2010年 09月 14日
Nos vemos, Aris!
9/11(土)のアリスの歓送パーティー、無事終了しました。

イベント告知にも書いたけど、ARIS(Aris Uren~a)はドミニカ生まれ、NY育ちのドミニカ人。米軍のフライト・エンジニアとして来日以来、90年代のサルサ・シーンを現場で作ってきた。


このアリスのパーティに来ていた若いサルサ・ファンにアリスの功績の話をしながら、ああそうだ、こういう話は少しでも書いとかなくちゃ、と思ったので思い出してみました。(←最近メモリー損傷激しく、記憶違い多いかも)(←昔から損傷激しいのが原因だ)(←間違いを見つけたら指摘お願いします。お礼にビールおごります)


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サルサという音楽が本格的に日本に入ってきたのはアメリカで「サルサ」という名前が定着してからで70年代に入ってからだっただろう。

そして76年のファニア・オール・スターズの来日。

デルソルのデビューが79年。





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ここからアリスの来日までに10年あるが、河村要助さん を始めとする色々な人がサルサという音楽の素晴らしさを広めていった。河村さんの名著『サルサ天国』は83年。(この流れの話はいつかまとめて書きたいなあ)







◆で、80年代終わりから90年初ってどんな様子だったか?すごくはしょって言うと:


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ラテン・アメリカではサルサはプエルトリコ中心の時代。(つーかよく考えればいつも中心かも)で、サルサ・ロマンチカ。








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そしてウィルフリードとかラス・チカス・デル・カンとかのドミニカのメレンゲが元気な時代。そして87年にファニアのプロモーターの一人だったラルフ・メルカドがRMMを設立。

日本では84年結成のオルケスタ・デ・ラ・ルスが90年にBMGからデビュー。





そんな中、世の中は日本ではバブル真っ盛り。一方で90年に湾岸戦争が勃発していた。
この2つは90年代の日本でのサルサの広がりに大きく影響している。

湾岸戦争によって、沖縄県以外の日本で最大のアメリカ空軍基地であり、アメリカと中東の間のハブである横田基地(東京都)は配備増強。なにせ在日米軍司令部及び第5空軍司令部が置かれているのだ。そのちょい前にフライト・エンジニアであるアリスも日本にやってきた。そして、沢山の米兵の中にはプエルトリカンと北米のドミニカンやラティーノたちも一杯いた。

一方、バブルに沸いていた好況のジャパンには世界から沢山の人が働きにやってきた。
日系の人の多いブラジル、ペルーなどやコロンビアやイランなどなど。



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つまり当時の東京近辺には今よりずっと身近にラティーノがいた。そして、異国での慣れない生活でたまったストレスを発散する楽しみをカバーしたのが東京のいくつかの場所のバーやレストランでのパーティーだった。カニャンドンガ、サルサ・コローナ・・・。

そんな空気が充満する中、アリスは92年、レストラン&バー"マニラ・マニラ"で週末のラテン・パーティーを開く。その名前は"Salsa Sudada"。それは現地直輸入の新鮮な音楽を彼一流の現場的セレクションでかけて踊って飲んで楽しむもの。(Manila ManilaのロゴはSalserinさん提供)


そのころの日本のサルサはまだ「聴く音楽」。踊る人は少なかった。それがラティーノが踊って楽しんでいるのを見て、そして最新のサルサやメレンゲを聴いて、ガーンとやられたり、おもしれー、楽しいわと捕まった日本人が沢山いたのだった。


そして翌93年六本木・一口坂(芋洗坂)に『サルサ・スダーダ』をオープン。のちに一段と大きくなった現在のベルファーレ横の場所に移り、以来スダーダを通してサルサを聴き、踊って夜遊びする事を楽しんだ人は本当に一杯いる。

アリスはそんな中、常に現場にいてそんな動きをサポートし続けてくれていたのだ。それは彼の優しい性格と相まってサルサのファンを、ラテンのファンを支えてくれたのだと思う。


◆◆◆
さて、フェアウエルの当日は、アリスに世話になった人たちが22:00スタートという時間にも拘わらず、たくさん集まった。
アリスと縁のあった人は幅広いなあ。Panland Steel Orquestraの人たちとも知り合いになってSilver Starとかの話で盛り上がってしまった。


途中で岩村健次郎さんがMCとなってアリスを改めて祝福。
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DJをつとめるPapa-Qさん、El Caminante岡本郁生さん、Yuquiさん などが次々と思いを語り、オルケスタ・デ・ラ・ルスのNORAさんは感謝の言葉を彫りこんだ置物を手渡してました。








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DJはPapa-Qさん、El Caminante岡本郁生さん、Yuquiさん、Oyamaさん、Salserinさん、Tibronさん などなどが担当。アリスも少し回したり。

12時回って帰る人もいたけど、結局オールナイトで残った人もかなりいた。池袋のイベント終了後はるばる駆けつけた親爺たちなど、強力な酔っ払い友人軍団は始発運行まで元気にアリスと楽しんだのでした。

(自分は始発あたりで帰ったが、それから朝ラーメン食って帰った組もいたらしい・・・)

