見える。そして島が切れると、その先に大きな島影が見えてくる。


キューバだ。

ほんとアメリカと目と鼻の先。

ハバナの風景を色々思い出す。旧市街、マレコン、ベダード、ロス・バン・バンはよかったなぁ、パ
チート・アロンソがいかに良いかと熱弁するホテルの叔母ちゃん、ああ、キニキニ、元気かなあ、革命博物館の戦車の弾痕・・・・そしてこの間のカジェ・オチョのおっちゃん、おばちゃんキューバンの顔も浮かぶ。

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しばらく島影を眺める。ハバナは見えないが、あの位置はピニャール・デル・リオ。若くして亡くなったポロ・モンターニェスのふるさと。今キューバにいる友人のツンバドール、ガズトラ君の顔が浮かぶ。元気にやってるかな。






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島の一番先端、カボ・サン・アントニオが見えてくる。キューバの海岸ってまだ全然ナチュラル。いつかあのリーフで潜ってみたい。

ユカタン半島上空に差し掛かり南へ機首を向ける。下はメキシコからベリーズの間くらいだ。



◆◆◆


山間に大きな町が見えてきた、特徴的な火山と湖が見える。

シウダ・デ・グアテマラ = グアテマラ・シティーだ。
湖のあたりで大きく回転して着陸態勢に入る。

さて、グアテマラでは何が待っているのか?
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# by mofongo | 2006-03-09 00:40 | Viaje/漫遊記
2006年 03月 08日
漫遊記:サン・ペドロ・スラ/ホンジュラス
ホンジュラス、サン・ペドロ・スーラ着。もう夜。入国審査、時間かかるなあ。

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タクシーを捕まえて宿へ。ラジオをかけてもらう。お、クンビア。
ホンジュラスは中米の真中あたりの国。首都のテグシガルパは山の間にありますが、このサン・ペドロ・スーラはカリブ海に近い側。カリブ海に面したセイバには有名なカーニバルもあったりして。

というわけで中米のいわゆるマヤ文化圏ですが、メキシコのカンクンやコスメルなどと同様、カリブの気分のあるところ。

だからクンビアの次にサルサがかかっても実にはまる。皆の顔つきはやはり中米系の顔が多いのだけどね、キャラはちょっとレイドバックしててとてもいい。(と勝手に考える)

◆◆◆


さて、翌日は朝からしっかりお客回り。ここの客はきついんだ。ガーガーやりあって、昼飯へ。カリブ側ならではのシーフード。市内の”LINDA MAR"というお店。

「じゃ、サン・ペドロ・スーラ名物で行こうかねー。(ウエイターに)セニョール、いつものやつ。こちらの日本のお客さまにグラスを。俺にはダブルで頼む」

お、昼から早速地酒かよ?ラムかな?そういえば、ニカラグアで作ってる『FLOR DE CAN~A』はホンジュラスにも工場があったはず。
きっとフロール・デ・カーニャの年代物だろうなあ。こっちを酔っ払わせて午後の交渉を有利に運ぼうってことか。やれやれ・・・。

ウエイター「どうぞ」
モフォ「(お、小さめのグラスに半分ぐらい入ってるな)グラシアス」
「でね、これにこのウスターソースを入れるのよ」
モフォ「(ラムにウスターソース???)はあ、こんな感じ?」
「もうちょっと入れて。そうそう。で、次はこのライムを絞ってね。たっぷりと」
モフォ「はいはい」
「OK。で、口の中でつぶして、味わってから、一気に飲めばいいんだよ(ごくり)。ね」
モフォ「????。口の中でつぶして???これラムじゃないの?」
「はぁ?あ、言ってなかったっけ?たまごだよ、ウ・ミ・ガ・メのたまご

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小さなグラスに琥珀色に見えたのはラムじゃなくてたまごの黄身の色だった。というか白身がほとんどないので分からなかったのだ。

言われた通りに飲むと、にわとりの卵と全然味が違う。なんとも形容しがたい、生まれて初めての味。でもライムとソースのコンビネーションがぴったりでうまい。

モフォ「うーん、なかなかうまいね。」
「だろ?ウエーター、お代わり!」

うみがめの卵はピンポンだまのような感じだがシェルはもっと薄い。しかし、こんなん食べていいんかなあ。いやいや、これは地元の文化。郷にいれば郷に従い楽むのだ。(一応、レストランのメニューにのせていい種類のカメの卵だとことだったけど、はたして?)