また会おう、アリス!
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# by mofongo | 2010-09-14 13:43 | Musica/SALSA
2010年 09月 10日
9/11 ARIS back to NEW YORK@六本木
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アリス・ウレーニャ
(ARIS UREN~A)って名前を知ってるでしょうか?通称アリス

90年代以降の日本のサルサ・シーンにとても重要な役割を果たしてきた人なのです。

「役割を果たした」なんていうと堅苦しいね。六本木のサルサ場で遊んだ人なら、名前は知らなくともこの人の顔は見たことがあるはず。

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アリスはドミニカ生まれNY育ちのドミニカ人。米軍のフライト・エンジニアとして日本勤務となり、1992年、伝説のバー"マニラ・マニラ"でサルサ・メレンゲをガンガンかけて踊り、飲んで楽しむパーティーをスタートした。そして93年"サルサ・スダーダ"をオープン。

この時に、東京の多くのサルサを好きなミュージシャン、ファン、ダンサーは初めて「現地感覚直輸入のサルサの音」によるDJに出会った、と言えるのではないだろうか。

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20年に渡って日本のシーンを踊らせてきたアリスが、ニューヨークに帰ってしまうという。

ということで、今週の9/11の土曜日のWorldstar Cafeで盛大にパーティーです。


「ARIS back to NEW YORK」
9/11(土) 22:00-05:00@WORLDSTAR CAFE 六本木
http://www.worldstarcafe.com/
¥2500(w/1ドリンク)
DJs:Aris, El Caminante OKAMOTO, PAPA-Q, Yuqui + MORE
MC:Kenjiro Iwamura

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さあ!みんなでアリスを盛大に送りだしましょう!!!
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# by mofongo | 2010-09-10 00:48
2010年 08月 30日
9/12(日)ロス・ボラチョス Live in Fujisawa
T-Rod氏のプロデュースする、ロス・ボラチョスの@藤沢 Interplayでのライブ、ひっさしぶりですね。

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ロス・ボラチョスは、知らない人以外知ってると思いますが、プエルトリカン以上にプエルトリコ・サルサを愛してやまない、憎めないオヤジたちのオルケスタ。

もう25周年ってことで、プエルトリコ化激しい人も多い。







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前に島でウイリー・ロサリオに彼らのDVDをあげた時、近くのレコード屋でさっそく視聴。「こいつらは皆日本人なのか?」と驚いていました。(少なくともロシア人ではない、と答えておきましたが)

新メンバーも加入して相変わらず島のサボール爆発してますから今回も楽しめそう。

前回のライブは満員のサウナ状態だったんで、今回は70名様に限定だとか。前売購入/予約者優先らしいです。

以下詳細

◆◆◆

Los Borrachos Live in Fujisawa-湘南快音舞踏会 Vol. 7
会場:藤沢Interplay (JR藤沢駅南口より 徒歩5分) 
0466-24-4450
http://www.h4.dion.ne.jp/~interp
(Map&終電案内:http://www.h4.dion.ne.jp/~interp/map.htm

日時:9/12(日) Open:18:00
1st 18:45  2nd 20:15
チャージ:2500円(1D付) 



で、今回はこのイベントにDJをやるはめに。

つったってBPM合わせてエフェクターやフェーダー駆使なんて華麗な事は出来ない(Salsaでそっちに行く人は少ないけど)ので、プエルトリコでのワタクシの自宅があったグアイナボ市の地元の親爺や若者が週末に集うバー、"Caborojen~o"(カボロヘーニョ)スタイルで行くことにします。
(↑これって酔っぱらいDJの親爺が勝手なもんをかけるだけじゃ・・)


Back to Schoolで仲間が戻ってきた9月の週末、近くのUPR(プエルトリコ大学)やInteramericana大学のサルサ好きの女子が「ねえ、今週末はカボロヘーニョにグラン・コンボが来るわよ。遊びに行かない?」とか、昼間の家族とのレジャーを終えた親爺が「あ、今週はグラン・コンボ来るんだったな。ちょっと仲間と遊びに集まるか」、てな親密で気楽に盛り上がる夜。


観光客も行くオールド・サンファンのピスタでも、NYのマンボなコパでも、マイアミのオーシャン・ドライブでも、カリのサルソテカでもない音と熱気と遊び。当夜は藤沢Interplayのお店の裏にコキが聞こえるかも。


前売りはT-Corporation
mail: info@t-corporation.jp
tel: 090-5107-0447

Mixiアカウントお持ちの方は"T-Rod"氏にメッセージでもOK。


宜しくお願いします。
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# by mofongo | 2010-08-30 01:08 | Musica/SALSA
2010年 07月 15日
8/1(日)午後 "フィエスタ・ボリクア"@六本木 August Beer Club
えー、音楽番組プロデューサーにして、音楽雑誌や本、CDライナーの執筆、イベント主宰、DJなどラテン音楽な世界では紹介するまでもない"EL CAMINANTE(エル・カミナンテ)"岡本郁生さん。


その岡本さんが"Siesta August - 8月のシエスタ"というトーク・イベントをされるのですが、その第一回目は"FIESTA BORICUA"ということで、プエルトリコに関係する音をかけまくって、話まくって、飲んで食べて、夏の午後を楽しもうという企画をやります。

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そんでもって、このMofongoがその話し相手(飲み相手か?)に呼んでもらうことになりました。



岡本さんよりのお知らせです。

*********
今度は「プエルトリコの集い!」のお知らせ

8月1日(日)15時スタート!(14時オープン)
「8月のシエスタ Vol.1~フィエスタ・ボリクア」@アウグスビアクラブ http://www.augustbeerclub.jp/
¥2000円(1ドリンク付き)

です。

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六本木(旧テレ朝通り)にあるメチャ旨いビールのお店「アウグスビアクラブ」にて、私(エル・カミナンテ岡本)と、プエルトリコ専門家のモフォンゴ伊藤さんがプエルトリコ音楽を、語り倒し・かけ倒します!

ぜひよろしくお願いします!!



岡本郁生
(マンボラマTokyo・幹事長)
*********


つーことでして、気持ちとしては:

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「クソ暑い日曜の午後にプエルトリコ好きが集まる、地元で言えば、裏庭/BATEY、パティオでの持ち寄りパーティー。

狂言回しのおしゃべりなホストが、好きな音楽をかけながら、これ好きなんだよ、つーのはさ・・・とか、この音はこっちと関係あってさ、ほらいいでしょ、みたいな話でつなぎ、くだらない話で笑って。

そのうちマラカス持ち出すやつとか、ボンゴ叩いたい、クアトロ弾いたり、歌ったり、ついにもレゲトン踊り出したいと盛り上がるころようやく夕涼みみたいになってきて・・・・」みたいなのがしたいんですが、どでしょ?


お店のAUGUST BEER CLUBはレストランだけで楽しめる無ろ過プレミアムビールブランドの「アウグスビール」のアンテナ・レストラン。

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ドイツを中心としたヨーロッパ原産の大麦麦芽とチェコのアロマホップ、福島県磐梯山系の天然水で育まれたビールはうまいですよ。ぐびぐび。


ベーシックな"Original"ももちろん良いし、褐色の"Maduro"、それからIPA(インディア・ペール・エール)も旨い。

あ、ビールがだめな人にはワインとか色々あるし、ノン・アルコールももちろんあります。



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つまみも、店内の窯で焼くピザはばっちりだし、チキンやカルパッチョなどなどメニュー豊富です。


ということで、おひまがある方は、リコ・グッズでももって是非いらして下さい!お待ちしております。



地図はこちら↓
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# by mofongo | 2010-07-15 02:37 | Musica
2010年 07月 15日
Salsa Swingoza with Jimmy Bosch@月見ル君想フ
Jimmy Boschが来るってTwitterで読んで、しばらくしたらSwingozaとやると聞いた。予約!

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Boschを初めてナマで聴いたのはプエルトリコ。ソロ・デビュー盤の『Soneando Tronbon』のプロモを兼ねたライブだった。

コンフント・リブレでのプレイも大好きだったけど、このソロ・デビュー盤での音圧にノックアウト。もちろんライブは大成功だった。

一番最近のナマは昨年のエディー・パルミエリ。インタビューした後、一杯やりながらの立ち話での「サルサのトロンボーン」へのこだわりの話はとても印象的だった。


◆◆◆

さて、夜8時のスタート時には立ち見がぎっしりのフロア。
Swingozaのメンバーは:大儀見元(conga, vo)、マニー・メンデス(vo)、岩村健二郎(vo)、中島徹(p)、沢田浩史(b)、加瀬田聡(bongo)、ファン・カルロス・ロペス(timb)、宮内岳太郎(tb)、中路英明(tb)、小坂武巳(tb)、堂本雅樹(b-tb)

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あー、サルサ―。一曲目からぶっ飛ばします。
二曲目はスイングの効いた楽しい曲「Amazona」

そして三曲目でジミー・ボッシュ登場!コンガからたたき出されるパターンはプレーナだ!

コルティーホの、そしてリブレの演るプレーナの定番、マヌエル・ヒメネスの名曲「エレーナ・エレーナ/Elena Elena」。ジミーを迎えるのにぴったり。





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大儀見さんが「マニー・オケンドを思い出して、このプレーナを捧げるんだ」「Que Viva Puerto Rico!」と歌い、ジミーがぶわーっとしたソロでいっぺんにフロアを鷲づかみにしバストロ入りトロンバンガががっつり支える。いやー、いいね。


四曲目、「El Son」これも好き、Libre!99年の『Ahora』。ジミーもトロンボーンの合間にコロで歌う。楽しそう。

中島さんのソロへ。これが余裕たっぷりで、リズムで遊びまくりかっこいいわ!