「これは精がつくんだよ。今晩踊りにいこう。ばっちりだ」(何が??)

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次に出てきたのは、貝のサラダ。小さなムール貝のようなオレンジの貝の剥き身にピーマンのみじん切りを加え、ライムをたっぷりしぼって食べる。新鮮!うまい。

そしてメインはえびのボイル・ガーリックたっぷり風味。おお、これは実にうまい。

地元のビール、Port Royal Exportがどんどん空いて行く。ああ、こんなことでいいのか・・・。

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◆◆◆


さて、午後の交渉である。やばい、酔っている・・・。

しかし、交渉は大変スムーズに進んだ。相手も酔っているのある。そのまま、彼の子供の話、新築する家の話などに移行し、あっと言う間に6時となった。

◆◆◆


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「あー、モフォンゴさん。今日はこれくらいにしましょう。」とPCをオフすると、おもむろにデスクの横にあるミニ・バーに向かう客。
「何が良い?今日はとてもいい話が出来たし、乾杯だね」
で酒盛りとなった。スタンディングでお客はウイスキーを、こちらはフロール・デ・カーニャを。うーん、これはうまい。

9時頃までオフィスでこのまま飲み続け場所を変えることになった。食事のできるクラブへ。踊れるフロアもある。
しかし、こちらもあちらもベロベロである・・・・・・・。

フロアでは音楽はMIX。いわゆるスパニッシュ・ポップ、ブラック・コンテンポラリーもあればクンビア、ノルテーニョ、サルサ、メレンゲ、レゲトンもあり。

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しかし、日記を書こうとして思い出そうとするのだが、ぜんぜん細かい事が思い出せない。このお客、ネルソン君が引っ張ってきた、ラテン美女2名とバカ話の連続だった事、フロアでドン・オマールとヒルベルト・サンタ・ロサとシャキーラがかかった事、クラブにあったピアノでネルソンとENYAの曲を弾いたことなど、断片的に記憶あり・・・。

気が付いたらいつの間にか宿の入り口に立っていて、そこまで送ってくれた彼の車に手を振っていた。あの美女が助手席にいるぞ。ああ、いい一日だった。酔っ払ったよ。もう2時かあ・・・。寝るか。ふわー。

ん?まてよ・・・・。明日はエルサルバドルへ移動だった。朝7時の便。おい、逆算すると4時起きだぁ・・・・・・。厳しい旅は続く。
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# by mofongo | 2006-03-08 22:40 | Viaje/漫遊記
2006年 03月 02日
旅日記:マイアミ(3)・カジェオチョ②
バスがきたので、へんなおじさんに別れを告げ20丁目へ向かう。目指すは"Hoy Como Ayer"というライブやってるスポット。

非常にノスタルジックな名前の店。ここは昔”カフェ・ノスタルヒア”って名前だった。

◆◆◆


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カジェ・オチョはVersallesの話しで書いた通り、亡命キューバンが発展させてきた町。もちろん通り自体はキューバ革命時代よりずっと前からあり、キューバンを含め中南米移民の色濃い所ではあったみたいだけど、'60年代から革命で故郷を出ざるを得なかったキューバ人のコミュニティーが中心になる。



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でも亡命キューバン・コミュニティーって言っても多様で極右から穏健派、普通の人まで色々なのはどんなグループでも同じ。別に過激な人たちが固まって住んでる訳もない。キューバンだけでなく、プエルトリコ飯屋もあるし、エルサルバドルのププーサですら食べられる。