"もわー"みたいなモーニャあたりで加瀬田さんのボンゴ、そしてジミーはバック4本のモーニャと会話するようなソロ。楽しい。


五曲目「Cocinando」レイ・バレット!
トロンボーンのソロ回しになる。宮内さんは厚い音、中路さんは細かいジャズっぽいノリとフレーズ。小坂さんは力強いライン。

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ジミーの2回目のソロ、出だしの一小節は「コルタロン・ア・エレーナ/Cortaron a Elena」のメロを織り込んですぐにぶっといメロディーへとなだれ込む。

うーん、こういうのは日本人には出来ないよな「コルタロン・ア・エレーナ」もプレーナの定番曲の一つ。トロンボーンのバトルからベース・ソロ。

そしてこの曲お約束のボンゴ/コンガ/ティンバレスのソロ回し。加瀬田さんのボンゴかっこいいね。




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最後は「arin~an~ara/アリニャニャラ」。キューバンの定番。ミゲリート・バルデスの昔から、ジョー・クーバ、チェオ・フェリシアーノ・・・SHOまで続く。

パーカッションだけにしてのティンバレスとコンガのリズムの波が気持ちいい。

トロンボーン隊が入ってきて、ジミーのソロ。音色が好きだなあ。しゃべってるみたい。小声の柔らかい音から、コロを歌うような盛り上がりまで、フロアに話しかけてるように聞こえる。

今まで黙っていた(?)堂本さんのソロ。バストロ~!すごい楽しそう。ジミーがにこにこ。スライドを抜くかと思う低音攻撃。ああ、低音は良いなあ。

そしてアンサンブルへ。最後のボントロ隊咆哮とリズムのスパイラルの中、ジミーの柔らかい音が楽しそうに笑ってた。



いやー、タイトでしなやかで力強くてとてもいい音でした。
そしてジミー・ボッシュが入ったことで、柔らかさ/スアベな重量感と彼の中からしか出ないあふれる香りに満たされました。満足満足。
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# by mofongo | 2010-07-15 02:17 | Musica/SALSA
2010年 07月 08日
エクトル・ラボーとトミー・オリベンシアから捜索願
知りませんでした。5月から行方不明だそうです。
なにか情報をお持ちの方は+1 (787) 616-7184まで連絡お願いします。

◆◆◆

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プエルトリコに旅行されたサルサ好きな方は、空港までのBaldorioty de Castro通りに面したサルサ公園"Plaza de los Salseros"に鎮座する、サルサ界の偉人たちを見たことがあるかも。

コルティーホ、イスマエル・リベーラ、ペジン・ロドリゲス、エクトル・ラボー、トミー・オリベンシア、ティト・プエンテ、マルビン・サンティアゴの7体。

みんな故人だけれど、今年の4月にはサンファン市からロベルト・ロエナが表彰された時、現役のサルセーロとして初めて胸像が建てられることも決まったばかり。

しかし、そんな中、エクトル・ラボーとトミー・オリベンシアの胸像からかれらのメガネが盗まれるとは・・・。

◆◆◆

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ラボーの命日は1993年の6月29日。先週火曜が丁度亡くなって17年目(17回忌?)。

その週の日曜日、ペルーのカジャオでは、ラリー・ハーロウ、イスマエル・ミランダ、イスマエリート・リベラ、フニオール・ゴンサレス、カノ・エストレメラなど出演の"Los Bravos de la Salsa"コンサートはラボーに捧げられたトリビュート・コンサート。

一方、6月30日からのコロンビアでの第三回イベロアメリカ文化会議の音楽部会ではルチョ・ベルムーデス、カルロス・ガルデル、メルセデス・ソーサ、ベニー・モレーなどと並んでラボーがテーマになってたり。


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オリベンシアは亡くなってから4年。地元のラジオで相変わらず頻繁にかかり、今年9/19には、プエルトリコではトリビュートが予定されてる。








◆◆◆

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サルサの偉人たちと言っても歴史の中の人じゃなくて、「いつでもそこにいる」、未だになくてはならない愛されている曲を生んだ偉人たち。

また島に行ったら元気な顔を見に立ち寄りたいから、もとに戻ってるとよいのだけど。
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# by mofongo | 2010-07-08 18:07 | Musica/SALSA
2010年 06月 06日
ジョー・バターン / Joe Bataan@アサヒ・アートスクエア June 5,'10
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銀座線でダウンタウンの銀座から北へ。神田あたりを境にムードが変わる。NYの4・5・6番なら96丁目って感じ。とすると飾らぬ下町浅草は116から125丁目?駅を出た先には、ハーレム・リバーならぬ隅田川。

川を渡って開演チョイ前のアートスクエア前は当日売りを待つ列。横をすり抜けてホールへ。オール・スタンディングのフロアに入るとなにやらにーちゃん、ねーちゃんって風情多し。クラバーっつーのともちょっと違う。空気にエネルギーがたまっている。良い感じ。

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がっつりと不良なNYラテンがかかる中、まずビールで渇きを止めてフロア真ん中へ。タフで、でかくて、かっこいい!に―ちゃんたちの一群。あのアッパーのロゴは北の国のローライダーの男達。ビール片手にめちゃ熱い。