とは言え、一般に亡命キューバンは革命に追われて来たり、カストロ政権の何かに(政治体制か経済状態か)不満・不都合があり国を出てきた訳で、どちらをとるか、と聞かれればどちらかに色分けされてしまうのかもしれない。

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でもそんな状況だとしても、きっと音楽なら色分けを越える力があると思う。もちろん、シルビオ・ロドリゲスが「コンパニエロ」とプラヤ・ヒロンの事を歌うのを亡命キューバン右派が心地よく聴くわきゃない。でも革命前のキューバ音楽の伝統、例えばルンバでもワワンコーでもソンでもいいし、レクオーナでもベニー・モレでも、素晴らしい音には色分けなんかないわけで。

このHoy Como Ayerはベニー・モレの写真が飾られている。ノスタルジックな意味もあると思うけど、ベニー・モレなら色分けを軽々超えるような歌の力がある気がする。

◆◆◆


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ちょっと早いけど入る。毎週週末11時頃からはマレーナ・ブルケのバンドが入るのだけどまだあんまり客はいない。まずはモヒートを注文してまったりと。






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しばらくすると前座というか最初のパフォーマンスが始まる。CRISTINA REBULL。バラーダというかボレロというかボヘミアというか、といって”Como Ayer“な、ありきたりな歌ではなくちょっととがったところのある個性的な歌。声も良くてちょっと聞きほれてしまった。

キューバではISAで学び、俳優でもあるんだって。まだCDとかは出してないけど注目。

◆◆◆


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11時近くになると客が入ってくる。葉巻の香りもしてなかなか良い感じ。
そしてマレーナ・ブルケ。言うまでもなく、あの4年前に亡くなってしまったエレーナ・ブルケの娘さん。

うわ!こりゃクーバの香りだよ、あたりまえだけど。ベーシックなリズム隊に管が入った編成。
しかし、お約束なのかベニー・モレの曲も挟み、小気味よいソンもグイグイ来るグァラチャもあの「キューバ」の香りですばらしい。あー、やっぱりキューバの歌は「ソン」なのだよ。あのフィーリングはすべて「ソン」につながっている、とか思う。マレーナの声がまたまた素晴らしい。

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お客も当然踊りだす。気持ちいい。コンガの音質がとても音楽にあう。いや、リズムのノリがばっちりだから音がはっきり聞こえるのか。

隣あわせになったおじさんが、話しをしてくれた。マイアミの北のほうに住んでるんだけど時々ここへ来るんだと。キューバ人。年からするとキューバ生まれの亡命キューバンだったとしてもおかしくない。(でも、聞けなかった)。おじさんが何杯かおごってくれたのでついつい飲んでしまった。

だんだん酔っ払って頭が白くなっていったけど、ボケッとした頭で、Hoy como Ayerって店名はキューバ革命前を懐かしむ、ノスタルジックなものとは別物じゃないかと思った。色分けなしにキューバが一つになって昔のように皆一つに集まりたいって気持ちから来てるんじゃないかと思った。

しかし、複雑な事を考えるには既に遅い。もちろんこの時間、サウス・ビーチまでどうやって帰ろうか、という問題があったことなど思い出しもしなかった・・・。
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# by mofongo | 2006-03-02 14:24 | Viaje/漫遊記
2006年 03月 01日
ボンバ
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バルバドスのホテルでケーブルTVをつけてチャンネルを選んでたらいきなりコンガのマンガが画面に大写しになった。しかもリズムはボンバだぞ!?な、なんだ?このマンガは。あわてて、画面をカメラに収めつつ見る。

チャンネル表示はEducation Channel、つまり子供向け教育チャンネルだ。"PBS KIDS"(Public Broadcasting System)の表示も出るのでアメリカの子供一般向けの番組だ。