やばい、やばいよ」「もう、声でねー」「おれの気持ちわかってくれっか」「生バンドでジョーだぜ」あぁ、そうなんだよぁ(涙)。


ステージにメンバーが現れる。リズムが動き出しMCのチャーリー宮毛がイントロダクション。
にいちゃんたちの興奮高まる。「あー、おしっこもれそう」「やべー、うそだろー」
周りを見るとみんな同じ目でステージを見つめてる。あ、自分もか。


来た!ジョー・バターン

赤のジャケットをスポットが照らす。フロアから強力な圧力の歓声。ついに来たぞぅ。

「Good Everning, Tokio!」
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◆◆◆
あとはひたすらジョーの世界に浸るのみ。

3曲目「My Cloud」の出だし "Thank you Lord for cloud you made me・・・"で一挙にソウルの甘い世界へとパンチを喰らい、「When Sunny Gets Blue」"でスイングに感電。

The Prayer」でロー・ライダー組、ひらすら泣き。こちらも泣き。彼ら、つれあいとしっぽり。

Subway Joe」はフロア爆発!

Puerto Rico Me Llama」はピーター・"チャッキー"・キンテーロが歌を受け持ち、バターンとイヴォンヌがコロ。マサ・池田のトロンボーンが吠える。さすが、80年代ジョーと共演したツワモノ。パンチがベビー。

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メンバーは:
ピーター・"チャッキー"・キンテーロ/Peter "Chuckie" Quintero Jr.(timb)
イヴォンヌ・ニトジャノ/Yvonne Nitollano(coro)
マサ池田(tb)
ウィリー・ナガサキ(conga)
田中哲也(tp)
塩川光二(t.sax)
佐藤誠(g)
あびる竜太(p)
北原実(b)
ジーン重村(ds)

・・・・

曲目はうろ覚えだけどこんな感じだった気が。

1. LATIN STRUT
2. GOOD OLE DAYS
3. MY CLOUD(from Singin' Some Soul")
4. WHEN SUNNY GETS BLUE
5. ORDINARY GUY (AFROFILIPINO)
6. I WISH YOU LOVE (Part 2)
7. THE PRAYER
8. SUBWAY JOE
9. RAP-O CLAP-O
10. PUERTO RICO ME LLAMA
11. CHICANA LADY(SPECIAL GIRL)
アンコール: LATIN STRUTで登場
12.GYPSY WOMAN

◆◆◆

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ジョーの浮遊感のあるスモーキーな声は健在だった。いや、艶を増していたのが驚き。
68の親爺なんだよなぁ。ああでなくちゃ。不良性の色気とイナセなかっこよさ。
それはやっぱ"Ordinary Guy"なんだと思う。


レギュラー・メンバーでない為の小アクシデントもあったけど、ジョーが観客の反応を見ながらバンドをコントロールしてゆく様は、単に「プロの仕事」とまとめるより、コミュニケーションしてなんぼという場数とジョーのDNA。即興の歌詞でNYと東京、リズムとダンス、感謝と語りかけを織り込んでゆき歌で会話をする。曲順もその場で指示してた。


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あと、自分にとって楽しかったのは、ジョーがいじるリズム。同じ曲の中でサルサなクラーベ、ソウルなオフ・ビート、ブガルーな8つ打ちとクラップを変化させていくのに、フロアが何の違和感もなく手拍子や"ゆれ"で反応していった事。

多分フロアにはサルサ的ラテン、ソウル的ラテン/ラテン的ソウル、チカーノ的ラテン、'80ラテン・ディスコ、ダンス・ジャズ/クラブ・ジャズ、レア・グルーブ・・・といろんなバック・グラウンドのファンが来てたと思う(ラベルの貼り方は適当)。

ジョーの音が色々な物を含みつつ、彼にしかない個性で出来上がっている点に強いレスペクトがあるから、垣根など関係なくあるがままにリズムを飛び越えていくのだろう。

◆◆◆

フロアにはサルサを愛すると共に、いろんな音楽の話をフラットに出来る友人たちがたくさん来ていた。終わってからも冷めやらぬ気分を鎮めるもう一杯とステップと会話と笑い。


至福の一夜。
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# by mofongo | 2010-06-06 23:59 | Musica
2010年 06月 01日
今年のプエルトリコ・サルサ・コングレス
今年もイスラ・ベルデのエル・サンファン・ホテル&カジノが会場。7/24から7/31の1週間です。

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もう14回目になりますね。初回のコングレスが懐かしいです。たしかカリベ・ヒルトンだったなあ。

日本からは山崎清美さんやmacomoさんが来られて、まだアニバル・バスケスも元気でマンボ・レジェンドでロベルト・ロエナとパフォーマンスを見せてくれて、アンジェル・オルティスも若かった!しかし、初回に演奏したグラン・コンボは今年もまだまだ元気で水曜日に登場。

気になるプログラムは「サルサ・ロマンティカ30年スペシャル・ライブ」と銘打って、12人の歌手が登場する木曜日!バックはサルサ・コングレス・オールスター・バンド。

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歌い手はホセ・アルベルト"エル・カナリオ"(Jose Alberto "El Canario")、ウイリー・ゴンサレス(Willie Gonzalez)、ペドロ・ブルル(Pedro Brull)、プリミ・クルース(Primi Cruz)、ウイッチー・カマーチョ (Wichie Camacho)、メル・マルティネス(Mel Martinez)・・・・あと6人ってだれだ?







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フランキーはムリとして、ラロやエディーなんて来るのか?エル・カナリオが出るなら、ドミンゴ・キニョネスだってトニー・ベガだって、ティト・ニエベスだっていいじゃん。でもそれじゃギャラが足りないなぁ。じゃビティとかか?








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あと、金曜の「若手の日」NG2とティンバレーロのサミー・ガルシアのオルケスタ"エル・サボール・デ・プエルトリコ"と、グランコンボやヒルベルトに曲を提供しているキューバン、ファン・ホセ・エルナンデスのサンファン・アバナ。この辺の元気の良い音は要チェック!






なんてことを確認しに、夏休みにプエルトリコ旅行はどうでしょうか。


【スケジュール】
7/24(土)前々夜祭ですね。
8:00 pm Salsa City ウイリー・オテロ(Wilito Otero)の率いるオルケスタ。 NYからジミー・ボッシュ(Jimmy Bosch)が参加の可能性あり (to be confirmed)
11:00 pm プリミ・クルース(Primi Cruz)率いるオルケスタ。

7/25(日)そして前夜祭。
8:00 pm ラフィー・サンタナ(Rafy Santana)率いるオルケスタ。ラフィーとなれば、当然内容はエクトル・ラボー・ナンバー。

7/26(月)さて朝10:00amからのワークショップがこの日から始まります。
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8:00 pm :エル・ソン・デ・サンファン(El Son de San Juan)
11:00 pm :ドン・ペリニオン率いるオルケスタ・ラ・プエルトリケーニャ (Don Perig??n and La Puertorrique?a)。歴史も長く、数々の歌手を擁して来た名門のサウンドを楽しみましょう。







7/27(火)パフォが始まります。
3:00 pm : パフォ(子供と青年の部 )
7:00 pm : パフォ(一般の部)
9:00 pm : オルケスタ・サルサボール(Salsabor)。フロントはホスエ・ロサド(Josu? Rosado)とルイシート・ベルガラ(Luisito Vergara)。二人ともウイリー・ロサリオのとこにいましたね。
そして2人ともパルミエリともやっている。どっちも好きだなあ。

Faniaがプッシュしているようです。


7/28(水)この日からダンス・マッチが始まります。
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1:00 pm : ダンス・マッチ/第一ラウンド
7:00 pm : パフォーマンス
9:00 pm : エル・グラン・コンボ・デ・プエルトリーコ!!(El Gran Combo de Puerto Rico)。見逃す、聴き逃す、踊り逃すわけには行かないですね。








7/29(木)
3:00 PM : ダンス・マッチ/第ニラウンド
7:00 pm : ダンス・マッチ/セミ・ファイナル
9:00 pm : 「サルサ・ロマンティカ30年スペシャル・ライブ」と銘打って、12人の歌手が登場!バックはサルサ・コングレス・アールスター・バンド。

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歌い手はホセ・アルベルト"エル・カナリオ"(Jose Alberto "El Canario")、ウイリー・ゴンサレス(Willie Gonzalez)、ペドロ・ブルル(Pedro Brull)、プリミ・クルース(Primi Cruz)、ウイッチー・カマーチョ (Wichie Camacho)、メル・マルティネス(Mel Martinez)など。



7/30(金)
3:00 pm : パフォーマンス
7:00 pm : パフォーマンス
9:00 pm : "The New Puerto Rican Salsa"と銘打ったライブ。 エネヘ・ドス(NG2)、エル・サボール・デ・プエルトリコ(El Sabor de Puerto Rico)、サンファン・アバナ(San Juan Habana)が登場。

エル・サボール・デ・プエルトリコはティンバレーロのサミー・ガルシアのオルケスタ。楽しみ。


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注目はサンファン・アバナか。キューバからサンファンにやってきたファン・ホセ・エルナンデスは、グランコンボの “Arroz con habichuela”や最新盤"Sin Salsa No Hay Paraiso"、NG2の“Ella se menea”、ヒルベルト “Conteo regresivo"など最近多くの曲を提供してる若手のコンポーザー兼歌手兼ベーシストでもあるし、是非聴いて見たい。今までアルバムも2枚出している。

デビュー盤ではイスマエル・ミランダやらジェリー・リバスやらルイス・ベルガラやら、サミー・ガルシア、ハビエル・オケンドとかがサポート。




7/30(土)
2:00 pm : ダンス・マッチ/青年の部(18才以下)決勝Salsa Open Finals YOUTH (18 years and under)
4:00 pm : ダンス・マッチ・ペア/決勝
6:00 pm : ダンス・マッチ・チーム/決勝
9:00 pm : 締めはオルケスタはホセ・アルベルト"エル・カナリオ"(Jose Alberto "El Canario")です。弾けそう。