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この番組、どうもアメリカのいろんな所の子供たちから「ぼくはこんなことやってます」と届いた手紙をもとに取材するというような番組。多様なアメリカを自然と子供たちが学ぶということだろう。



◆◆◆

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さて、キャスターのうさぎ君の所に届いた手紙はコネチカット州、ハートフォードのエミリーちゃんから。コネチカットってニューヨークの北側の州。プエルトリコ系も多く住む場所。





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エミリーちゃんは小学生、体操も大好きな女の子。そして今熱中しているのが、ボンバのダンス。







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しっかりとボンバの白一色の衣装を作ってもらい、練習に励んでいます。というのも近々発表会があるからです。

さて今日はその発表会の当日。さあがんばって、エミリー。


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ドッツドンドドン、ドッツドンドドン・・ボンバのリズム・パターンの一つ、シカ(Sica)のビートに合わせ、颯爽と登場するボンバ・チーム。会場は先生のお宅のリビング。




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わー、エミリーちゃん、やるなあ!ボンバ独特のフレアのたっぷりついたスカートを大きくはためかせる。独特の足さばきのステップも見事!






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かっこよすぎだよ、エミリー。リズムの取り方、最高!それになんたってこんなに楽しそうな表情、見ててうれしくなっちゃうね。






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ボリクアな親御さんたちも大喜び。大満足。








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やったね、エミリー!








◆◆◆


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さて、ここから先の番組の解説が素晴らしい。
「みんな今回はじめてボンバっていう音楽と踊りに出会った人も多いだろうね。ボンバってプエルトリコの音楽なんだよ。





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「そして、ボンバはみんなも知っているサルサっていう音楽のルーツのひとつなんだ。サルサはプエルトリコの音楽がなかったら生まれなかったんだよ





◆◆◆


この認識、当たり前のこととは言え、サルサ=キューバなどと勘違いしている人口の多い国となんと違うことか。一方でアメリカの子供たちは、サルサとボンバのみならず、サルサとプエルトリコの関係まで学んでいってしまうのですね。このギャップ・・・。

◆◆◆

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さて、ボンバのダンスが上手なエミリーちゃんは当然サルサも上手です。エミリーちゃん、踊ってみてくれる?






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ちょっとはにかむ友達を相手に、ストリートでサルサを踊るエミリーちゃん。かっこいい!!






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さあ、みんな、エミリーちゃんからサルサやボンバやプエルトリコの事を色々学んだね。もし、もっといろいろ知りたければ先生に聞いたり、図書館にいけばもっと楽しいことがわかってくるよ!では、次回はどこの友達からの手紙か、楽しみにしてね!バイバイ。





◆◆◆


しかし、こんな番組がケーブルで流れるって、やっぱりアメリカって懐が深い。日本でもラテンが音楽の授業に入ってきてるとか聞いたけど、こういう基本をしっかりやってくれれば10年後はすごいかも。
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# by mofongo | 2006-03-01 11:42 | Musica
2006年 02月 20日
旅日記:マイアミ(2) カジェ・オチョ
なんだか日が落ちてきた。夕飯を食いに行く。

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近くのバス停からS線でとりあえずOMNIまで行く。
マイアミはダウンタウンを中心にMETROMOVERっていう自動運転の無料モノレールが走っている。
若干夕日の照り返しのあるビルの間をくねくね縫って行き、なんか未来マンガみたいで好きなのだ。

途中で乗り換えてEIGHTH STREET駅へ。8番通り、つまりカジェ・オチョ(Calle 8)だ。泣く子もだまる亡命キューバン・コミュニティーの代表として名高い、別名「リトル・ハバナ」

と、言っても駅はBRICKELL公園の近くなのでまだ遠い。8番のウインチェスター行きのバスに乗る。地元ラティーノばかりで、とても心地よい。
今日はカジェ・オチョ定番のキューバン・レストラン、"VERSAILLES CUBAN CAFE"へ行くのだ。