ダンサー、インストラクター、チームの参加は:
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プエルトリコからはおなじみのステイシー・ロペス(Stacey Lopez)、ホルヘ・サンタナ(Jorge Santana)、ビビアン・アヤラ(Vivian Ayala)、パパ・タンボール(Danzarines de Papa Tambor)以下、Sabor Latino、Jhesus Aponte、Tito Ortos & Tamara Livolsi、Las Reinas del Mambo、Jayson Molina、Young Blood、Dicky Colon、T&T Dancers Coabey Dancers、Rompecabezas、Esencia Caribe?a、Jean Carlos Rosario、Essence、Unique Style、Razaとかなりな数。

海外からは、NYかはPalladium Mambo Legendaなどなど、あとニュージャージーやバンクーバー、イタリア、スペイン、アルゼンチン、ブラジル、マルティニーク、ベネズエラ、ルーマニ、パナマ、カナダなどなど。

オフィシャルDJはプエルトリコ、イタリア、アルゼンチンから

参加の料金は、「パス」で通しで見る・聴く・踊るのと、個別のプログラム毎払うのと2通り。

パスは①FULL PASS(ワークショップやパーティーと夜の部): $300.00 ②CERTIFICATION FULL PASS(①に5時間の特別レッスン) : $500.00 ③NIGHT PASS(夜の部のみ): $200.00

あとバラでレッスンやパフォ、競技見学、コンサート参加するなら各$10-$30くらい。



コングレスで踊り足りない人はオールド・サンファンに繰り出しましょう。例えばホテル・シェラトンの"Latin Roots Restaurant-Club"では7/21-7/23はこんなプログラム。

http://www.thelatinroots.com/

7/21(水)8:00 pm:CAMPEONATO NACIONAL PUERTO RICO? 1ra. Ronda Music: LR Orchestra Entrada Libre
7/22(木)8:00 pm CAMPEONATO NACIONAL PUERTO RICO ? 2da. Ronda Latin Roots Big Band (Palladium Memories)Entrada Libre
7/23(金)CAMPEONATO NACIONAL PUERTO RICO FINALES。ウイリー・ロサリオが出ます。


行かれる方、楽しんで来てください!
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# by mofongo | 2010-06-01 02:01 | Musica/SALSA
2010年 06月 01日
夏のフィエスタ・パトロナレス
あー、夏がなんとなく見えてくると、プエルトリコの夏のイベントが色々頭に浮かんできます。

学校はもう7月には休みに入ってるから、海岸では若者向けの週末イベントが目白押し。ウマカオ、アティージョ、マナティ、マヤグエス、ポンセ・・・。
ビーチ・バレーやらサーフィンやら、そしてライブです。レゲトン、サルサ、メレンゲ・・・・


FM局やら飲料会社やらの大スポンサーの付く大きなイベントの一方で、昔からの各々の町のお祭り、『フィエスタ・パトロナレス』も楽しまなきゃ。

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フィエスタ・パトロナレスは、その町その町の守護神のお祭りなので、その町によって期間が異なります。1年を通して行なわれるけど、7月であれば、こんな感じ。









7/9(金)-7/11(日)アロージョ(Arroyo)、シドラ(Cidra)、アティージョ(Hatillo)、モロビス(Morovis)

7/16(金)-7/18(日)ビエケス(Vieqes)、バルセロネータ(Barceloneta)、カターニョ (Catan~o), アドフンタス(Adjuntas)

7/23(金)-7/25(日)
アイボニート(Aibonito)、ファハルド (Fajardo)、グァニカ(Guanica)、 サンタ・イサベル(Santa Isabel)、サン・ヘルマン(San Germ?n)、そしてロイサ・アルデア!(Loiza Aldea)

フィエスタ・パトロナレースではないけど、夏の定番のお祭りもあるよ。

7/2-7/4 サン・セバスチャン (San Sebastian)のハンモック・フェスティバル (Festival de Hamaca)、そしてアイボニート(Aibonito)のフラワー・フェスティバル(Festival de las Flores)。ここはきっとヒバロが聴けるね。

しかし、どこもサン・ファン近郊じゃないから、遊びに行くには、レンタかなあ。住んでないとちょっと道が不案内かも。

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Fiestas Patronales De Carolina 2009 のTV CMをYouTubeで見る




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Yabucoaの超ローカルなフィエスタで歌うCano Estremera "Trucutu"をYouTubeで見る。

Canoのソネオが好きなんです。Trutucuに合わせ"U"で韻を踏んでいる。Pikachuまで取り入れるとは!