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どうしてここにしたかと言うと、昔、今福龍太さん(今は東京外大の先生)が紹介した亡命キューバ詩人、グスタボ・ペレス・フィルマ「バイリンガル・ブルース」という作品に出てきたからだ。今まで外から見るだけで入ったことがなかったし。

そして、このレストラン、一説によるとキューバ革命時にマイアミに逃げてきた亡命キューバン(今はもう高年齢化)の憩いの場であるという。もともと味に定評のある店だから週末の夜はきっとホワイト・キューバンの渋いじいさん、ばあさまが家族できてるんじゃないかと期待。

◆◆◆


やっぱ込んでるよ。ちょっと待って席に案内される。ねらい通りじいさん、ばあさんが多い。娘や孫をつれているグループも。ま、キューバ料理のファミレスだ。

注文はキューバ定食。(クレオール定食というのもあった。)
モヒートを頼んで料理を待つ。

◆◆◆


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どーん。
非常にオーソドックスな組み合わせ。白飯、フリホーレス・ネグロス(黒豆のスープ)、タマル・デ・マイス(とうもろこしのタマル)、ユカ・コン・モホ(ガーリック味のユカ芋)、プラタノ・マドゥーロ(甘いプラタノ・ソテー)、マサ・デ・プエルコ(ロースト・ポーク)、ピカディージョ(牛ひき肉)、クロケタ・デ・ハモン(ハム・コロッケ)

いや、かなりの量だ。味も絶妙!幸福充満。


あー、食った食った。
コーヒーを頼んで周りのじいちゃん、ばあちゃんや家族連れの顔をながめて、ぼーっと考える。

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日本でキューバの話っていうと、とにかく島の話がメイン。貧しくても素晴らしい音楽、とか。もちろんそれはOKで、自分もそんなキューバの体験がある。

一方で亡命したキューバンの話は、「横暴なアメリカにいじめられるキューバを一緒になっていじめてる」くらいのイメージしか持たれてない気がする。いや、日本じゃ話にも出ないって感じだよなあ。なんでかなあ。

プエルトリコなら島の話と同時にアメリカに渡った人たちの話は必須で、ニューヨークで暮らす”ニューヨリカン”の事は音楽であれ文学であれはずす訳にはいかないし、興味ももつ。ドミニカの場合だって、ニューヨーク、ワシントン・ハイツのいわゆる”ドミニカン・ヨーク”の話は必ず出てくるのに、キューバは島至上主義って感じか?

このカジェ・オチョでじいちゃん、ばあちゃんの顔見てると、NYのエル・バリオの食堂でじいちゃん、ばあちゃんの顔見てるのと同じ思いが湧き出る。

時が流れる事、光と影の同居するのが当然なこの世の事、望郷の事・・・、あたりまえの事ばかりだけど、どこにも無批判なパラダイスなんかなくて、同時にそれでも、それを飲み込んだ上にパラダイスはあるって感覚。旅につきものの平凡なセンチミエントだけどね。

そうだ、今晩はあそこに行くことしよう、と決めて店を出た。

◆◆◆


あまりに腹がいっぱいなので、移動する前にバス停の椅子に座ってまったりする。

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横をみるとおっさんが座ってる。

おっさん「バス、待ってんのか?」
モ「はあ、来ますかね」
お「?日本人?」
モ「はい」
お「ほら、なんつったっけ、オルケスタ」
モ「(お、定番のネタ振り、出たぞ。デラルスは偉大だ)デ・ラ・ルスですか?」
お「そうそう、ほらあの歌い手、なんつったけ?」
モ「ノラです」
お「それそれ。でも、解散したとか聞いたけど残念やのう」
モ「いえいえ、ついに復活しました」
も「ホント?!そらよかったねえ」

てな会話してる内にバスが来た。数ブロックだけど乗って行こか。

(続く)
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# by mofongo | 2006-02-20 18:00 | Viaje/漫遊記
2006年 02月 19日
旅日記:マイアミ(1)
シカゴ乗り継ぎでマイアミへ。シカゴは零下10度、空港の外でタバコ一服したらさすがに寒い。

一方マイアミに着いたら外は26度の陽気。週末の便は観光客で満席だったけど、フロリダを目指す気持ちはよくわかる。

宿はサウスビーチ。空港近くのホテルが全然取れなかったのだ。タクシーをつかまえる。ドライバーは若い美女。気さくに話し掛けてくれる。ん、ちょっとなまりがあるな、どこの出身だ?