あー遊びに行きたいなあ。
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# by mofongo | 2010-06-01 01:42 | Musica
2010年 05月 26日
ロス・ボラチョス@江古田BUDDY 10.5.23
久しぶりのボラチョス

いまさらこのオルケスタをどうのこうの言うのも野暮ですが、今回はちょっとメンバー・チェンジありで、そのあたりは如何に、という楽しみ2割、残り8割はお約束の芸風を。日曜の夜、翌週からのお仕事の為にエナジーをもらいに。

江古田BUDDYの長期定番企画SALSAMANIAの今回の対バン、1番手はセシオン・マンボ(Session Mambo)
数年前から時々ライブ情報で名前は知るも今夜が初めて。

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コンガの有馬勲さんがリーダー。有馬さんはチャーリー宮毛&ラテンスインガーズやサイタミーゴスでのティンバレスをお見かけしたり。

今回はヴォーカルがゲストとのことなので普段はインストがメインのバンドなのですね、きっと。

メンバーは山田メイさん(p)(多分コンボ・クレアシオンでやってる方ではないだろうか)、増田桂子さん(A.Sax)、浅利未央子さん(tp)(お2人はラス・チカス・リンディシマス/Las Chicas Lindisimasで一度聴いてます)、森田耕太夫さん(tb)、宮川国夫さん(b)、佐竹尚史さん(ds)は初めて。そしてゲストに大門陽子さん(tb)、塚田直江さん(vo)、unknownさん (g)。

レイ・バレットからスタート、ティト・プエンテの"ランカンカン"などラテン側と"コールド・スエット"などソウル/ファンク側のチューンにバチャータなども交え、"西武警察のテーマ"とかのお楽しみもあり、なつかしー。

一曲目でラテン・ジャズ系かな?と思ったが、むしろ感覚的にスムーズなのはソウル/ファンク。ソロもジャズのもつ"ひねった性格(?)"は薄い。浅利さんのASはサンボーン的アーティキュレーションだし、森田さんのtbはフレッド・ウエスレイな強さ。管の部隊ははずさない上手さ安心して聞ける。ゲストの大門さん、いい感じ。

最後はNaoeさんのボーカルで"カチータ"で盛り上がって終了でした。

個人的好みで言うと、全体的にリズムがラテンっぽくなかった。ベースのトゥンバオとピアノのモントゥーノとドラムとのコンビーネーションは、コンガのラテンのグルーブ感に向かってのタッグに物足りない感あり。グループ名から期待した"ランカンカン"でのプエンテ的ドライブ感も。バチャータはナゾ。ラウリン・ロドリゲスでもアントニー・サントスでもJLGでもアベントウーラでもない系統。

だから、ソウル/ファンクとか初期シカゴとかもいいんじゃないかなあ、なんて思ったりして。

◆◆◆


そして2番手はロス・ボラチョス
今回は2名の新メンバーを加え、初めてのライブ。さて?!

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メンツはおなじみ(敬称略)、関川(vo)、原田ケンタ(vo)、藤巻、天神、辻(tp)、渡辺、山崎(tb)、太田(Bsax)、塚本(b)、岩渕(p)、飯山(conga)、オヤマ(tres)に、新メンバー、新井(timb)、宮房(bongo)の14名。 西澤御大(Clave)は欠席。オセ・ロドリゲス(vo)は転勤で一層遠いところへ言ってしまったらいし・・・。

最初からプエルトリコ旗をなびかせ、"~Puerto Rico Mi Amor~Puerto Rico♪"、"~Te Amo, Te Amo~♪"と続くお約束の定番のうちおや?っと思ったのは"La Boda de Ella”の時。

ボラチョスってなんだかゆるいスイングが魅力であり、時にもったりしたりだったけど、今回はピアノとコンガのコンビネーションが前に聴こえてきた(PAのバランスの問題じゃなくて)。それはスイング感。ジャズのじゃなく、島のサルセーロがよく"Mucho Swing"って言うあの感覚。NYのとは違う。それをピアノやコンガがひっぱってる。これはあんまり今までボラチョスでは聴いたことが無い。

そして"Decidete"。いつもよりテンポが速いだけでなく、重くなくスイングする。

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フロアがまたよかった。六本木で教えてらっしゃる、あの○○○さんやお友達が遊びに来てて、音に反応して楽しんで踊ってる。

自分のイベントのように気を使う事も、教えたり、ケアしたり、パフォも関係なく楽しみで踊ってるせいだろか、とてもリラックスして自然な、しかし技術もバンドの音に反応する耳もないとああは行かない、そんなかっこいいダンスを楽しんでた。

そんなフロア側のムードの反射もあったろうか、いつものリラックス but 時に流れるリズムから、けっこうタイトにスイングする音で、ついついアルコールも進んでしまったよ。

ボラチョスのようにメンバーの気心が知れたバンドは、あうんの呼吸で出てくる「お約束」の楽しみがあるけど、今夜聴いて、もっとこのオルケスタのもつ個性、つまり「プエルトリコ」のスイングを突きつめていく余地がいっぱいあるんじゃないかと思った。


「歌と踊りに奉仕するスイング」


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あっというまのラスト、そしてアンコールでは「もう一度最初からやれー」との声に、皆が同調して笑う。確かに短く感じたステージだった。

◆◆◆

終わってメンバーの親爺何名かと話すが、どうも新メンバーあり、ということはやはり影響している模様。新たな求心力やら気持ちやら練習やらが音に出てきてるんだろうか。だからバンドは面白い。

次回のボラチョスのステージは7月25日の午後(時間未定)、吉祥寺の旧伊勢丹跡地(?)の無料イベントだとか。新生ボラチョスの音に興味があるひとは是非どうぞ!
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# by mofongo | 2010-05-26 00:14 | Musica/SALSA