「マイアミは観光で?」
「仕事なんですよ。」
「ボートショウ?」


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そうか、だからホテル一杯だったわけね。マイアミ最大のクルーザーやヨットの展示会。全世界から人と船が集まる。そんな仕事もいいなあ。

助手席にCDが。男女のデュオ。誰だ?

「よかったら、そのCDかけてくれませんか?」
「?あなたセウ・ジョルジュ好きなの?」

あ、ブラジル人かあ。

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アナ・カロリーナとセウ・ジョルジのライブ盤。ぜーんぜん知らなかったけど、ブラジルで大ヒットなんだって。二人とも声がすごくよくて力強くてシンプル。"E ISSO AI"って曲が気に入った。

さっそくどこかで捕獲しよう。VANESSA DA MATAっていうのもいいよって教えてもらった。

それから音楽の話やサッカー(ジーコ)の話で盛り上がり、宿に到着。今回は良い旅になるのか?

◆◆◆

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ホテルは一つ星クラスだけど快適。コーヒー買ってきて部屋にこもる。仕事の仕込みと資料読み。

ラジオは地元のラテン局に合わせる。






・・・いかん全然集中できん。選曲良すぎ

ああ、こんな事で飯の時間までにどのくらい進むのか?

なんという試練だ。(ラジオ消せよ)

(続く)
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# by mofongo | 2006-02-19 13:01 | Viaje/漫遊記
2006年 02月 12日
2月後半から後に島に行くサルサ・ファンの人へ
2月後半から後に島に行くサルサ・ファンの人、ぜひチェケア!色々楽しめます。

2/25(日)
『野外コンサート"FIESTA WINSTON"』
場所:la Hacienda El Josco 
出演: マイケル・スチュアート、グアラチャンド、エン・クラーベ(N'Klave)

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3/3(金) 
『サルサ・クラブ:"La union ILA" 』
場所:la avenida Kennedy 
出演:コンフント・クラシコ、ソン・デ・マドレ、ソノーラ・ポンセーニャ、ルイシート・カリオン


3/10-12(金-日)
『Festival del platano』
場所:Dorado 
出演:エル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコ、オルケスタ・ドン・ペリニオンなどなど

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3/19(日) 
『サルサ国民の日"Dia Nacional de la Salsa" 』
場所:Roberto Clemente Walker, Carolina
出演:エン・クラーベ、ビクトル・マヌエル、エディー・パルミエリ、レブロン・ブラザース、ヒルベルト・サンタロサ


4/1(土):
場所:カロリーナ・サーキット(la pista de carros de Carolina)
出演:ティト・ニエベス、ビクトル・マヌエル、マノロ・レスカノ、ホセ・アルベルト"エル・カナリオ"

◆◆◆


個人的には3/3(金)のコンフント・クラシコです。ラモン・ロドリゲスを見たい!

そして3/19(日)の恒例サルサ国民の日。今年はレブロン・ブラザースへのオマージュ。Pablo, José, Ángel, Carlos y Frankyが勢ぞろい。

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そしてヒルベルト・サンタ・・ロサがティト・ロドリゲスへのオマージュ。ルイス・ガルシアが音楽監督。も一つ、エディー・パルミエリのオルケスタをバックにビクトル・マヌエルが「チャーリー・パルミエリに捧げる」企画。

しかし3月かあ、行けるかなあ・・・。
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# by mofongo | 2006-02-12 23:53 | Musica/SALSA